HN-5(紅纓-5、中国語: 红缨五号: Hong-Ying-5)は、中華人民共和国で開発された携帯式地対空ミサイル・システム(MANPADS)である。ソビエト連邦9K32をベースとして開発したもので、中華人民共和国の対空ミサイルとしては、第一世代に相当する。

HN-5
製造国 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
性能諸元
ミサイル直径 72mm
ミサイル全長 1.46m
ミサイル重量 10.2Kg
弾頭 HE破片効果(0.5Kg)
射程 0.8 - 4.4km
射高 50m - 2.5km
推進方式 単段式固体ロケット・モーター
誘導方式 赤外線ホーミング (IRH)
(PbS素子)
飛翔速度 500メートル毎秒
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1980年代の開発時点で、ベースが1960年代の9K32であったことから当初より限界が指摘されており、幾度かの性能向上が試みられると共に後継ミサイルであるQW-1HN-6等が開発されている。

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HN-5
初期型、9K32のコピーと見なされている。
HN-5A
性能向上型。射程、射角の改善が行われたとされている。
HN-5B
5Aの性能向上型。
HN-5C
車載型

外部リンク 編集