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あした世界が終わるとしても』(あしたせかいがおわるとしても)は、櫻木優平監督による長編アニメーション映画2019年1月25日公開[2]

あした世界が終わるとしても
監督 櫻木優平
脚本 櫻木優平
原作 クラフター
ナレーター 古谷徹[1]
出演者 梶裕貴
内田真礼
中島ヨシキ
千本木彩花
悠木碧
水瀬いのり
主題歌 あいみょん「あした世界が終わるとしても」
制作会社 クラフタースタジオ
製作会社 『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給 松竹メディア事業部
公開 2019年1月25日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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アヌシー国際アニメーション映画祭2019長編コンペティション部門にノミネートされた[3]

概要編集

本作は、Huluオリジナルアニメ『ソウタイセカイ』をベースにして、『ソウタイセカイ』の世界観とその延長線上で起こるドラマを描いた作品である[4]

『ソウタイセカイ』は、Huluと博報堂グループのアニメ制作スタジオ・クラフターによる新世代アニメ「スマートCGアニメーション」プロジェクトとして制作された作品で、2017年4月28日に前編が、5月5日に後編がHuluで独占公開された[5]。本作は『ソウタイセカイ』の続編ではないが、キャラクターや世界観は『ソウタイセカイ』がベースになっている[4]

『ソウタイセカイ』と本作では主要登場人物6人が同じキャラクターで[注 1]、そのうちの「狭間真」役と「泉琴莉」役、「ミコ」役は声優も同じである[5]。とくに、ミコが登場するバトルシーンは『ソウタイセカイ』から本作の序盤にそのまま流用されている[6][7]。なお、『ソウタイセカイ』では泉琴莉は狭間真とは従姉弟同士であったが[8]、本作では幼馴染に変えられている。

あらすじ編集

高校3年生の真(しん)は、幼い頃に母親が突然死して以来、心を閉ざしがちでいる。幼馴染の琴莉(ことり)は、そんな真を見守り続けてきた。ある日、そんな2人がデートしている最中、真の父・源司(げんじ)の突然死の連絡が入る。

沈み込む真の前にジンと名乗る少年が現れ「お前は俺が守る」と言い、突然剣で襲いかかる少女の襲撃から真を守り2人で逃走する。ジンが言うには、「日本公民共和国」という日本と相対する世界が存在し、二つの世界にはそれぞれ相対する人物がいて、どちらかの世界でその人物が死ぬと、相対するもう片方の人物が突然死する。ジンは真の相対で、真の父の突然死の原因は、日本公民共和国を支配する「公女」コトコの命によりジンの父が処刑されたためだという。そして、ジンが日本に来たのは、コトコの相対である琴莉を殺すためであった。

一方、真たちを逃がした少女は琴莉と出会い「あなたはミコが守ります」と告げる。少女・ミコは知能搭載遠隔人型兵器「マティック」で、琴莉を守るとともにジンの相対である真を殺すためにコトコから遣わされてきたのであった。ミコは琴莉を「フィクサー」としてフィックスする。フィックスするとフィクサーと精神回路がつながるのであった。ミコはフィックスにより琴莉の真を思う気持ちを知り、もう一つの使命である真の殺害と折り合いを付ける方法を考え始める。

琴莉とミコが真たちの居場所を突き止めるとジンの操る遠隔人型兵器「アルマ」に襲われるが、ミコがこれを撃退してジンから真を奪い返し、3人で逃走する。ところが、そこへコトコから遣わされたもう一人のマティック、リコが真に襲いかかる。それを阻止しながらミコがリコにこれまでの経緯を説明すると、意外にもリコはあっさり了解する。

実は、日本公民共和国の本当の支配者は公女を陰で操る「公卿」たちで、公女は傀儡に過ぎなかった。コトコは公卿たちによる支配から日本公民共和国を開放するため、密かにリコを日本に送り込み、公卿たちの相対を暗殺させていたのであった。

キャスト編集

狭間 真(はざま しん)
- 梶裕貴[9]
泉 琴莉(いずみ ことり)
声 - 内田真礼[9]
ハザマ ジン
声 - 中島ヨシキ[9]
イズミ コトコ
声 - 千本木彩花[9]
ミコ
声 - 悠木碧[9]
リコ
声 - 水瀬いのり[9]

スタッフ編集

  • 原作 - クラフター
  • 監督・脚本 - 櫻木優平
  • 制作 - クラフタースタジオ
  • 製作 - 『あした世界が終わるとしても』製作委員会
  • 配給 - 松竹メディア事業部

主題歌編集

全作詞・作曲・歌:あいみょん
主題歌「あした世界が終わるとしても[10]
編曲:立崎優介、近藤隆史、田中ユウスケ
挿入歌「ら、のはなし[11]
編曲:トオミヨウ

小説編集

櫻木が書き下ろした原作小説が、『ダ・ヴィンチ』2018年11月号 - 2019年1月号にて連載[12]角川文庫から文庫本が出版されている。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ただし、「リコ」に相当する『ソウタイセカイ』のキャラクターの名前は「ニコ」である[5]

出典編集

  1. ^ “古谷徹「あした世界が終わるとしても」にナレーションで参加”. 映画ナタリー. (2018年12月6日). https://natalie.mu/eiga/news/311043 2018年12月13日閲覧。 
  2. ^ 映画『あした世界が終わるとしても』” (2018年10月4日). 2018年11月28日閲覧。
  3. ^ 映画『あした世界が終わるとしても』NEWS” (2018年4月18日). 2019年8月16日閲覧。
  4. ^ a b 「自分たち世代の映画と思ってもらいたい」 櫻木優平監督が『あした世界が終わるとしても』で伝えたいこと【インタビュー】”. 超!アニメディア (2019年1月25日). 2019年2月2日閲覧。
  5. ^ a b c “Huluオリジナルアニメ「ソウタイセカイ」特報映像公開。内田真礼らキャスト情報も”. インプレスのビジネスWeb. (2017年4月7日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1053747.html 2019年2月2日閲覧。 
  6. ^ Soutai Sekai 01 sub english. youtube.com.. (2018年5月27日). https://www.youtube.com/watch?v=5o9o6FOFBj0 2019年2月3日閲覧。 
  7. ^ Soutai Sekai 02 sub english. youtube.com.. (2018年5月29日). https://www.youtube.com/watch?v=s8tQXPF24Nw 2019年2月3日閲覧。 
  8. ^ “梶裕貴、内田真礼、悠木碧が「ソウタイセカイ」で異なる人生を歩む同一人物を熱演”. アニメハック powered by 映画.com. (2017年4月9日). https://anime.eiga.com/news/104403 2019年7月20日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f CHARACTERS‖あした世界が終わるとしても”. 2018年11月28日閲覧。
  10. ^ “梶裕貴ら出演作「あした世界が終わるとしても」予告編、あいみょんの主題歌も”. 映画ナタリー. (2018年12月13日). https://natalie.mu/eiga/news/312004 2018年12月13日閲覧。 
  11. ^ “「あした世界が終わるとしても」特報解禁、あいみょんが主題歌と挿入歌を提供”. 映画ナタリー. (2018年10月18日). https://natalie.mu/eiga/news/304127 2018年12月13日閲覧。 
  12. ^ “櫻木優平の監督作「あした世界が終わるとしても」公開、原作はダ・ヴィンチで連載”. 映画ナタリー. (2018年10月4日). https://natalie.mu/eiga/news/302422 2018年12月13日閲覧。 

外部リンク編集