docomo with series ELUGA V P-06D(ドコモ ウィズシリーズ エルーガ ブイ ピー ゼロロクディー)は、パナソニック モバイルコミュニケーションズによって開発されたNTTドコモ第3世代移動通信システムFOMA端末docomo with seriesのひとつ。

NTTドコモ ELUGA V P-06D
キャリア NTTドコモ
製造 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
発売日 2012年7月12日[1]
(ゴールド・チェリーピンク・ブラック)
2012年11月20日
(ホワイト)
概要
OS Android 4.0.4
CPU Texas Instruments OMAP OMAP4460 1.5GHz(デュアルコア)
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz、850MHz、2GHz)
(2G:900MHz、1800MHz、1900MHz))
データ通信方式 3GFOMAHSDPAHSUPA
2GGSM
無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
形状 ストレート型
サイズ 129 × 65 × 10.4(最厚部10.7) mm
質量 約126 g
連続通話時間 約310分(3G)/約350分(GSM)
連続待受時間 約430時間(3G)/約360時間(GSM)
充電時間 約210分(ACアダプタ)/約320分(おくだけ充電)
内部メモリ RAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ microSD
(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHC
(32GBまで・ドコモ発表)
microSDXC
(64GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 iWnn
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
Bluetooth 3.0[2]
放送受信機能 ワンセグ対応
メインディスプレイ
方式 TFT
解像度 HD
(1280×720ドット
サイズ 4.6インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約1320万画素CMOS
機能 HD 1080p動画撮影
手ぶれ補正機能
顔認識
サブカメラ
画素数・方式 約130万画素CMOS
カラーバリエーション
ゴールド
チェリーピンク
ブラック
ホワイト(新色)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要 編集

パナソニックが海外向けに展開する「ELUGA(エルーガ)」シリーズでは初となる国内向けモデルで、P-02Dの事実上の後継機である。製品名の「V」は「ビジュアル・コミュニケーション」を意味している。

狭額縁技術により幅65mmながら4.6インチのディスプレイを搭載しているほか、おくだけ充電に対応しており、おくだけ充電に対応したパナソニック製のブルーレイレコーダーDIGAとの連携により充電中にレコーダーから録画した番組を取得したり、P-06Dに保存されている静止画をディーガに自動転送できる機能を備えている。

アウトカメラは、有効画素数1320万画素と2012年夏モデルの全ラインナップでは、最大の画素数を誇る。またインカメラも有効画素数130万画素で、自分撮りも高精細に行えるほか、アウトカメラと同様に顔認識やセルフタイマー、手ぶれ補正などの機能の設定も可能。

また同社製のデジタルカメラLUMIX」の画像処理技術を携帯電話・スマートフォン向けにアレンジした「Mobile VenusEngine」を搭載しているほか、撮影した写真を特殊効果やらくがきなどで加工したり、「ピクチャジャンプ」機能を使ってSNSブログへの投稿も手軽に行える。本体右側面にはシャッターキーを備え、画面ロック時でも長押しすることでカメラ機能の起動が可能である。

バッテリー容量は1600mAh。

なお、モバキャス・Xiには対応していない。

主な機能 編集

主な対応サービス
タッチパネル加速度センサー XiFOMAハイスピード[3] Bluetooth DCMXおサイフケータイ赤外線トルカ
ワンセグモバキャスFMラジオ メロディコール テザリング WiFi IEEE802.11b/g/n
GPS spモードEメール電話帳バックアップ デコメールデコメ絵文字デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) GSM3GローミングWORLD WING フルブラウザFlash Player 11.1
Google Play/dメニュー/dマーケット GmailGoogle Talk YouTubePicasa ドコモ地図ナビGoogle Mapsストリートビュー

歴史 編集

アップデート 編集

2012年8月2日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • 一定時間操作しない状態で省電力モードへ移行すると、本体が再起動する場合がある。

2012年10月1日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • カメラを起動すると、まれにエラーが表示され、カメラが起動できない場合がある。
  • SDビデオを起動して動画を再生しようとした際、まれにエラーが表示され、再生できない場合がある。

2012年10月31日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • 特定の動画ファイルを再生しようとすると、エラー画面が表示され再生されない場合がある。

2012年11月26日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • 通話中、まれに受話口から聞こえる相手の声に雑音が混入する場合がある。

2013年1月10日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • 電源起動時、まれに機内モードが意図せず設定される場合がある。

2013年9月3日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

  • 携帯電話(本体)の電池残量表示が実際の電池残量よりも多く表示される場合がある。

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集