いつまでも忘れないよ

2019年の堀内博志監督による映画

いつまでも忘れないよ』(いつまでもわすれないよ)は、2019年5月31日公開の日本映画。 2018年夏にテレビ神奈川で放送された『ディキータマリモット〜オウセンの若者たち〜』のスピンオフ作品[1]。 主演は、ドラマ出演と同じく猪野広樹、メインキャストには崎山つばさ北園涼小南光司横田龍儀らもテレビドラマ版と同じキャラクターとして登場。 監督は、『Please Please Please』『Sea Opening』の堀内博志。2018年11月10日11日に大阪、東京にて先行上映イベントを開催。 2019年5月31日よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて封切、静岡、愛知、神奈川、栃木、大阪でロードショー。[2] [3][4]

いつまでも忘れないよ
監督 堀内博志
脚本 堀内博志
製作 映画『いつまでも忘れないよ』フィルムパートナーズ
製作総指揮 股張祐二
出演者 猪野広樹
撮影 堀内博志嶋根義明
編集 堀内博志
制作会社 パーフェクト・ワールド
配給 パーフェクト・ワールド
公開 日本の旗 日本 2019年5月31日
上映時間 113分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ストーリー 編集

⼈気ミュージカル『王⼥の選択』通称・オウセンの舞台公演の冒頭及びエンディングのみに登場する端役『ディキータマリモット』として出演中のアドニス、ダビド、ハリ、ユージン、エレニそしてマルコの6⼈の若⼿俳優たち。 最初と最後の出番の為、舞台本番中は殆どの時間を楽屋裏で過ごすことになるのだが、劇場の一角に使われていない一室を見つけた彼らは、その空き部屋を彼らだけの楽屋として整え、その部屋で暇をつぶしながら過ごすようになる。 楽屋でのたわいないやりとりをシュールなコメディタッチで描いていたのがドラマ版『ディキータマリモット〜オウセンの若者たち〜』。

今作はその『王⼥の選択』が千穐楽をむかえた当日、本番中の出来事を描いた作品。オープニングの出演の後、不審な二人組にアドニスが誘拐された。 それぞれが役者になったきっかけになるキーパーソンに会いに行くよう犯人に指示されたダビド、ユージン、ハリ、エレニ、マルコはそれぞれの過去に向き合うことになる。 アドニスを救いだし、無事にオウセンのエンディングを務めることができるのか?また、アドニスを誘拐した不審な二人組の目的とは? 6人が俳優を目指した「それぞれのきっかけ」を通して現在に向き合う6つのストーリーを「忘れない」というキーワードをもとに展開する。

キャスト 編集

  • ナレーター:帆世雄一
  • 七瀬政子:森田亜紀
  • 泉もも:楢葉ももな
  • ミーナ(倉科美奈):村上穂乃佳
  • 川北一葉:中澤梓佐
  • 神谷季見子:中野公美子
  • 呉健一:コーシロー
  • フレッド:アルフレッド
  • 向山紡:影山徹
  • 森茂子:和田真理子
  • 客席の女性:吉田澪里
  • 中年女性(朱美):宮崎京
  • チンピラ:田中宏輝、天野周平
  • エレニの女性たち:さいとうなり、名倉万葉、吉本ひなた、あおいみどり、宮崎由望
  • スカウトマン:菅原優
  • おしゃれ服の男:西村尚恭
  • 工員(武智):佐々木仁
  • 工員(水田):伊藤悌智
  • 工員(古賀):堀越光貴
  • キャバクラ店員:井上大
  • ライブハウスのアイドル:リトル☆オズ(りな、みなみ、ゆい、かんな)
  • お笑いライブハウスの芸人たち:フーテン(水上啓、廣崎辰典)、神尾義則、テフテフ(戸谷明日香、相沢啓太)、サイダー(水岡友弥、武本美文)、カネコレン、みやざわ春紫苑、キャンディ
  • 街の人・浮浪者:神尾佳克
  • 街の人・サラリーマン:川澄佳弘
  • 街の人・カップル女:土田若菜
  • 街の人・カップル男:渡辺将志
  • 街の人・ギャル:星子リンダ

スタッフ 編集

  • エグゼクティブ・プロデューサー:股張祐二、堀内博志、辻慶太郎
  • プロデューサー:堀内博志・小山徹
  • 音楽プロデューサー:平野栄二
  • アートディレクター:竹田剛
  • アシスタントプロデューサー:小野つかさ
  • 撮影:堀内博志、嶋根義明
  • 助監督:島田雄史
  • 撮影応援:藤岡大輔
  • 照明応援:本間光平
  • 撮影助手:原俊介
  • 録音・効果:植田中
  • 録音応援:池田知久
  • MA:上林俊哉
  • 録音スタジオ:STUDIO VIEW
  • 撮影協力:株式会社KEYAKI WORKS
  • 機材協力:スノビッシュ・プロダクツ
  • MA協力:株式会社vivito、荒木哲郎、加藤知世
  • 効果協力:うわの空・藤志郎一座、ぴたちー素材館、魔王魂、WEB WAVE LIB
  • 演出助手:久保加奈子、塚本哲、塚本健斗、鈴木宏侑
  • 演出応援:小鷹裕
  • 制作担当:市川えりか、大八木秀俊
  • 制作応援:奈良康江、小野みづほ、岩田愛奈、叶野若奈、鈴木綾
  • スチール:計良治近、福澤卓弥
  • メインビジュアルスチール:撫井健一、竹田剛
  • スチールディレクター:久慈宗志
  • メイキング撮影:山口理沙
  • メイキング編集:小野つかさ、小菅雄貴
  • ファッションディレクター:菅井葉月(tokone)
  • 衣装制作・デザイン:菅井葉月、翁拓史(RGB-LABORATORY)、須能昌恵、野口洋美、窪寺和子(ドレスマイア)
  • 衣装班スタッフ:武居秀幸(ティー・ケー・ワン)、鈴木信也(ティー・ケー・ワン)、清宮譲(ティー・ケー・ワン)、オカダミカ、micca、山本タカシ
  • 着付け協力:葉山泰子
  • ヘアメイクディレクター:中村巴美、武井あすか
  • ヘアメイク協力:小林瑞希、高橋円、前川泰之、松本知実、冨田千鶴、岡本紀子
  • 衣装・ヘアメイク協力:ロゴ
  • 音楽クリエイター:高位妃楊子、小美野慧
  • 美術監修 安田義彦(re.store)
  • イラスト:イリトキ、あんどう
  • 振付:立石裕美
  • 振付アシスタント:スドウ瑠理
  • 振付協力:AKIRA、岩佐麻里子、板橋利紗、前川遙子
  • 広報:高梨杏奈
  • 特別協力:高山リオ(OSMANDエンターテインメント)、岩渕和生(OSMANDエンターテインメント)、平井美紀(株式会社T’sナインハーフ)、蛯名涼子(株式会社and pictures )

エピソード 編集

舞台を中心に活躍する若手俳優を起用し、その俳優たち本人との面談を通して各人の性格や過去を膨らませ、オリジナルキャラクター・ストーリーに仕立てたあてがきの作品。

音楽 編集

挿入歌「Crazy Love」歌 - 村上穂乃佳

出典 編集

外部リンク 編集