JCP Executive Committee (EC) は、Java Community Process (JCP) の中にいる、Java技術の進化を左右するメンバーのグループである。ECは主要なステークホルダー達と、Javaコミュニティの横断面の両方を表す。ECは投票権を議席を加えた16人のJCPメンバーから構成される。ECの議席はProcess Management Office (PMO) のメンバーである。16人の投票するメンバーはJCPのメンバーから選ばれる。

ECは、JCPの重要な段階を通り仕様の通過を認可することと、仕様とそれらの関連したテストスイートの間に生じた矛盾を調和させることに対して責任がある。元々は2つのECが存在した。SE/EE ECが、(Java SEJava EE仕様に対する責任を持ち)デスクトップ/サーバ空間用のJava技術を監視していた。そしてME ECが、(Java ME仕様に対する責任を持ち)消費者/組み込み空間用のJava技術を監視していた。

2つのECは、JSR 355の可決を持って2012年の8月に統合された。現在のメンバーは、オラクルIBMHP富士通、そしてレッドハットのような、巨大なJavaベンダーから構成されている。ゴールドマン・サックスクレディ・スイスそしてTOTVSを含む、「エンドユーザー」会社の代表も参加している。SouJavaおよびLondon Java Communityといった2つのJavaユーザーグループも席を持っている。Eclipse Foundationもそうである。

責任 編集

各Executive Committeeは以下のことが予期されている :

  • JCP内で開発するためのJava Specification Requests (JSR) を選択すること。
  • 公開レビューのためにドラフト仕様を承認すること。
  • 完成された仕様や、関連するリファレンス実装 (RI) およびTechnology Compatibility Kit (TCK) に最後の承認を与えること。
  • 初期の段階でTCKテストの異議の控訴を決定すること。
  • メンテナンス改訂をレビューしたり、可能な限りいくつかを新規のJSRで実行するために要求すること。
  • メンバー間におけるメンテナンス業務の移転を承認すること。
  • PMOへのガイダンスを提供すること。

参考資料 編集