高宮まり

日本の女性プロ雀士

高宮 まり (たかみや まり、1988年11月8日 - ) は、日本プロ雀士グラビアアイドル日本プロ麻雀連盟所属、27期生、四段。身長153cm。[1]茨城県出身。

高宮 まり
2019年撮影
基本情報
出身地 茨城県
生年月日 (1988-11-08) 1988年11月8日(35歳)
プロ入会 2011年 27期
所属団体 日本プロ麻雀連盟
Mリーグ
ドラフト 2018年/2巡目
2018 - KONAMI麻雀格闘倶楽部
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年 -
ジャンル バラエティ
登録者数 5.4万人
総再生回数 615万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月23日時点。
テンプレートを表示
たかみや まり
高宮 まり
プロフィール
愛称 まりあんぬ
生年月日 1988年11月8日
現年齢 35歳
出身地 日本の旗 日本茨城県
血液型 O型
公称サイズ(2022年時点)
身長 / 体重 153 cm / kg
スリーサイズ 83 - 59 - 85 cm
カップサイズ G
活動
デビュー 2011年 (プロ入り年)
ジャンル グラビアプロ雀士
モデル内容 一般、水着
モデル: テンプレート - カテゴリ

来歴 編集

中学生の頃に読んでいた倉田真由美西原理恵子の漫画で麻雀を知る。倉田の漫画に登場するヨーコ会長こと渡辺洋香がプロ雀士という仕事を知ったきっかけ[1]。中高時代は麻雀を打つことはなく、打ち始めたのは20歳を過ぎた頃にネット麻雀であり、その1か月後に軽い気持ちで雀荘でのアルバイトを開始。22歳でプロ入りした[1]

2013年に「女流モンド杯」に初出場。決勝卓に進出すると、予選トップの宮内こずえを追い落として、2半荘連続のトップで文句なしの初優勝。(この優勝が最初の転機だったと2022年のインタビューで語っている[1]。)

続く「麻雀 Battle Royal」でも先鋒として大きなリードによりチーム優勝に貢献する等、大舞台での勝負強さを印象付けた。雀士としての目標は、鳳凰位を取ることである。

2012年の麻雀連盟カレンダーの、7月水着担当をすることを宮内こずえから打診され、なんでも「やります。」というタイプなので依頼を受けたところからグラビアのオファーを受けるようになった。

グラビアアイドルとしての活動では、2nd DVD『高宮まり 女神降臨』が2014年11月17日オリコン・アイドルイメージDVD週間ランキングで1位を獲得。

2017年、第6回プロが選ぶアイドルDVD賞でスパイスビジュアル賞受賞[2]

2018年7月に発足した競技麻雀のプロリーグ・Mリーグにて、KONAMI麻雀格闘倶楽部からドラフト2巡目指名される[3]

2015年9月3日の前原雄大のツイートによれば、2015年頃、高宮が前原率いるチームがらくた(前原と佐々木寿人の2人のみのチーム)に入りたいと前原に打診し、全国がらくた理事会にかけられたところ、マネージャーならば、と言うことでメンバー入りしそうになったが、森山茂和連盟会長からの「キャラが違うでしょ」という一言により、チームがらくた入りはなくなった。

前述のMリーグドラフトにより、前原、佐々木寿人と同じKONAMI麻雀格闘倶楽部所属となり、形は違えどチームがらくた入りが成就した。

2022年、以前から親しい和久津晶と共に池袋にアパレルダーツカフェ「MALUTA CAFE」をオープンした[4]

人物  編集

  • 喫煙者
  • スリーサイズはB83・W59・H85。カップサイズはGカップ。[5]
  • 思い切りのよい攻撃型の雀風から「猛撃プリンセス」というキャッチフレーズがデビュー時から用いられていたが、本人によると「あまり浸透していません」とのこと。その後「美しすぎる女流雀士」や「淑女なベルセルク」というキャッチフレーズが使われることが多かったが[6]、最近は本人の意向により「レディベルセルク」をキャッチフレーズとして使用している。
  • プロ雀士になったのが先で、グラビア活動は2012年以降。先述のように宮内こずえに誘われ、水着になることを決めたという[6]
  • 親交の深い二階堂姉妹曰く、高宮はグラビアの仕事を、「くねくねするおしごと」と言っている[7]
  • 登山が趣味で、モンド麻雀プロリーグの番外編として「第1回サバイバルウォーキング杯」や「高宮登山部」といった企画が放送されたこともある。後に麻雀遊戯王に出演した際に、趣味が登山であることを否定した(別番組で趣味を聞かれ、やむなく散歩と答えたものが高じてしまった)。
  • 趣味カメラと書いてある書籍もあるが、カメラは買ったものの家の中ではカメラを使わないことに気づいてしまった。結論として基本的には「何もしていない。」とのことである[8]
  • 好きなお笑い芸人は、田中さん(アンガールズ)で、小さい頃の夢は、魔法使い[9]
  • 背が小さいため、道でナメられることが多く、路上で男性に肘打ちをされたことなどがある[10]

