TIPALaTeX上で国際音声記号 (IPA) やその他の音声記号を表示するためのフリーソフトウェアである。東京大学福井玲によって開発された。より古い TSIPA というソフトウェアが元になっている。

TIPA
作者 福井玲
開発元 東京大学
初版 2001年10月28日 (22年前) (2001-10-28)
最新版
1.3 / 2004年3月30日 (19年前) (2004-03-30)
リポジトリ https://www.ctan.org/tex-archive/fonts/tipa/
プログラミング
言語
TeX
対応OS TeXが動作する環境
対応言語 国際音声記号
サポート状況 停滞
種別 TeXマクロパッケージ
ライセンス LaTeXプロジェクト公衆利用許諾書
公式サイト http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~fkr/computer.htm[リンク切れ]
テンプレートを表示

TeX標準の書体であるComputer Modernに合わせたデザインのほかいくつかの書体が利用可能。利用したい記号に対応するマクロ名を入力するか、次の環境内でショートカット文字を利用する。例えば、曖昧母音[ə]\textschwa命令、または以下の環境内でショートカット文字@を用いることで表示できる。

  • \textipa{...}
  • {\tipaencoding ...}
  • \begin{IPA} ... \end{IPA}

使用例 編集

LaTeX原稿 \textipa{[""Ekspl@"neIS@n]} \textipa{[/f@"nEtIks/]}
出力    
Unicodeによる表示 [ˌɛkspləˈneɪʃən] [fəˈnɛtɪks]

外部リンク 編集