Cyrus IMAP server(サイラス・アイマップ・サーバまたはキュロス・アイマップ・サーバ)は、カーネギーメロン大学(CMU)で開発されたIMAPに準拠したオープンソース電子メールおよびネットニュースサーバ・プログラム群である。

Cyrus IMAP server
開発元 カーネギーメロン大学
最新版
3.8.2[1] ウィキデータを編集 / 15 3月 2024
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サポート状況 開発中
種別 メール転送エージェント
ライセンス GNU General Public License
公式サイト http://www.cyrusimap.org/
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もともとCMUの学内用メッセージングシステムとして開発された独自規格のAndrew Messaging System(AMS)をベースに、標準規格への対応・大規模システムでの運用を想定した実装を行うため、1994年にCyrus Projectとしてスタートした。現在[いつ?]ではIMAPIMAPSPOP3POP3SNNTPTLSなどに対応しており、外部データベースを利用した認証やアクセス制御リスト(ACL)、メールボックス記憶域のクォータ、クラスタ構成をサポートするなど大規模運用を意識した拡張を積極的に採り入れている。

また、SASL認証フレームワークの事実上の標準実装であり、同じCyrus Projectにより開発・保守されているCyrus SASLライブラリと親和性が高いのも特徴の一つである。

Mac OS X v10.5までのMac OS X Server で標準採用されていた(Mac OS X v10.6よりDovecotに変更された)。

脚注 編集

  1. ^ Release 3.8.2” (15 3月 2024). 22 3月 2024閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集