「僕にできること」いま歌うシリーズ

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「僕にできること」いま歌うシリーズ』(ぼくにできること いまうたうシリーズ)は、ASKAカバー・アルバム。2012年12月22日の仙台サンプラザよりコンサート会場限定で先行販売を行い、2013年3月27日に一般発売された[1]。発売元はユニバーサル シグマ

「僕にできること」いま歌うシリーズ
ASKAカバー・アルバム
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ユニバーサル シグマ
プロデュース ASKA
チャート最高順位
ASKA 年表
SCRAMBLE
2012年
僕にできること
いま歌う
シリーズ

(2013年)
Too many people
2017年
『いま歌うシリーズ』収録のシングル
  1. 「廃墟の鳩」
    リリース: 2011年4月22日
  2. 「上を向いて歩こう」
    リリース: 2011年4月26日
  3. 「巴里にひとり」
    リリース: 2011年7月30日
  4. 「旅人よ」
    リリース: 2011年10月8日
  5. 「木綿のハンカチーフ」
    リリース: 2012年3月16日
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目次

解説編集

近年コンサートの中で、ASKAは子供の頃から好きである昭和歌謡の名曲をカバーし披露していた[2]

そんな中、2011年に東日本大震災が発生した事を受けて、レコーディングしたカバー音源を配信し、得られる収益を寄付できないかと考えて、取り組み始めた活動が「いま歌う」シリーズである。

2011年4月に「廃墟の鳩」と「上を向いて歩こう」をiTunes Storeで配信したのを皮切りに、コンスタントに配信リリースが続き、それらのカバー曲に未発表のレコーディングされたカバー曲をプラスし、アルバム化したのが本作である[3]

よって、本作は「東日本大震災復興支援アルバム」と名付けられ、ASKA個人の収益は寄付され、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを通して、復興支援活動に活用される仕組みとなっている。

収録曲編集

※ASKAのコメントは、僕にできること(いま歌うシリーズ) Official Web Site を参照している。

  1. 君は薔薇より美しい
    (作詞:門谷憲二 作曲:ミッキー吉野
    布施明が1979年に発売したシングル曲。
    ASKAは、2005年から2006年にかけて開催したコンサートツアー『ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA』でこの曲を披露しており、以後コンサートでカバー曲が演奏される事になる。
  2. 巴里にひとり
    (作詞:G.Sinoue 日本語訳詞:山上路夫 作曲:G.Costa
    沢田研二が1975年に発売したシングル曲。
    またこの曲は、「MON AMOUR JE VIENS DO BOUT DU MONDE」(モナ・ムール・ジュ・ヴィアン・ドゥ・ブ・ドゥ・モンド)というタイトルで沢田本人がフランス語で歌ったバージョンが、現地で発売されている。
    高校生の頃にこの曲を聴いたASKAは、なんだかおしゃれな感じに聞こえたという。
  3. 木綿のハンカチーフ
    (作詞:松本隆 作曲:筒美京平
    太田裕美が1975年に発売したシングル曲。その年の年間売り上げ4位となった。
    ASKAは、2012年のコンサート『ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』や、その後のコンサートツアー『ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET』でこの曲を披露している。
    CHAGE&ASKAの楽曲「no no darlin'」作詞の時に、この曲が浮かんだとアルバム『GUYS』のブックレットに記載されている。
  4. さらば恋人
    (作詞:北山修 作曲:筒美京平)
    堺正章が1971年に発売したシングル曲。第13回日本レコード大賞・大衆賞受賞。
    ASKAが最も歌謡曲に夢中になっていた時代の歌であるという。
  5. 廃墟の鳩
    (作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦
    ザ・タイガースが1968年に発売したシングル曲。
    ASKAは2009年のコンサート『THE MELODY YOU HEARD THAT NIGHT 昭和が見ていたクリスマス』でこの曲をカバーしていた。
    「現状と重なる部分がたくさんある曲」だと述べている。
  6. 上を向いて歩こう
    (作詞:永六輔 作曲:中村八大
    坂本九のシングル曲にして、日本のみならず、アメリカでも「SUKIYAKI」のタイトルでヒットチャート1位を獲得した曲。1961年発売だが、その後数多くのカバー作品が発表されている。
    今回の「いま歌う」シリーズで最初に取り掛かった曲である。
  7. 生きがい
    (作詞:山上路夫 作曲:渋谷毅
    由紀さおりが1970年に発売したシングル曲。
    2009年のコンサート『THE MELODY YOU HEARD THAT NIGHT 昭和が見ていたクリスマス』で演奏されていた。
    ASKAは、男性に尽くす女性の歌で、精一杯抑え目にやさしく歌わせてもらったという。
  8. 蒼い星くず
    (作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作
    加山雄三が1966年に発売したシングル曲。
    加山に曲を聴いてもらったところ、お褒めの言葉を頂けた事にASKAは恐縮したそうだ[4]
  9. 七色のしあわせ
    (作詞:岩谷時子 作曲:いずみたく
    ピンキーとキラーズが1969年に発売したシングル曲。
    2009年のコンサートツアー『ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK』では、「恋の季節」をカバーしていた。
  10. 旅人よ
    (作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作)
    加山雄三の曲で、1966年に発売したシングル「夜空を仰いで」のB面に収録された。
    1997年に発売された加山への還暦祝いトリビュート・アルバム60 CANDLES』では、ASKAが「夜空を仰いで」をカバーしている。
  11. ここに幸あり
    (作詞:高橋掬太郎 作曲:飯田三郎
    大津美子の1956年に発売された曲であり、同名映画の主題歌としてヒットした。
    2012年のコンサート『ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』でも演奏されている。
    「蘇州夜曲」や「伝わりますか」(いずれも『SCENE』収録)のイメージになるようにレコーディングしたという。
  12. 見上げてごらん夜の星を
    (作詞:永六輔 作曲:いずみたく)
    1960年に同名ミュージカルの主題歌として発表され、1963年に坂本九がシングル発売してヒットした曲である。こちらも数多くのカバー作品が発表されている。
    2012年のコンサート『ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』と同じく、ラストを飾る曲として置かれている。
※編曲:澤近泰輔(#1・#2・#3・#6・#7・#9)・十川ともじ(#4・#5・#8・#10・#11・#12)

