WebPositive (ウェブポジティブ; 略称: Web+) とは、Haiku OS に標準搭載されるウェブブラウザである。

WebPositive
作者 Stephan Aßmus
初版 2010年2月 (14年前) (2010-02)
最新版
r580 / 2011年6月1日 (12年前) (2011-06-01)
プログラミング
言語
C++
使用エンジン WebKit
対応OS Haiku
対応言語 多言語
サポート状況 開発中
種別 ウェブブラウザ
ライセンス 二条項BSDライセンス
GNU LGPL
公式サイト mmlr.dyndns.org ウィキデータを編集
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概要 編集

HTMLレンダリングエンジンWebKit を用いたタブブラウザ

WebPositive という名称は、WebKit の‘Web-’と Haiku OS が目指す OS である BeOS に付属していたウェブブラウザ NetPositive の‘-Positive’に由来し、組み合わせたものである[1]

歴史 編集

  • 2007年、Ryan Leavengood により WebKit が Haiku へ移植され[2]、2007年末に WebPositive の前身である HaikuLauncher として不完全ながら動作に成功した[3]
  • 2009年Google Summer of Code において、Ryan Leavengood の教え子である Maxime Simon により HaikuLauncher の大幅な改良がなされた[4][5][6]
  • 2010年2月、Stephan Aßmus (stippi) らが手を加えることにより HaikuLauncher は実用段階に達し、そのウェブブラウザの名称を WebPositive とした[7][8]
  • 2010年5月10日、WebPositive は、Haiku OS の R1/Alpha 2 において BeZillaBrowser に代わり既定のウェブブラウザとして採用された[9]

脚注 編集

関連項目 編集

  • Arora - WebPositive と同じく Haiku で動作する WebKit を用いたウェブブラウザ

外部リンク 編集