Distributed Management Task Force

Distributed Management Task Force(ディストリビューテッド・マネジメント・タスク・フォース、略称: DMTF)は、米国内国歳入法501(c)(3)に基づく非営利の業界標準化団体であり、新たなものから従来のものまで、多様なITインフラストラクチャークラウド仮想化ネットワークサーバーストレージなど)の管理を容易にするためのオープン・スタンダードを策定している。相互運用可能なIT管理の向上を目的として、メンバー企業およびアライアンス・パートナーが共同で標準の策定に取り組んでいる。[1]

DMTF
略称 DMTF
設立 1992年
種類 標準開発団体
目的 管理標準の開発と企業環境およびインターネット環境の相互運用性の促進
会員数
ブロードコム, シスコシステムズ, デル テクノロジーズ, ヒューレット・パッカード・エンタープライズ, 日立製作所, HP Inc., インテル, レノボ, ネットアップ, ソフトウェア・エー・ジー, Vertiv, VMware, ほか約40社
ウェブサイト www.dmtf.org/jp
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概要 編集

DMTFは米国オレゴン州ポートランド本拠地とし、テクノロジー企業を代表するブロードコムシスコシステムズデル テクノロジーズヒューレット・パッカード・エンタープライズ日立製作所HP Inc.、インテルレノボネットアップソフトウェア・エー・ジー英語版Vertiv英語版、およびVMwareをメンバーとする理事会が主導している。

歴史 編集

1992年にDesktop Management Task Forceの名称で設立された。策定された最初の標準は、今では廃止されたDesktop Management Interface(DMI)だった。その後、この団体は進化し、Common Information Model(CIM)などの標準の追加を通じて分散管理に取り組むようになり、1999年に名称がDistributed Management Task Forceに変更されたが、今ではDMTFとして知られている。

DMTFは、コンバージド、ハイブリッドITやSoftware Defined Data Center(SDDC)に対する取り組みを続け、最近では、RedfishSMBIOSPMCIといった各種標準の仕様を発表している。

DMTFが策定した標準 編集

DMTFが策定した標準には次のようなものがある。

脚注 編集

  1. ^ Sharwood, Simon. “DMTF signs off Redfish server management spec v 1.0” (英語). www.theregister.com. 2024年3月30日閲覧。

参考資料 編集

外部リンク 編集

内部リンク 編集