Business Payments Solution Provider

Business Payment Solution Provider(BPSP)とは、カード支払いを受け付けていない売り手企業とカード支払いをしたい買い手企業をつなぐ、大手カードブランドであるVISAが提唱し始めたBtoB向け決済ソリューションのことである。

概要 編集

クレジットカード決済を受け付けていない外注先とクレジットカードで請求書の決済をしたい発注者との間に、BPSP事業者と呼ばれる仲介者を置くことで、クレジットカードでの決済を可能にする仕組みである。決済を行う発注者側は、実質最大60日間の支払い先延ばしが可能となる。[注釈 1] 日本国内では2022年3月より提供を開始した。[1] Visa以外もMastercardがBPAP(Business Payment Aggregator Program)、JCBがBBPS(BtoB Payment Service)という名称で、ほぼ同様のサービスを提供している。[2] 上記サービスの提供企業からは「請求書カード払いサービス」という言い回しで売り出されるケースも多い。[3][4]

サービス提供会社 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ クレジットカードの支払いサイトによる。

出典 編集

  1. ^ BPSPとは何か? 企業の請求書をカード払い 広がる法人キャッシュレス”. ITmedia NEWS. 2023年12月1日閲覧。 “海外では先行して提供されていたが、2022年3月に国内でも提供が始まった。”
  2. ^ BPSPとは何か? 企業の請求書をカード払い 広がる法人キャッシュレス”. ITmedia NEWS. 2023年12月1日閲覧。 “Visa以外もMastercardがBPAP(Business Payment Aggregator Program)、JCBがBBPS(BtoB Payment Service)という名称で、ほぼ同様のサービスを提供している。”
  3. ^ 請求書カード払いとは?メリット・デメリット、おすすめ6社を解説”. freeway-keiri.com. 2023年12月1日閲覧。
  4. ^ 創業手帳編集部 (2023年9月21日). “請求書カード払いで支払いを先延ばし!使ってみた感想や実質手数料を下げる方法、おすすめ業者を紹介”. 起業・創業・資金調達の創業手帳. 2023年12月1日閲覧。

関連項目 編集