Mac OS X v10.1

MacOSシリーズの2番目のバージョン
Apple > Mac (コンピュータ) > macOS > Mac OS X v10.1

Mac OS X v10.1 Puma(マック オーエス テン バージョンじってんいち ぴゅーま)は、Appleが開発・販売したMac OS Xの2番目のバージョンである。

Mac OS X v10.1 Puma
macOS ファミリー
開発者
Apple
リリース情報
リリース日 2001年9月29日 [info]
最新の安定版 10.1.5 - 2002年6月5日 [info]
ソースモデル クローズドソース(基盤となるDarwinオープンソース)
ライセンス APSL、Apple EULA
カーネル ハイブリッドカーネル (XNU)
先行品 Mac OS X v10.0(Cheetah)
後続品 Mac OS X v10.2(Jaguar)
サポート状態
終了

バージョンナンバーは10.1。コードネームはPuma(ピューマ)。Mac OS X v10.0のリリースから半年後の2001年9月29日に公式リリースされた。

リリース当初はv10.0ユーザ向けに無償でアップグレードできるCD-ROM “Mac OS X v10.1 Instant Up-To-Date” が配布された[1]

2004年1月26日にリリースされたセキュリティアップデート[2]以降、アップデータはリリースされておらず、サポートは終了している。

対応環境 / システム条件 編集

  • 対応コンピュータ - Power Macintosh G3シリーズ、Power Mac G4(Cube、Quick Silverを含む)、iMac(初代から)、eMac、PowerBook G3シリーズ(初代を除く)、iBook(初代から)
  • RAM - 128MB以上
  • ハードディスク容量 - 1.5GB以上

新機能 編集

システムパフォーマンス向上
UI、 Aquaの進化
キーボードショートカットの追加・改善
フルキーボードアクセス(キーボードからメニューバーを操作可能に)
Dockの表示位置を選択可能に。
ユニバーサルアクセス
メニューエクストラ(10.0でのDocklingの置き換え)
Finder
Finderがホイールマウスに対応
CD作成機能の統合
ファイル名表示の改善
Finderのカラム表示幅調整
ファイルごとに拡張子の表示を選択できるようになった
Image Capture
デジタルカメラからの画像自動ダウンロード
ことえり3
AI変換に対応。変換効率が大幅に向上。「関連文字へ変換」機能の追加
ネットワーク互換性強化
SMB/CIFSクライアント機能が付属。iDiskがWebDAVベースに。
その他
DVD再生とオーサリングサポート
グラフィック性能と印刷機能を強化
AppleScriptの機能強化
ColorSync4.0

バージョン情報 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ Mac OS X、初のメジャーアップグレード今週末から発売 新しいMac OS X バージョン10.1をすべてのMac OS Xユーザに無償で提供
  2. ^ Security Update 2004-01-26 (10.1.5 Client and Server)