いちごのお家(2010年7月)

いちごのお家(いちごのおうち)は、東京都大田区田園調布二丁目にあった、サンリオの直轄運営によるソーシャルコミュニケーション型店舗の名称。 サンリオのキャラクターボタンノーズが住むいちごのお家を再現した外観。

概要編集

1970年代の後半から1980年代の初頭にかけてサンリオは次世代の新規事業とソーシャル・コミュニケーション事業を模索する中で「広く開かれたソーシャルコミュニケーションのあり方」を考え、サンリオ創業者である辻信太郎自身がサンリオファンの集いの場とモデル店舗・ショールームを兼ねた場所として店舗を提供したいと言った考えが結実したのが「いちごのお家」だった。オープン当初のコンセプトは「ナウなヤングにも人気のいちごのお家、誕生」で、ハイターゲットを主眼とした店舗開設で、同店舗から約50メートル離れた場所にはローターゲット向け店舗「つみきのお家」も開設されていた。

いちごのお家は1983年12月1日に開店[1]。途中の歴史経緯の中で閉店を計画したがファンからの要望に応える形で存続。2011年12月25日に閉店[2]。2012年2月に解体工事が開始され、同年4月に同施設・店舗は解体され更地になり、跡地は一般のマンション用地となった。

施設編集

  • 1階:サンリオショップ(※当時のサンリオキャラクターグッズ、手作りのクッキーなどを取り扱った)
    • 手作りクッキーの店舗(ブランド名「ディッコリー・ドッキー」)は当時のサンリオ新戦略の一つだった。インテリアコーナー、ハイドロカルチャーのコーナーも併設。
  • 2階:ストロベリーパーラー(テナント - いちごパフェなどの洋菓子を販売)
    • キャンディショップも併設。洋菓子の販売と飲食可能のコーナーを26席設置。
  • 3階:レストラン → いちごのお部屋(テナント - いちご新聞主催の「いちごメイトパーティー」で使用した専用ルーム)
    • 開設当初はテナントによるレストラン店舗だったが、改装された後は商店会の会合やサンリオファンの交流の場として無料貸し出しを行った。
  • 4階:多目的ホール → いちごのお部屋(※後の時代に改装)
    • 開設当初はレストランホール(20席)だったが、後に「いちごのお部屋」に改装された。

以上、出典は商店界1984年2月号

脚注編集

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  1. ^ 「情報ファイル 赤いいちごの家開店」『朝日新聞』1983年12月2日付東京朝刊、8頁。
  2. ^ さようなら いちごのお家 - LittleTwinStars Official★Blog Kiki&Lala Dreamy Diary(2011年11月18日). 2019年6月8日閲覧。

参考文献編集

  • 編集部「こりゃ楽しいお家だね!サンリオの「いちごのお家」「つみきのお家」」『商店界 1984年2月号(通巻800号)』第65巻第2号、誠文堂新光社、1984年2月、 146-147頁。

外部リンク編集

座標: 北緯35度35分48.5秒 東経139度40分10秒