H11LC(えいち いちいち えるしー)は、Longcheer Technologyが開発した、イー・モバイル音声通話サービス対応の携帯電話である。

イー・モバイル H11LC
キャリア イー・モバイル
製造 Longcheer Technology
発売日 2009年3月13日発売
概要
音声通信方式 HSDPAW-CDMAGSM
(UMTS1.7GHz/2.1GHz
GSM900/1800/1900MHz)
データ通信方式 HSDPA
形状 ストレート
サイズ 91.7 × 36.7 × 17.2 mm
質量 57 g
連続通話時間 150分
連続待受時間 200時間
充電時間 2.5時間
外部メモリ microSDHC 8GBまで
日本語入力 なし
電子決済機能 なし
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 有機EL
解像度 96×96
サイズ 1.1インチ
表示色数
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ホワイト
ブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴 編集

イー・モバイルの通話サービス対応端末であるが、USBモデムタイプのデータ通信端末と扱われることがある。他の音声通話端末と比べて非常に小さく、パソコンと接続して使用することを前提としている。テンキーはあるが、入力できるのは半角英数のみで、日本語入力ができない(日本語の表示は可能)。端末単体でのメールWebはできない。ただし、日本語でのSMSの受信、英数でのSMSの送信は可能である。

同時に発表されたHSUPAサービスには非対応で、通信速度は下りが3.6Mbps、上りが384kbps(いずれもHSDPAカテゴリ6の最大理論値)となっている。

ミュージックプレイヤー機能を持ち、外部メモリ (microSD) に保存したMP3形式の音声データを再生できる。 

扱いはあくまで携帯電話なので、契約できるプランは「ケータイプラン」、「ケータイ定額プラン」などである。他の音声端末とは異なり、データ通信端末向けの「ギガデータプラン」、「データプラン」では契約できない。なお、付属のEM chipの色は、携帯電話端末用の黒である。

3G / GSMによる国際ローミングに対応している。ただし、国内事業者UIMカードに対するSIMロックがかかっているため、3Gの2100MHz帯は日本国内では使えず、日本国内ではイー・モバイル1.7GHz帯しか使えないので、ドコモ国内ローミングサービスには対応しない。ただし、海外利用時は海外事業者のUIMカードを挿して利用することは可能。

対応オペレーティングシステム (OS) はWindows XP(Professinal / Home Edition SP2以降)、Windows Vista32ビット版)、Mac OS X v10.4v10.5となっている。Windows 7に関しては、使用することは可能だがゼロインストールが利用できないとアナウンスしている。

沿革 編集

  • 2010年4月20日 ‐ 動作の安定性を向上させた本体ソフトウェア (Ver.1.01) がリリースされる。

対応サービス 編集

  • SMS (日本語は受信のみ可能、送信は英数のみ
  • ミュージックプレイヤー

関連項目 編集

外部リンク 編集