Gadu-Gaduは、独自プロトコルを使ったポーランド語インスタントメッセージクライアント。gadu-gadu はポーランド語で「世間話」の意。GG あるいは gg と略記される。ポーランドでは最も広く使われているIMであり、780万のアカウントが登録され、うち650万のユーザーがほぼ毎日利用している。

Gadu-Gadu
開発元 GG Network S.A.
最新版
10.5.0.13096
対応OS Microsoft Windows,iOS,Android,Windows Phone
種別 インスタントメッセンジャー
公式サイト Gadu-Gadu.pl
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Gadu-Gadu はアドウェアであり、広告を表示することで資金を賄っている。開発元はワルシャワにある。

特徴 編集

Gadu-Gadu は独自のプロトコルを使っている。ICQのように、ユーザーは一意なシリアル番号で識別される。このプロトコルには、ステータスメッセージ、ファイル共有VoIPなどの機能もある。メッセージには画像を埋め込むことができる。バージョン6.0以降、実験的なセキュアな接続モードも利用できる。

公式クライアントには150以上の顔文字が付属しており、連絡先をグループ分けでき、SMSにメッセージを送ることができ、同社の他のサービス(仮想インターネット・ダイヤルアップ、SNSサイト MojaGeneracja.pl、インターネットラジオ Open.fm など)との連携が可能である。このため、新しいバージョンほどソフトウェアの肥大化が激しいと感じるユーザーが多く、古いバージョンもよく使われている。

Gadu-Gadu では、ユーザーが個人情報を公開することができ、誰でもそれを検索できる。

また、機能拡張のための非公式なプラグインが多数存在する。

サードパーティー製クライアント 編集

運営会社は公式クライアント以外でサーバにアクセスすることを禁じているが、サードパーティー製のクライアントが存在している。