うる星やつら いつだってマイ・ダーリン

うる星やつら いつだってマイ・ダーリン』は、高橋留美子原作の漫画『うる星やつら』の劇場版オリジナル長編アニメーション。『うる星やつら』放映開始10周年記念[1]として制作されたオリジナル作品である。1991年11月2日公開。

うる星やつら
いつだってマイ・ダーリン
監督 山田勝久
脚本 高屋敷英夫
金春智子
原作 高橋留美子
製作 多賀英典
出演者 古川登志夫
平野文
松井菜桜子
古本新之輔
音楽 小滝満
主題歌 UL-SAYS「BEGIN THE 綺麗」
撮影 山口仁
製作会社 キティ・フィルム
マッドハウス
配給 アルゴ・プロジェクト
公開 日本の旗 1991年11月2日
上映時間 77分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 うる星やつら 完結篇
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同時上映は『らんま1/2 中国寝崑崙大決戦! 掟やぶりの激闘篇!!』。

目次

あらすじ編集

いつものように、ガールハントに精を出していたあたる。そこへルピカという宇宙人の美少女が現れた。ルピカはあたるを誘い、あたるは案の定付いて行ってしまう。

ルピカは幼馴染のリオという豆腐屋の少年に好意を抱いていた。リオは、裕福な家庭のルピカと自分とでは身分不相応と思っており、ルピカに近寄らない。業を煮やしたルピカは、神殿星にある「究極の惚れ薬」を求め、リオに飲ませようとしていた。だがこの薬は「宇宙一の煩悩の持ち主」でないと利用できないという代物で、ルピカがあたるを連れて来たのは、この「宇宙一の煩悩の持ち主」である、あたるを利用するためであった。この惚れ薬のことを知ったあたるは、自身のハーレムを作るために利用しようと密かに企んでいた。

一方ラムは、ルピカに連れ去られたあたるを取り返しに、弁天達と共に宇宙へと向かう。

ラム達に救出されたあたるは惚れ薬を持って地球に帰還。しかしあたるはどさくさに紛れてラムに惚れ薬を飲まされ、ラムを見るまいと必死に抵抗する。その最中に現われたルピカをあたるは見てしまい、惚れ薬の効果でルピカの名前を連呼するばかりの状態になってしまった。あたるを元に戻す方法はあるのか。

登場人物編集

ゲストキャラクター編集

うる星本編では珍しかったアラビアンナイト風のデザインで統一されている。

ルピカ
声 - 松井菜桜子
自称「大宇宙の姫君」で、ある星の女王(星名は不明)。年齢は17歳。幼なじみのリオに恋心を抱いていたが、彼は一介の豆腐屋に過ぎず、ルピカ自身は気にしていないがリオがそのことを気にして、ルピカに近づこうとしない。業を煮やしたルピカは、神殿星にある「究極の惚れ薬」を利用しようとする。しかしそれは「宇宙一の煩悩の持ち主」の力がなければ取ることができない。そこで、コンピューターによって選ばれたあたるを誘拐し、惚れ薬を手に入れるのだが、救出に来たラム、弁天の妨害にあい、惚れ薬もあたるに持っていかれてしまう。その後、地球で誤ってラムに惚れ薬を飲まされてしまったあたると最初に目が合い、しつこくあたるに追い回されることになるが、無事惚れ薬を持って逃走。しかしそれはラムがあたるを罠にかけるために作った偽物で、リオに飲ませたものの当然効果はなく、再び地球に向かうが、本物の惚れ薬は自分がやってしまった事を悔やんだラムにより叩き壊された後だった。惚れ薬がしみ込んだ地面から一晩だけ生えてくる「月の滴草」の蜜を飲めば、あたるは元に戻る。しかしリオに飲ませればリオはルピカに夢中になる。ルピカはラムから月の滴草を奪うが、弁天、お雪によりリオが人質にとられる。最後はラムが月の滴草をあたるに飲ませ、リオはルピカに想いを伝えて結ばれ、母星に帰っていく。気の強い女性で、常にバズーカを所持しており、事あるごとに乱射する。なお、うる星の女性キャラにしては珍しく露出度が少ない。
リオ
声 - 古本新之輔
ルピカの幼なじみ。小さい頃からよく一緒に遊んでいたルピカに好意を抱かれ、彼自身もルピカのことが好きだったが、豆腐屋と女王ではあまりに身分の差が大きく、悩んでいた。地球でルピカとラムが壮絶な空中戦を繰り広げた時には弁天、おユキに人質に取られ、ルピカに「好きだ」と言うように脅される。その後ルピカが空中から転落した際には、弁天らによって拘束されていた荒縄を引きちぎってルピカを助けに行き、目が覚めた後に地上でルピカにプロポーズした。
隊長
声 - 田の中勇
長くルピカの城に仕える。背は小さいが他の隊員と共にルピカの手助けをする。ルピカがなぜ惚れ薬を手に入れようとしていたか最後になってやっとわかり、他の隊員から「さすが隊長だ」と尊敬されていた。ルピカの婿探しにも何かと手を焼く。(彼が用意したお見合い写真の中に何故か、プリムと結婚しているはずの地底のプリンスの写真があった)

スタッフ編集

主題歌編集

「BEGIN THE 綺麗」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 羽田一郎 / 歌 - UL-SAYS (from T.P.D)
米光美保篠原涼子穴井夕子の3人によるT.P.Dのグループ内ユニットである。

映像ソフト化 編集

本編のDVDは、『犬夜叉 時代を越える想い』の公開を記念し、2001年12月19日発売。

脚注編集

  1. ^ 本作品は、10周年記念イベント(1991年8月に、日本武道館で開催)で先行上映されている。

外部リンク編集