search/#サーチ2』(原題: Missing)は、2023年アメリカ合衆国で公開されたスリラー映画。『search/サーチ』の続編。

search/#サーチ2
Missing
監督
  • ウィル・メリック
  • ニック・ジョンソン
脚本
  • ウィル・メリック
  • ニック・ジョンソン
原案
製作
製作総指揮
出演者
音楽 ジュリアン・シャーラー英語版
撮影 スティーブン・ホールラン
編集
  • オースティン・キーリング
  • アリエル・ザコウスキー
製作会社
配給 アメリカ合衆国の旗 ソニー・ピクチャーズ リリーシング
日本の旗 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開
上映時間 111分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 760万ドル[1]
興行収入 4876万ドル[2][3]
前作search/サーチ
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前作同様、全編デジタル機器の画面上で描かれるスクリーンライフ英語版映画であり、舞台も前作後の世界だが[4]、ストーリーや登場人物は一新されている[5]

あらすじ 編集

デジタルネイティブ世代の女子高生が、コロンビア旅行中に失踪した母を、ネットを駆使して捜索する[6][7][8]。しかし、事態は予想外の展開を迎える[8]

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替

主人公。ロサンゼルスヴァンナイズ英語版に住む18歳の女子高生。
ジューンの母。シングルマザー
コロンビアカルタヘナに住む中年男性。ギグワーカー
グレイスの恋人。ビジネスマン
グレイスの知人。弁護士
FBI捜査官。
ジューンの友人。
ジューンの父。

その他日本語吹替声優: 長縄まりあ野津山幸宏河村梨恵山岸治雄広瀬裕也渡辺ゆかり泊明日菜相馬康一池田海咲堀総士郎東内マリ子小林さとみ虎島貴明反町有里内野孝聡

制作・公開 編集

監督・脚本はウィル・メリックwikidataニック・ジョンソンwikidata(二人とも本作が初監督、前作では編集を担当)[11][12]。原案・制作はアニーシュ・チャガンティ英語版(前作では監督・脚本)とセヴ・オハニアン英語版(前作では共同脚本・制作)[5]2020年公開の『RUN/ラン』とも制作陣が共通する[11][12]。本作には『RUN/ラン』と繋がる要素もある[4]

制作はCOVID-19パンデミックの中で始まった[11]コロンビアでの国外ロケも行われた。作中のデジタル機器の画面は、実際の画面の録画ではなく、Photoshop等で作られたアニメーションである[12]。また前作同様、多様な人種が登場する[13]

2023年1月、北米で劇場公開された。評価はRotten Tomatoesでは好評88%[14]メタスコアでは66点で"generally favorable"だった[15]

日本 編集

日本では、2023年3月に「#ソニピク謎試写」として、タイトル等の事前情報を伏せた試写会が行われた後、4月より全国公開した[13][9]。11月よりAmazon Prime Video等で配信開始した[16]

前作同様、台詞字幕に加え、画面上のテキスト等に対する「見せ字幕」も多く使われた[13]。一般的な作品の見せ字幕が20~30枚程度なのに対し、本作は約560枚に及んだ(前作は約410枚)[13]

本作は前作と異なり、字幕版だけでなく吹替版も劇場上映された[13]

脚注 編集

  1. ^ 'Avatar 2' & More Putting Year's Running Box Office Over Half Billion- Sunday Update”. Deadline Hollywood (2023年1月22日). 2023年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月22日閲覧。
  2. ^ Missing (2023)”. Box Office Mojo. IMDb. 2023年3月17日閲覧。
  3. ^ Missing (2023)”. The Numbers. Nash Information Services, LLC. 2023年3月17日閲覧。
  4. ^ a b 『search/#サーチ2』 は前作と同じ世界観、「サーチング・シネマティック・ユニバース」略してSCUとプロデューサーが認める | THE RIVER”. theriver.jp (2023年4月16日). 2023年12月30日閲覧。
  5. ^ a b 稲垣貴俊. “『search/#サーチ2』現代の映像感覚、ミステリ映画としての洗練”. otocoto | こだわりの映画エンタメサイト. 2023年12月17日閲覧。
  6. ^ Inc, Natasha. “search/#サーチ2 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報”. 映画ナタリー. 2023年12月17日閲覧。
  7. ^ 稲垣伸寿. “ネットに残された情報から母を捜索 映画「search/#サーチ2」が照らす未来 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)”. forbesjapan.com. 2023年12月17日閲覧。
  8. ^ a b 『search/#サーチ2』は前作からどう進化した? サスペンス部分に宿る恐ろしい独自性”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2023年4月20日). 2023年12月17日閲覧。
  9. ^ a b 種崎敦美&小野大輔ら『search/#サーチ2』吹替版に参加”. cinemacafe.net (2023年3月24日). 2023年12月17日閲覧。
  10. ^ a b c d search/#サーチ2 | ソニー・ピクチャーズ公式”. www.sonypictures.jp. 2023年12月17日閲覧。
  11. ^ a b c 『search/#サーチ2』の監督デュオに聞く、全編PC画面上でストーリーを語るという挑戦 | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報”. 2023年12月18日閲覧。
  12. ^ a b c 『search/#サーチ2』ニック・ジョンソン&ウィル・メリック監督 TikTokやインターネットの革新を映画に反映する【Director’s Interview Vol.303】|CINEMORE(シネモア)”. cinemore.jp. 2023年12月17日閲覧。
  13. ^ a b c d e 100パーセントPC画面上で展開する映画『search/サーチ』シリーズ第2弾『search/#サーチ2』超没入できる!!<日本語吹替版>劇場上映決定!! | シネマNAVI”. www.cinemanavi.com. 2023年12月17日閲覧。
  14. ^ Missing - Rotten Tomatoes” (英語). www.rottentomatoes.com (2023年1月20日). 2023年12月17日閲覧。
  15. ^ Missing” (英語). www.metacritic.com. 2023年12月17日閲覧。
  16. ^ 「すばらしき世界」「グリッドマン ユニバース」「search #サーチ2」“何度も観たい”おすすめ映画作品一覧【アマプラ/11月配信】 : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年12月17日閲覧。

外部リンク 編集