主な戦績 編集

  • 麻雀最強戦2023 ザ・リベンジ 優勝
  • 第11回 女流モンド杯 優勝
  • 女流プロ麻雀日本シリーズ2016 優勝
  • 第8期 夕刊フジ杯 優勝
  • 全国地方リーグ代表 チャンピオンシップ2019 優勝 (北関東プロリーグ代表として出場)
  • 第17回 天空麻雀 優勝
  • 第1回 AKRacing杯 優勝
  • 初代 てんパイクイーン
  • 第6回 麻雀格闘倶楽部 プロNo.1決定戦 優勝

Mリーグ成績 編集

レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 順位 順位
2018-19 KONAMI麻雀格闘倶楽部 16 ▲273.9 19/21 ▲17.1 51,300 ―― 0.63 19/21 37.5% 6.3% 2.94 1 0 5 0 4 0 6 [11]
2019-20 KONAMI麻雀格闘倶楽部 21 99.5 9/29 4.7 47,600 25/29 0.8095 7/29 52.4% 28.6% 2.38 6 0 5 0 6 0 4 [12]
2020-21 KONAMI麻雀格闘倶楽部 20 ▲246.0 25/30 ▲12.3 47,600 24/30 0.7000 20/30 35.0% 15.0% 2.80 3 0 4 0 7 0 6 [13]
2021-22 KONAMI麻雀格闘倶楽部 20 ▲237.4 25/32 ▲11.9 64,500 8/32 0.7000 22/32 25.0% 20.0% 2.83 4 0 1 1 8 0 6 [14]
2022-23 KONAMI麻雀格闘倶楽部 23 194.1 8/32 8.4 66,400 11/32 0.8261 7T/32 60.9% 26.1% 2.30 6 0 8 0 5 0 4 [15]
2023-24 KONAMI麻雀格闘倶楽部 25 ▲64.7 20/36 ▲2.6 63,200 16/36 0.8800 3/36 40.0% 16.0% 2.56 4 0 6 0 12 0 3 [16]
通算 125 ▲528.4 ▲4.2 66,400 76.8% 42.4% 19.2% 2.61 24 0 29 1 42 0 29
  • 個人賞は規定打荘数(20半荘)以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
  • 2019年シーズンから最高スコアが表彰対象に
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2019-20 KONAMI麻雀格闘倶楽部 3 ▲46.1 ▲15.4 39,900 33.3% 33.3% 33.3% 3.00 1 0 0 0 0 0 2
2020-21 KONAMI麻雀格闘倶楽部 4 118.0 29.5 78,000 75.0% 75.0% 50.0% 2.00 2 0 1 0 0 0 1
2021-22 KONAMI麻雀格闘倶楽部 3 ▲12.7 ▲4.2 23,800 100% 66.7% 0% 2.33 0 0 2 0 1 0 0
2022-23 KONAMI麻雀格闘倶楽部 4 ▲82.2 ▲20.6 46,800 50.0% 50.0% 0% 3.00 0 0 2 0 0 0 2
セミファイナル通算 14 ▲23.0 ▲1.6 78,000 64.3% 57.1% 21.4% 2.57 3 0 5 0 1 0 5
ファイナルシリーズ
2018-19 KONAMI麻雀格闘倶楽部 6 37.1 6.2 52,700 83.3% 66.7% 16.7% 2.33 1 0 3 0 1 0 1
2021-22 KONAMI麻雀格闘倶楽部 3 ▲32.5 ▲10.8 47,100 33.3% 33.3% 33.3% 3.00 1 0 0 0 0 0 2
2022-23 KONAMI麻雀格闘倶楽部 4 54.0 13.5 37,000 100% 75.0% 25.0% 2.00 1 0 2 0 1 0 0
ファイナル通算 13 58.6 4.5 52,700 76.9% 61.5% 23.1% 2.38 3 0 5 0 2 0 3
ポストシーズン通算 27 35.6 1.3 78,000 70.4% 59.3% 22.2% 2.48 6 0 10 0 3 0 8

作品 編集

Vシネマ 編集

  • むこうぶち13 高レート裏麻雀列伝 壺(2017年1月6日、GPミュージアム)監督:片岡修二[17]
  • むこうぶち14 高レート裏麻雀列伝 相方(2017年5月5日、GPミュージアム)監督:片岡修二[18]

一般DVD 編集

  • 麻雀女子会 Vol.1 箱根温泉編 和泉由希子・宮内こずえ・高宮まり・小笠原奈央(2015年4月1日、日本コロムビア)

イメージDVD 編集

  • テンパイ-聴牌-(2013年4月、エスデジタル
  • 女神降臨(2014年11月5日、AMGエンタテインメント)
  • まりさんぽ(2015年12月18日、 イーネット・フロンティア)
  • 天和(2016年12月23日、エスデジタル)
  • Stay with you(2017年7月28日、スパイスビジュアル)
  • 秘密の時間(2018年1月18日、ギルド)
  • 立直-リーチ-(2018年10月26日、エスデジタル)
  • 九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)(2020年9月20日、ラインコミュニケーションズ
  • Beautiful Dreams(2021年6月25日、スパイスビジュアル)
  • A Day In The Life(2022年1月20日、ラインコミュニケーションズ)
  • 幸福論(2022年10月20日、ラインコミュニケーションズ)
  • MOVE(2023年6月20日、ラインコミュニケーションズ)
  • 淑女の休日(2023年11月20日、ラインコミュニケーションズ)

