24時間走

コースを24時間走り続けその距離を競う

24時間走(24じかんそう)は、ウルトラマラソンの一種であり、コースを24時間走り続けその距離を競う[1]24時間マラソンと報道で説明されることもある。

24時間走
統括団体 国際ウルトラランナーズ協会
特徴
身体接触
男女混合
世界選手権 2001年 -(前身大会)
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多くの大会では1周1kmから数kmの比較的短いコースまたは陸上競技場トラックを周回して行われる。24時間走の競技者には「休まない」「止まらない」「眠らない」「動き続ける」「コースに居続ける」ことが前提で求められる[2]。トップ選手になると200km以上走り続けることが多く、世界大会の優勝者になると270kmを超えることもある。参加者は主催者の用意するエイドステーションで給水や補給物を得ることができるが、多くの大会では各自ハンドラー(協力者)を用意して補給を受けることも可能である。

世界最高峰の大会であるIAU24時間走世界選手権において、日本は男子で最も金メダルが多い国であり、各国上位3名の成績合計で争う国別順位でも日本男子は金メダルを最も多く獲得している。

6時間走、12時間走、48時間走などが併催される大会もある。また、一般参加の大会では、駅伝のように交代しながらチームとして24時間走破する形式で行われることもあり、日本では主にリレーマラソンという名が使用される[3]

主な大会 編集

世界大会 編集

国内大会 編集

脚注 編集

  1. ^ “24時間マラソン”で日本人が世界一 驚異の「267.566km」走破で英BBCも脚光THE ANSWER(2017年7月4日)2023年1月8日閲覧。
  2. ^ JAPAN TROPHY 24h 兼 第一回24時間走日本選手権JAPAN TROPHYシリーズ実行委員会、2023年1月8日閲覧。
  3. ^ ランナーズ24時間リレーマラソンin舞洲スポーツアイランドランナーズ24時間リレーマラソンin舞洲スポーツアイランド、2023年1月9日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集