50/50
『50/50』(フィフティー・フィフティー)は、中山美穂の10枚目のシングルである。1987年7月7日にキングレコードからリリースされた(EP: K07S-10201)(CDS:KIDS-95)
「50/50」 | ||||
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中山美穂 の シングル | ||||
初出アルバム『COLLECTION』 | ||||
B面 | 斜めな愛を許して | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
ジャンル | 歌謡曲・ポップス | |||
レーベル | キングレコード | |||
作詞 | 田口俊 | |||
作曲 |
小室哲哉 船山基紀(編曲) | |||
チャート最高順位 | ||||
中山美穂 シングル 年表 | ||||
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背景 編集
タイトル曲を作曲した小室哲哉は、アイドルから社会現象になりつつあった中山に向けて、「自分のメロディーをより多くの人に知ってもらうチャンスだ」と必死になって作った結果、自然とテンションが上がって「ちょっと攻撃的なメロディーになった」と振り返っている[3]。間奏を中心として、楽曲全体にカリブ海の音楽であるカリプソ調のサウンドを聴くことができる。
音楽ランキング番組『歌のトップテン』で初の首位を獲得し、翌週も首位を守り2週連続首位獲得となった。当時、首位の報せを聞いた中山は泣いてしまったという。
この曲に加え、1週間後に発売されたアルバム『ONE AND ONLY』[注 1]を引っ提げてのコンサートツアー ″ONE AND ONLY これっきゃない″ に向けて結成されたバックバンド ″Liberty Club″ には、DREAMS COME TRUE結成前の中村正人が ″チャチャ中村″ 名義でベーシストとして参加している。歌番組での歌唱時は基本的にバックバンドと一緒の出演であった為、独特のステップでベースを奏でる中村の姿が当時の映像で確認出来る。また、同じく当時無名だった吉田美和もコーラスとして参加している時があり、「歌謡びんびんハウス」や「ヤンヤン歌うスタジオ」でこの曲を歌唱した際にバックコーラスを務めている姿が確認出来る。
収録曲 編集
収録アルバム 編集
- 50/50
- COLLECTION
- Complete SINGLES BOX
- THE GRATEST HITS 小室哲哉・作品集S(オムニバスアルバム)
- 中山美穂 パーフェクト・ベスト
- 上坂すみれ presents 80年代アイドル歌謡決定盤 (オムニバスアルバム)
- 30th Anniversary THE PERFECT SINGLES BOX
- All Time Best
- 斜めな愛を許して
カバー 編集
- 小室哲哉 - アルバム『Hit Factory』(1992年)においてセルフカバー。歌詞は全く異なっている。
- 華原朋美 - CDデビュー前の1995年にフジテレビ系『TK MUSIC CLAMP』内で歌唱。華原が初めて買ったレコードがこの曲であった。
- カップリング曲「斜めな愛を許して」は、作詞・作曲の鮎川麻弥がライブでセルフカバーすることがある。
脚注 編集
注釈 編集
- ^ アルバム『ONE AND ONLY』に本作は未収録となった。