偵察車S1(アメリカ軍)は、第二次世界大戦中、アメリカ陸軍向けにオーストラリアで生産された偵察車である。

偵察車S1
アメリカ軍所属の偵察車S1
性能諸元
全長 4.4 m
全幅 1.9 m
全高 1.8 m
重量 4 t
懸架方式 板バネ式 4x2 または 4x4
主砲 12.7mm 重機関銃
副武装 7.62mm 重機関銃
装甲 6 mm
エンジン フォードV型8気筒
95馬力
乗員 5 名
40輌生産
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経歴と概要 編集

1942年、オーストラリアのアメリカ陸軍航空軍(USAAF)は、飛行場の防衛とパトロールのために用いる軽装甲車の必要条件を提示した。この仕様は偵察車S1(アメリカ軍)と呼ばれる車両にまとめられた。約40輌がフォード・オーストラリアで生産された。

この車輛はフォードF15(CMPトラック)の車体をベースに用いた。(四輪駆動の車輛も1輌生産された。)オープントップの装甲車体はM3装甲車と同様の構造である。兵装は、複数のレールの上に載せられた1門の12.7mm機関砲と、2挺の7.62mm機銃で構成され、5人の乗員によって用いられた。

出典 編集

  • Michael K. Cecil - Australian Military Equipment Profiles vol. 3, Australian Scout and Armoured Cars 1933 to 1945, 1993 Australian Military Equipment Profiles, ISBN 0-646-14611-4.

外部リンク 編集