W61CA(ダブリュ 61シーエイ)は、カシオ計算機およびカシオ日立モバイルコミュニケーションズ(現・NECカシオ モバイルコミュニケーションズ)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話携帯電話である。

au W61CA
W61P
W61P
キャリア au
製造 カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
発売日 2008年2月1日
概要
OS REX OSKCP
CPU Qualcomm MSM6550
225MHz
音声通信方式 3G:CDMA 1X
(CDMA2000 1xMC)
(800MHz/2GHz/新800MHz)
データ通信方式 3.5G:CDMA 1X WIN
(Packet WIN)
(CDMA2000 1xEV-DO Rel.0)
3G:CDMA 1X
(Packet 1X)
(CDMA2000 1xMC)
形状 回転2軸式
サイズ 約106 × 約50 × 約18.9[1] mm
質量 約132 g
連続通話時間 約220分
連続待受時間 約320時間[2]
充電時間 約130分
外部メモリ microSD
FeliCa 対応
赤外線通信機能 あり(IrSimple対応)
Bluetooth なし
放送受信機能 ワンセグ
メインディスプレイ
方式 液晶
解像度 240×400ドット WQVGA
サイズ 2.7インチ
表示色数 26万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 515万画素AFカメラ
機能 AF 6軸手振れ補正
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
クチュールゴールド
(Couture Gold)
モードグリーン
(Mode Green)
エスプリイエロー
(Esprit Yellow)
ローブホワイト
(Robe White)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴 編集

ベストセラーとなった同社の2007年夏モデルW52CAEXILIMケータイ W53CAの、それぞれの長所を組み合わせた端末である。[3]。背面デザインはW52CAをベースとしており、W53CAと同等の515万画素AF付きカメラを搭載している。W52CA同様に防水性に優れ、W53CAには搭載されなかったワンセグも視聴可能である(W52CAには搭載されていた)。画面解像度はW53CAのワイドVGAからワイドQVGAになっているものの、W51CAに搭載され人気だった「ステップキー」を採用し、より操作性に優れている。そしてカシオ計算機製の端末にプリセットされるアデリーペンギンにも対応している[4]。最新プラットフォーム「KCP+」やEV-DO Rev.Aなどには対応しないものの、既存のWIN対応端末としてはハイスペックな端末となっている。本機はカシオ製端末として初めて4色のカラーバリエーションが登場した。なお同社製のau向け端末としては最後の「KCP」、並びにEV-DO Rev.0(Rel.0)に対応した端末となった。

 
折りたたみキーボード レミット W61CA」

沿革 編集

  • 2008年1月28日 KDDI、およびカシオ計算機、カシオ日立モバイルコミュニケーションズより公式発表。
  • 2008年2月1日 全国にて一斉発売。但し、ローブホワイトに限り遅れて発売となる。
  • 2008年2月26日 沖縄地区でローブホワイトが発売。
  • 2008年2月27日 北陸地区でローブホワイトが発売。
  • 2008年2月28日 上記以外の残りの地区でローブホワイトが発売。
  • 2014年3月31日 修理受付終了。[5]

対応サービス 編集

ほか

脚注 編集

  1. ^ 最厚部は約22mm。
  2. ^ 移動と静止の組合せ。
  3. ^ ただし、アデリーペンギンがプリセットされていることや、ステップキーの採用などから、W41CA・W51CAの後継機種と見ることもできる。
  4. ^ 今回はカラー版もプリセットされ、ペンギン自体のアニメーションデータも更にバージョンアップされている。他にはEZケータイアレンジデータとしてカツオのボニットもインストールされている。
  5. ^ auショップ店頭で確認。修理依頼をしても,メーカー対応が2014年3月31日付けで終了として受け付けられない。

関連項目 編集

  • W41CA - アデリーペンギンの待受を搭載した最初の機種。
  • W52CA - デザインや防水がこの機種のベースになっている。
  • W53CA - カメラ機能はこの機種がベースになっている。W53CAにはEXILIMケータイの愛称がある。
  • W62SA - 同時に発表された防水ケータイ。
  • CA007 - 当機種の後継機種。アデリーペンギン搭載。

外部リンク 編集