出演 編集

テレビ 編集

ウェブテレビ 編集

書籍 編集

著書 編集

写真集 編集

  • 日本プロ麻雀連盟 女流プロ写真集 国士無双 和泉由希子・高宮まり・東城りお・宮内こずえ ほか 全13名(2013年12月26日、竹書房)ISBN 978-4812497746
  • 高宮まり 1st写真集 蜃気楼~mirages~ (2023年11月28日、ワニブックス)撮影:藤本和典 ISBN 978-4847085277

デジタル写真集 編集

  • 高宮まり『Beautiful Dreams』Vol.1(2021年6月24日、スパイスビジュアル)
  • 高宮まり『Beautiful Dreams』Vol.2(2021年6月24日、スパイスビジュアル)
  • 『Kiss You』157Photos(2021年7月8日、エー・ビー・エンターテイメント/スパイスビジュアル)
  • MARI Styles 満開に咲く 324Photos(2022年4月21日、DragonFlyBooks/エスデジタル)
  • idolpost A Day In The Life Extra edition 138Photos(2022年5月6日、DragonFlyBooks/ラインコミュニケーションズ)
  • idolpost 九蓮宝燈 Extra edition(2022年11月28日、DragonFlyBooks/ラインコミュニケーションズ)
  • 高宮まり 幸福論(2022年12月27日、ラインコミュニケーションズ)
  • 高宮まり 恋する胸の高まり(2023年9月25日、小学館)撮影:中山雅文 週刊ポストデジタル写真集
  • 高宮まり×岡田紗佳
    • 牌×牌(2020年2月10日、小学館)撮影:藤本和典 週刊ポストデジタル写真集
    • 牌×牌II(2020年10月26日、小学館)撮影:藤本和典 週刊ポストデジタル写真集
    • 牌×牌III(2021年11月8日、小学館)撮影:藤本和典 週刊ポストデジタル写真集
    • 牌×牌more(2022年3月28日、小学館)撮影:藤本和典 週刊ポストデジタル写真集
  • 高宮まり写真集 Mの休日(2023年2月1日、竹書房)撮影:長谷繁郎
  • 高宮まり「MOVE」究極版122P(2023年11月10日、DragonFlyBooks/ラインコミュニケーションズ)
  • 高宮まり「MOVE」Extra edition 108P(2023年11月24日、DragonFlyBooks/ラインコミュニケーションズ)

脚注 編集

  1. ^ a b c d Mリーガー高宮まりは「だめんず・うぉ〜か〜」でプロ雀士という仕事を知った。実際の麻雀もバイトの募集がきっかけだった|その他競技|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva”. 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva. 2022年12月8日閲覧。
  2. ^ [1]
  3. ^ 編集部, ABEMA TIMES. “「光がまぶしくてびっくりした」高宮まり、驚きのドラフトから勝利の女神へ/麻雀Mリーグ | インタビュー・特集”. ABEMA TIMES. 2022年12月8日閲覧。
  4. ^ MALUTA CAFE - REGISTRO” (2022年3月16日). 2022年12月8日閲覧。
  5. ^ [2]
  6. ^ a b ASCII. “雀界で話題の“淑女なベルセルク”高宮まり、マシュマロGカップを開放! (1/2)”. ASCII.jp. 2022年12月8日閲覧。
  7. ^ (日本語) 【10分トーク】まりこ大好き!まりこ大好き♪, https://www.youtube.com/watch?v=OVgCX8cY61c 2022年4月25日閲覧。 
  8. ^ (日本語) 高宮まりプロにプライベートの過ごし方聞いてみた!, https://www.youtube.com/watch?v=tsgDYYUv5i8 2022年4月25日閲覧。 
  9. ^ (日本語) 【高宮100前半】高宮まりをもっと知りたい!クイズ高宮まりの100のコト【姉妹対決】, https://www.youtube.com/watch?v=DRekh7BGDOw 2022年4月25日閲覧。 
  10. ^ (日本語) 【女神降臨⁈】高宮まりちゃんに声かけてみたら女子会が始まった。, https://www.youtube.com/watch?v=NH-xLBaBas0 2022年4月25日閲覧。 
  11. ^ 近代麻雀2019年6月号特別付録 「Mリーグ2018選手データ名鑑」
  12. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2020年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月4日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  13. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月30日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  14. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2022年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月14日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  15. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月23日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  16. ^ M.LEAGUE公式サイト”. M.LEAGUE. 2020年3月6日閲覧。
  17. ^ むこうぶち13 - allcinema 2024年2月27日閲覧
  18. ^ むこうぶち14 - allcinema 2024年2月27日閲覧
  19. ^ 24時間の大激戦が終了 新年初役満、大逆転テンパイに笑顔…涙…/新春オールスター麻雀大会2019”. Abema 麻雀 TIMES (2019年1月3日). 2019年1月7日閲覧。

外部リンク 編集