DIGICAM

パナソニックが発売していた民生用デジタルカムコーダのブランド

DIGICAM(デジカム)は、パナソニックが発売していた民生用デジタルカムコーダブランドである。

DIGICAMの一例
(写真は、DV規格のものである。)

概要 編集

従来パナソニックでは、MiniDV8cm DVD-RAMSDカードといった記憶媒体を使うものが発売されていた。ただし、SDカードのものは「SDカードムービー」という商標を使い、それ以外の製品に「DIGICAM」を使用していた。3CCDを標準にしていた。販売シェアはソニーに続いて2位であった。[1]

SDカードに主力が移ったため、2008年限りでDVモデルは生産を終了した。またSDカードモデルも撮像素子がνMaicoviconに変更され、「3mos」となった。記録媒体もハードディスクドライブ、フラッシュメモリーと移り変わり、さらなる小型化が図られて、2014年からは4Kモデルが登場している。

歴代機種 編集

MiniDV方式 編集

  • NV-DJ1(DIGICAM1号機)、NV-GS300(上記写真)、NV-GS500 (2006年2月)、NV-GS320(DVモデルの最終機種)

DVD方式 編集

  • VDR-D300、VDR-D250 (2006年1月)、VDR-D310

SDカードムービー 編集

  • SDR-S100 (2006年7月)
  • SDR-S300、S200 (2005年9月)

脚注 編集

  1. ^ 「ビデオサロン」(玄光社刊)1990年11月号P.70。

関連項目 編集

外部リンク 編集