OSS 117 私を愛したカフェオーレ

OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(オーエスエス117わたしをあいしたカフェオーレ、OSS 117: Le Caire nid d'espions)は、2006年フランススパイパロディ映画。監督はミシェル・アザナヴィシウス、出演はジャン・デュジャルダンベレニス・ベジョなど。日本では2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭で『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』のタイトルで上映され、2009年1月28日に『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のタイトルでDVDが発売された。吹き替えは『秘密結社鷹の爪』で有名なFROGMANが担当した。

OSS 117
私を愛したカフェオーレ
OSS 117: Le Caire nid d'espions
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
脚本 ジャン=フランソワ・アランフランス語版
ミシェル・アザナヴィシウス
原作 ジャン・ブリュースフランス語版
製作 エリック・オルトメイヤー
ニコラス・オルトメイヤー
フランス語版
製作総指揮 サリム・ファッシ・フィーリ
出演者 ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベジョ
音楽 ルドヴィック・ブールス
カメル・エシェーク
撮影 ギヨーム・シフマン
編集 レイナール・ベルトラン
制作会社 ゴーモン
製作会社 マンダリン・シネマフランス語版
M6フィルムズ
配給 フランスの旗 ゴーモン・コロンビア・トライスター・フィルムス
公開 フランスの旗 2006年4月6日(コニャック映画祭)
フランスの旗 2006年4月19日
日本の旗 2006年10月25日東京国際映画祭
上映時間 99分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
興行収入 フランスの旗 $21,389,256[1]
世界の旗 $23,041,621[1]
次作 OSS 117 リオデジャネイロ応答なし
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2009年には続編『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし』が公開された(日本では劇場未公開、WOWOWで放送後、『フレンチ大作戦 灼熱リオ、応答せよ』のタイトルでDVDが発売されている)。

ストーリー 編集

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替。

作品の評価 編集

映画批評家によるレビュー 編集

Rotten Tomatoesによれば、60件の評論のうち高評価は77%にあたる46件で、平均点は10点満点中6.7点、批評家の一致した見解は「この気の利いたスパイパロディは、政治と映画のしきたりを笑いにし、ジャン・デュジャルダンがお世辞がましく上品なニュー・ボンドを見事に演じている。」となっている[2]Metacriticによれば、20件の評論のうち、高評価は15件、賛否混在は3件、低評価は2件で、平均点は100点満点中62点となっている[3]アロシネによれば、メディアによる28件の評価の平均は5点満点中3.9点となっている[4]

受賞とノミネート 編集

部門 候補者 結果
東京国際映画祭 東京サクラグランプリ ミシェル・アザナヴィシウス 受賞
シアトル国際映画祭 ゴールデン・スペース・ニードル賞 ミシェル・アザナヴィシウス 受賞
セザール賞 主演男優賞 ジャン・デュジャルダン ノミネート
脚色賞 ミシェル・アザナヴィシウス
ジャン=フランソワ・アリン
ノミネート
撮影賞 ギョーム・シフマン ノミネート
美術賞 マーマル・エック・シーク 受賞
衣裳デザイン賞 シャルロット・デヴィッド ノミネート

出典 編集

  1. ^ a b OSS 117: Cairo, Nest of Spies” (英語). Box Office Mojo. 2020年4月15日閲覧。
  2. ^ "OSS 117: Cairo, Nest of Spies". Rotten Tomatoes (英語). 2022年7月28日閲覧
  3. ^ "OSS 117: Cairo, Nest of Spies" (英語). Metacritic. 2020年4月15日閲覧。
  4. ^ Critiques Presse pour le film OSS 117, Le Caire nid d'espions” (フランス語). AlloCiné. 2020年4月15日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集