ansem(アンセム)は、Microsoft Windowsで動作するファイル共有ソフトである。P2Pの技術を利用している。また、隣接秘匿方式という匿名化技術を導入している。

ansem
開発元 Xibel
最新版
v3.0β8.1c version / 2007年12月10日
対応OS Windows
種別 Peer to Peer
ライセンス ?
公式サイト -
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概要 編集

開発・配布者は、Xibelという人物で、開発を宣言した掲示板のスレッドの名前から「Xibel (ザイベル)」と呼ばれている。

特徴 編集

ansem は、ファイルの共有に中央サーバーを必要としないピュアP2P方式で動作する。それ以前のいわゆる「P2Pファイル交換ソフト」では、各クライアントの情報をサーバーに集積する様式(ハイブリッドP2Pモデル)が主流であったため、サーバー非可動時には利用できないという問題を抱えていた。その意味でansemはシステム上の障害に対して非常に強く、一度稼働を始めたネットワークは止められないことが特徴である。 しかし、ユーザーの絶対数がたりないため、繋がりにくいのが現状である。

隣接秘匿方式 編集

隣接秘匿方式とは、キー拡散時に複数のノードを経ることによって、高い匿名化技術を実現している。