参加ミュージシャン編集

君は薔薇より美しい

  • Drums:江口信夫
  • Bass:MECKEN
  • E.Guitar:鈴川真樹
  • Strings:クラッシャー木村ストリングス
  • Horns:YOKAN Horns

巴里にひとり

  • Drums:宮田繁男
  • Bass:MECKEN
  • A.E.Guitar:古川望

木綿のハンカチーフ

  • A.E.Guitar:西川進
  • Strings:クラッシャー木村ストリングス

さらば恋人

  • Drums:宮田繁男
  • Bass:MECKEN
  • A.Guitar:西川進
  • Violin/Viola:真部裕
  • Cello:遠藤益民

廃墟の鳩

  • A.E.Guitar:古川望
  • Piano:十川ともじ

上を向いて歩こう

  • Guitar:古川昌義
  • Violin/Viola/Cello:クラッシャー木村

生きがい

  • A.E.Guitar:古川昌義

蒼い星くず

  • Drums:屋敷豪太
  • Bass:MECKEN
  • A.E.Guitar:古川望
  • Piano:十川ともじ

七色のしあわせ

  • Drums:松永俊弥
  • Bass:恵美直也
  • E.Guitar:西川進

旅人よ

  • A.E.Guitar:古川望
  • Bass:MECKEN
  • Piano:十川ともじ

ここに幸あり

  • Bass:美久月千晴
  • A.Guitar:土方隆行

見上げてごらん夜の星を

  • Bass:MECKEN
  • E.Guitar:西川進
  • Violin/Viola:真部裕
  • Cello:遠藤益民

関連項目編集

  • STANDARD - 洋楽中心のカバー・ミニアルバム(2009年11月25日発売)。
  • BOOKEND - 洋楽中心のカバー・アルバム(2011年12月7日発売)。
  • 12 - セルフカバー・アルバム(2010年2月10日発売)。
  • 君の知らない君の歌 - セルフカバー・アルバム(2010年11月3日発売)。
  • Save the Children JAPAN

脚注編集

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  1. ^ 当初はコンサートツアー「ROCKET」初日の12月14日、オリンパスホール八王子公演から販売する予定であったが、制作の都合上延期され、この日となった(『僕にできること」いま歌うシリーズ』発売日変更のお知らせ Official Web Site を参照)。
  2. ^ 今回収録された曲以外にも、ピンキーとキラーズの「恋の季節」や、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」などを披露している。
  3. ^ この間、後にオリジナル・アルバム『SCRAMBLE』や洋楽中心のカバー・アルバム『BOOKEND』となる楽曲のレコーディングも行われていた。
  4. ^ アトリエ de 加山”. BSフジ (2012年12月4日放送). 2013年11月30日閲覧。でゲスト出演していて、加山がASKAの歌う「蒼い星くず」を聴いている場面がある。

外部リンク編集