SUPER DARTS(スーパーダーツ)とは、ダーツライブが主催するソフト・ティップ・ダーツトーナメントである。2013年大会以降はソフトダーツ真の世界一決定戦にリニューアル。

概要 編集

2006年よりダーツライブ社ではDARTSLIVE JAPAN TOURNAMENT(2008年よりSOFT DARTS JAPAN TOURNAMENT、のちにSOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN)を主催しており、当初はこの決勝トーナメントをSUPER DARTSと称していた。しかし、2009年より、こうした枠組みを改編し、SOFT DARTS JAPAN TOURNAMENT 2009より、SOFT DARTS JAPAN TOURNAMENTの成績上位プレイヤーや、招待選手などを含めたトーナメントを発足させるようになった。そして、これをそれまでSOFT DARTS JAPAN TOURNAMENTの決勝トーナメントの名称であった「SUPER DARTS」としたものである。

2013年は例外として香港で開催された以外、すべて日本で開催されている。

形式 編集

試合形式 編集

準決勝迄5レグ制、決勝のみ7レグ制で行われ、901はFAT BULL、MASTER OUTが採用されている。先攻はコークで決め、2nd legは1st legで負けたプレイヤーが先攻となり、3rd legに達した場合は再びコークを行う。

下記の表において、CrはStandard Cricket、ChはChoiceを意味する。

GAME
1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th
2007 901 Cr ?
2008 901 Cr ?
2009[1] 901 Cr 901
2010[2] 901 Cr 901
2011[3] 901 Cr Ch
2013
2015 701 701 Cr Cr 701 Cr Ch
2017 701 701 Cr Cr 701 Cr Ch

結果 編集

決勝戦 編集

決勝戦の結果は、以下の通りである。

Year 優勝 スコア 準優勝 賞金 Venue
総額 優勝 準優勝
2007[4]   えぐちょ 2 - 1   Sou〔SWAGGER〕 不明 スパイラルホール
2008[5]   ☆'s 星野光正 2 - 0   Shingo 東京ビッグサイト
2009[6]   星野光正 2 - 0   GOMEZ 赤坂BLITZ
2010[7]   勝見翔 2 - 1   TB Tak<cky>
2011[8]   橋本守容 2 - 0   村松治樹
2013   スコット・カーシュナー英語版 3 - 1   ベンジャミン・ダーシュ 香港
2015   ポール・リム 4 - 2   ボリス・カリチュマー英語版 ¥20,000,000 ¥10,000,000 ¥2,000,000 Zeppダイバーシティ東京
2017   小野恵太 4 - 2  スコット・カーシュナー 赤坂BLITZ
2018   村松治樹 4 - 3   フィル・テイラー
2024 大さん橋ホール

パーフェクト・ゲーム 編集

このトーナメントにおけるパーフェクト・ゲーム(ブル・パーフェクト)は、一度しか達成されていない。

901 ブル・パーフェクト
ROUND プレイヤー 対戦相手 方法
2011[8] 準決勝   村松治樹   星野光正 3 x BULL; 3 x BULL; 3 x BULL; 3 x BULL; 3 x BULL; 2 x BULL, T17

DARTSLIVEプロ 編集

例年、4人の準決勝出場プレイヤーは、DARTSLIVEプロに任命される。ただし、2011年大会で優勝した橋本守容は歴代で唯一DARTSLIVEプロになっておらず、また橋本の空席による繰り上げなどはなく、2011年度のDARTSLIVEプロは3人になっている。

最も多く任命されているのは、星野光正(4回:2008-2011)である。

歴代DARTSLIVEプロ[9]
優勝 準優勝 準決勝 準決勝
2007   えぐちょ   Sou〔SWAGGER〕   アフロ   BILLY
2008   ☆'s 星野光正   Shingo   えぐちょ   TAKEDA-unicornG-
2009   星野光正   GOMEZ   TB Tak<cky>   えぐちょ
2010   勝見翔   TB Tak<cky>   星野光正†cross   谷内太郎
2011 -   村松治樹   谷内太郎   星野光正

出典・参照 編集