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ページの編集の際には、一般的にはページサイズを気にすることはあまりありません。しかし、サイズの大きすぎるページはロードに時間がかかり、読者にとって不便になります。世界中のいろいろな接続環境にある人が利用できるように、あまりにページサイズが大きい場合は、記事の分割が推奨されます。

ページサイズを知る 編集

ページサイズを知るには、履歴ページを開き、最新版の履歴中のバイト数を確認します[注釈 1]。なお、最近更新したページウォッチリスト中に表示される緑色や赤色のバイト数は、バイト数の増減量ですが、マウスポインターを合わせることで増減後のページサイズをツールチップで確認できます。

MediaWikiでの制限 編集

ウィキペディアを動作させているMediaWikiでは$wgMaxArticleSizeという設定でページサイズを制限しています。MediaWiki 1.36の時点では、この設定の値は2048です。つまり、ページサイズは2,048キビバイトが上限となります。

長いページ 編集

セクションに分割されていない長いページは読者にとっても見にくい可能性が大きいので、適当なところで節に分けることを検討してください。また、巨大な表などを含むページは一般的に表示にも編集にも時間がかかります。

特別:長いページには、データ量の多い項目が載っています。

セクションへの分割や統合の目安 編集

ページをセクションに分割したり、小さなページを統合したりするときの目安は次のようになります。分割するテキストの対象はセクション編集機能で編集画面に表示されるテキスト単位で計ってください。

  • セクション内のテキストのサイズが32キロバイト以上 - リストでなければ見出しによってセクションに分割するべきです。
  • セクション内のテキストのサイズが20キロバイト以上 - 一番小さいセクションのテキストができるだけ20キロバイト未満になるようにしましょう。
  • セクション内のテキストのサイズが10キロバイト未満 - 逆にセクションに分割しすぎていないか検討してください。
  • ページの大きさが1キロバイト未満 - 加筆を検討してください(Wikipedia:スタブを参照)。もし、記事が2か月以上前からこのサイズだったら、その記事を関連した記事と統合することを検討しましょう(ただし、リダイレクト曖昧さ回避は含みません)。

ログインしていれば、個人設定で指定したサイズより小さなページへのリンクの色を変えることができます(Help:リンク#スタブ機能を参照)。

表のサイズを小さくする方法 編集

HTMLタグを用いて表を書くとタグの分だけ表のサイズが大きくなってしまいます。例えば、

モナコ 16000 2 31987 

という表の行を書くとすると、こんな風になります。

<tr><td>[[モナコ]]</td><td style="text-align: right;">16000</td>
<td style="text-align: right">2</td><td style="text-align: right;">31987</td></tr>

表のサイズを小さくするにはHelp:表の作り方にある、ウィキテキスト言語のマークアップを用いてください。また、「style="text-align: right;"」のような細かい書式を捨てるとサイズを削減できます。

関連項目 編集

注釈 編集

  1. ^ ちなみに、かつてはページサイズを知るためには記事をいったんファイルとしてローカルに保存する必要がありました。