Love & Peace Forever」(ラブアンドピースフォーエバー)は、日本のダンスグループ、trfの13枚目のシングル。1996年1作目で、表題曲は本田技研工業ライブ・Dio」CMソングとなっている。

Love & Peace Forever
trfシングル
初出アルバム『WORKS -THE BEST OF TRF-
リリース
ジャンル J-POP
レーベル avex trax
プロデュース Tetsuya Komuro
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 2位(オリコン
  •  96年年間54位(オリコン)
    trf シングル 年表
    Happening Here/teens
    (1995年)
    Love & Peace Forever
    (1996年)
    Hey! Ladies & Gentlemen
    (1996年)
    ミュージックビデオ
    「Love & Peace Forever」 - YouTube
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    解説 編集

    • 1996年3月21日avex traxよりリリースされた。なお、本作がtrf名義でリリースされた最後の作品となった。
      (次回作より大文字のTRF名義となる。)
    • 2006年11月29日に12cmシングル廉価版として再発売。

    音楽性とテーマ 編集

    • サウンドのテーマは「1970年代のソウルミュージック」である。但しアース・ウィンド・アンド・ファイアーみたいなビートを強調する音楽ではなく、それより前のメロディを先行するスタイルを志向した[1]
    • 歌詞のコンセプトは「戦争も、いじめも、自動車事故も、先生に怒られたことも、全部が同時進行で起こっている問題だから、他人事・自分の事に関わらず、身の回りのことを把握して現状を見詰め合っていこうよ」と語りかける様にした[1]

    録音 編集

    • 日本でメロディを制作して、ロサンゼルスで録音して、1度目の歌入れを日本で行い、ロサンゼルスでミキシングして、日本でマスタリングした。KOOがマスターテープを持って、DJ KOO久保こーじ・小室はロサンゼルスと日本を何度も往復していた[2]
    • 最初の歌入れをしたのが1995年7月である。その時点ではベーシックなリズムとサビの歌詞しかなかったがYU-KIはそれだけで歌っていた。1996年1月に再度歌入れが行われ、その時には全く別の曲になっていた。マスタリングが終わったのが1996年3月のことだった[2]
    • 実際のアレンジ作業はKOOと久保が中心になって行った。20数人編成のオーケストラを起用し、それに合わせてボーカルの担当するメロディをリズミカルにする等リズム中心ではなく、こだわりをなくして様々な音を組み合わせて最終的なビートを作り出していった[1]

    収録曲 編集

    作詞:小室哲哉&前田たかひろ 作曲・編曲:小室哲哉久保こーじ

    1. Love & Peace Forever [RADIO EDIT]
    2. Love & Peace Forever [ORIGINAL MIX]
    3. Love & Peace Forever [70's MIX]
    4. Love & Peace Forever [TV MIX]

    収録アルバム 編集

    カバー 編集

    • 西園寺レオ(CV.永塚拓馬) - 2019年7月24日発売予定のシングル『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- マイソングシングルシリーズ 西園寺レオ』に収録。テレビアニメ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』第7話エンディングテーマ。

    出典 編集

    1. ^ a b c ソニー・マガジンズ刊『ギターブック』1996年5月号「trf Love & Peace Forever」15P-21Pより。
    2. ^ a b ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1996年5月号「trfから届く最先端グルーブ!」82Pより。

    ミュージック・ビデオ 編集