42cmガンマ臼砲(42センチガンマきゅうほう、42 cm kurze Marinekanone L/16)とは第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて使用されたドイツ軍の重臼砲である。

42 cm Gamma Mörser
Side view of a Gamma-Gerät during WW I
種類 superheavy siege howitzer
原開発国 ドイツ
運用史
配備期間 1912-1945
配備先 ドイツの旗 ドイツ帝国
ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
関連戦争・紛争 第一次世界大戦, 第二次世界大戦
開発史
開発者 クルップ
開発期間 1909-1912
製造業者 クルップ
諸元
重量 14トン
銃身 6723mm  L/16

砲弾 separate-loading, case charge
口径 420mm
砲尾 interrupted-screw
反動 hydro-pneumatic
仰角 +43° to 75°
旋回角 46°
発射速度 1 round per 8 minutes
初速 420 m/s
最大射程 14200m
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第一次世界大戦で要塞を破壊する目的で作られた重臼砲の一つで、クルップ社の三番目であったことからガンマの名前を与えられた。基本的な構造は30.5cm Beta-Gerät.の拡大であった。

正確な生産数は不明だが10門が作られたと言われており、そのうちの1門がヴェルサイユ条約での武装解除で破壊されずに生き残り、第二次世界大戦では1940年のマジノ線セヴァストポリ包囲戦ワルシャワ蜂起で使用された。

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