Mk10 (魚雷)

アメリカ合衆国の魚雷

Mk10アメリカ合衆国で運用された魚雷。E・W・ブリス社とアメリカ海軍魚雷局(Naval Torpedo Station)が開発している。1915年よりアメリカ海軍に配備が開始され、1945年まで用いられている。R級潜水艦S級潜水艦において主兵装として搭載された[1]。対水上艦用の無誘導魚雷であり、アルコール・水併用の蒸気タービン推進であった[2]

Mk10
種類 魚雷
運用史
配備期間 1915年-1945年
配備先 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
諸元
重量 1,005キログラム
全長 5メートル
直径 53センチメートル

射程 3,200メートル
弾頭 TNT火薬
炸薬量 225キログラム

エンジン ウェットヒーター
蒸気タービン
推進剤 メタノール
操舵方式 ジャイロスコープ
発射
プラットフォーム
潜水艦
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この魚雷の後継として、Mk14魚雷が開発されたが、これは問題が多かったため、Mk10は第一次世界大戦のみならず第二次世界大戦の全期間を通じ、潜水艦隊で運用され続けた[3]

参考文献・脚注 編集

  1. ^ "Mk 10 Submarine-Launched Anti-Surface Torpedo"
  2. ^ "NEWPORT AND NAVY TORPEDOES - AN ENDURING LEGACY"
  3. ^ Blair, Clay, Jr. Silent Victory (Philadelphia: Lippincott, 1975).

関連項目 編集

外部リンク 編集