UFC 127: Penn vs. Fitch(ユーエフシー・ワントゥエンティセブン:ペン・ヴァーサス・フィッチ)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2011年2月27日オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニーエイサー・アリーナで開催された。

UFC 127: Penn vs. Fitch
イベント詳細
シリーズ UFC
主催 ズッファ
開催年月日 2011年2月27日
開催地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー
会場 エイサー・アリーナ
開始時刻 午後10時
試合数 全12試合
入場者数 18,186人[1]
入場収益 3,500,000USドル[1]
PPV購入数 260,000件[2]
イベント時系列
UFC 126: Silva vs. Belfort UFC 127: Penn vs. Fitch UFC Live: Sanchez vs. Kampmann

2010年2月20日に開催されたUFC 110以来1年ぶり2回目のオーストラリア大会となった。入場者18,186人はUFCにとって北米開催以外での新記録となった[1]

大会概要 編集

メインイベントではBJ・ペンジョン・フィッチが対戦し、0-1の判定ドローとなり、フィッチの連勝は5でストップした[3]

第10試合では開催地・オーストラリア出身のジョージ・ソテロポロスデニス・シヴァーと対戦し、シヴァーが3-0の判定勝ち。ソテロポロスのUFCでの連勝は7(UFC以前も含めると8)でストップした[4]

UFC初出場となった日本の福田力がニック・リングと対戦し、試合を優勢に進めるも0-3の判定負け。試合後、ダナ・ホワイトUFC代表がTwitterで「Judges fucking suck again!! Fukuda got robbed!!」と発言するなど、物議を醸す判定となった[5]

DEEPミドル級王者福田力、キャリア10戦全勝のニック・リング、8戦全勝のマチェイ・ユトゥスコがUFCデビュー。

試合結果 編集

プレリミナリィカード 編集

第1試合 ライト級 5分3R
  カート・ウォーバートン vs.   マチェイ・ユトゥスコ ×
3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
第2試合 ヘビー級 5分3R
  マーク・ハント vs.   クリス・タッチシェラー ×
2R 1:41 KO(右アッパー)

Facebook中継カード 編集

第3試合 フェザー級 5分3R
  ジャン・ティエカン vs.   ジェイソン・ラインハート ×
1R 0:48 ギロチンチョーク
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
  アンソニー・ペロシュ vs.   トム・ブラックレッジ ×
1R 2:45 チョークスリーパー

Spike中継カード 編集

第5試合 ミドル級 5分3R
  ニック・リング vs.   福田力 ×
3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
第6試合 ライトヘビー級 5分3R
  アレクサンダー・グスタフソン vs.   ジェームス・テフナ ×
1R 4:27 チョークスリーパー
第7試合 ライト級 5分3R
  ロス・ピアソン vs.   スペンサー・フィッシャー ×
3R終了 判定3-0(30-27、29-28、29-28)

メインカード 編集

第8試合 ミドル級 5分3R
  カイル・ノーク vs.   クリス・カモージー ×
1R 1:35 チョークスリーパー
第9試合 ウェルター級 5分3R
  ブライアン・エバーソール vs.   クリス・ライトル ×
3R終了 判定3-0(30-27、29-28、29-28)
第10試合 ライト級 5分3R
  デニス・シヴァー vs.   ジョージ・ソテロポロス ×
3R終了 判定3-0(29-28、30-28、30-27)
第11試合 ミドル級 5分3R
  マイケル・ビスピン vs.   ホルヘ・リベラ ×
2R 1:54 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第12試合 ウェルター級 5分3R
  ジョン・フィッチ vs.   BJ・ペン
3R終了 判定1-0(28-29、28-28、28-28)

各賞 編集

ファイト・オブ・ザ・ナイトブライアン・エバーソール vs. クリス・ライトル
ノックアウト・オブ・ザ・ナイトマーク・ハント
サブミッション・オブ・ザ・ナイト:カイル・ノーク
各選手にはボーナスとして75,000ドルが支給された[6]

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集