Bejean』(ビージーン)は、英知出版、後にジーオーティーが発行していたグラビアなどを主体とした男性向け情報誌。

概要 編集

1994年12月に英知出版の雑誌『Beppin』が有害図書指定を受け、廃刊になった。その後を受け、1995年2月に創刊された。『Beppin』と表紙デザインや内容は同様であった[1]

創刊当初は月2回(1日・15日)の刊行で、誌名は『Bejeans』(ビージーンズ)。後に誌名から「s」が抜け、月刊(22日発行)になった。

2006年に他の男性向け雑誌とともに英知出版からジーオーティーへ移管。2011年に定価790円から290円に大幅値下げを行った[2]

2014年8月22日発売の同年10月号(通巻251号)をもって休刊[3]

特徴 編集

レギュラーのグラビアページとしては、AV女優としてデビューする前やメディアに露出していない者などが、初めて裸を披露する「初写美人」のコーナーが有名であった。

白娘隊は、相内リカ、初音みのり花美ひな田中瞳などのAV女優、あるいは青島あきな花木衣世杉原杏璃などのグラビア中心のアイドルが主に出演していた。また、もう一つの連載企画「私立Bejean女学館」は、まだ売れる前の10代から20代前半の女性グラビアアイドルが登場していた。

本誌に登場した主なグラビアアイドル 編集

その他 編集

桃太郎映像出版からリリースされているアダルトDVD『Bejean』シリーズとは無関係。

脚注 編集

  1. ^ 安田理央は「誌名が変更したのも気づかないままに買っていた読者もいたのではないだろうか」と述べている。『日本エロ本全史』(太田出版、2019年)p202。)
  2. ^ 『日本エロ本全史』p203。
  3. ^ ※要認証※ジーオーティー - Magazine archived - Bejean 14年10月号 。同資料に「20年近く続いてきた」のキャプションがある

外部リンク 編集