Wikipedia:井戸端/subj/琉球語(琉球方言)のふりがなの取り扱い

琉球語(琉球方言)のふりがなの取り扱い 編集

お世話になっております、利用者:Hmanでございます。またちょっとした質問がございまして、こちらに寄せて頂きました。 最近「辻 (那覇市)」などと言う記事を新規に立ち上げたほか、ちょくちょくと沖縄関連記事のメンテナンスに関わる予定がございます。

さて、それは良いとしまして、沖縄で用いられている琉球語(琉球方言)は、ルーツが日本語にあるのは間違い無さそうであるが最早日本語の枠を越えているとも、ギリギリで方言の枠内に留まっているとも取れる代物でございます。個人的には先述の「辻」の場合、ふりがなを打たねば、ja-2、ja-3どころかja-4の方でさえ正確に読み下せる方は極少数であろうとの判断から、固有名詞の類にはふりがなを打たせて頂きましたが、こういった、特異な方言(方言と仮定して)の扱いに関して、これまで総括的に議論がなされ、結論が導き出されたと言った事はございましたでしょうか。

特に問題が無いのであれば従前のスタイル、つまり琉球の固有名詞等に対して、ほとんどの人は正確に読めないであろうものにはふりがなを付ける形で進めて行きたいと考えてございますが、もしスタイル違反や沖縄人差別などに該当するとの事であれば、これまでに編集を行ったものを含めてふりがなを除去して行きたいと考えます。ひとつ皆様にご意見またはご教示を賜りたく存じ上げます。よろしくお願い致します。--Hman 2010年11月14日 (日) 17:07 (UTC)[返信]

日本語の漢字は幸いにして読みが複数あるのが普通であり、少なからぬ日本人が読めない難読な文字にはふりがなを振るのが普通で、それが方言であるか否かは考えなくてよいのではないかと思います。欲を言えば、ふりがなの裏付けとなる文献が示してあると便利。--114.49.7.104 2010年11月15日 (月) 12:40 (UTC)[返信]
例えば「沖縄」という文字を表面的には「ウチナー」と発音していても、「お・き・な・わ」という表意的音韻を失っていないことからみてもわかるように、琉球語を仮名書きする場合、表音的なものと表意的なものとの乖離が大きく、難しいところですが、単純に発音の仕方を明示したいということでしたら、IPAなどの音声記号を用いるのが簡便でしょうね。例:IPA[tʃidzi]。どうしても仮名を使いたい場合は、音声を表音的に近似する方法と、音韻を表意的に定義する方法があります。どちらも現状で日本語版ウィキペディアにおいてガイドライン化されていないため、厳密には「独自研究」に抵触する虞がありますが、敢えて書くのであれば、前者は「チージ」、後者は、「沖縄方言普及協議会方式」「琉球大学方式」「船津好明方式」などがあります。参考:沖縄方言の表記体系。将来的にはTemplate:中華圏の事物に倣って、各種音声・音韻表記と、一般的な日本語読みを合わせたTemplate:沖縄の事物のようなテンプレートを構想しても便利かもしれません。--Damena 2010年11月15日 (月) 15:19 (UTC)[返信]
114.49.7.104さん、Damenaさん、ご意見ありがとうございます。ガイドライン化はされていないとの事なので、個人的に無難であろうと言う線を模索しつつ、暴走しない様に気を付けて参ります。明確な出典を伴うと言う訳では無いのですが、公式刊行物や大いに流通している書籍で多く見られるが故に一般的と考え得るカナ表記、が現在の私の結論となりますが、他の執筆者の皆様からまたご意見を賜る機会がございましたら、より適切な方向へ持って行きたいとは思います。
また、私の発起でガイドラインやテンプレートなどの作成は時期尚早と思い、今回は見送らせて頂きたく思います。何分私自身が琉球語の専門教育を受けていない上に琉球人と言う訳でもございませんので、正直な所スキル不足、お恥ずかしい次第にございます。こればかりは専門家もしくは地元の方との連携が取れる状況になるのを待ってからでないと、進めようがございません・・・。--Hman 2010年11月17日 (水) 12:38 (UTC)[返信]