いもたきは、愛媛県において、秋に月見を兼ねて、屋外でを炊き、それを肴に大勢で宴会すること。「いもだき」と「た」が濁る地域(新居浜市など)もある。

河川敷などで行われ、芋は里芋(大洲地方では夏芋と呼ぶ)がよく用いられる。他の具は、鶏肉をはじめ場所によってさまざまである。[1] 大洲市が始まりとされる[2][3]。大洲市のいもたきは、藩政時代に行われていた「お籠り」と呼ばれる親睦行事が起源とされている。今日ではいもたきは、愛媛県下で広く行われている。

秋の社日に、土地の神に新芋を供えて、その年の豊作を祈願する風習が由来とされ、この風習自体は西日本各地で行われていたものである。

秋の行事とされているが、最近は予約すれば料理店が材料・鍋・場所を準備しくれる。開催時期は8月中旬から9上旬からはじまり9月末から10月下旬に終了する[4]。開催時間は17〜18時に始まり21時〜22時に終わる。

注釈・出典 編集

  1. ^ 中四国地域の伝統料理 p.17”. 農林水産省 中国四国農政局. 2020年8月7日閲覧。
  2. ^ 大洲の元祖いもたき”. 大洲市観光協会. 2020年8月7日閲覧。
  3. ^ 重信川”. 国土交通省. 2020年8月7日閲覧。
  4. ^ 愛媛のいもたき情報”. デジタルシティえひめ. 2020年8月7日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集