ウェールズ神話、現地の言葉でいえばカムリ(Cymru)の神話のカテゴリ。

ウェールズには四つの代表的な古写本(カーマーゼンの黒本ルゼルフの白本ヘルゲストの赤本タリシエンの書英語版)、ほかアナイリンの書英語版があり、このなかでウェールズに関する古詩や散文作品はみな対象とする。

代表的な作品群はマビノギオンだが、神的なアランロドスェウ・スァウ・ゲフェスが登場する「マソヌウイの息子マース」な話も、「ウリエンの息子オウァインの物語、あるいは泉の貴婦人」のようなアーサー王伝説に属する話も該当するものとする。

ウェールズの三題詩(トライアド)に登場する人物、動物、場所、故事等も。

ジェフリー・オブ・モンマスが叙述したラテン語擬史『ブリテン列王史』や、そのウェールズ語版の『ブリート』に登場する伝説の王たち(ブルータスカッシウェラウヌス->これはマビノギオンやトライアドにも登場する人物)も対象。このように、先史では歴史と神話の区切りがあやふやなのはどの文化も同じ名なのでCategory:ウェールズの歴史も参照。

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