国鉄キハ58系気動車 > おばこ (鉄道車両)

おばこは、日本国有鉄道(国鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)が1984年(昭和59年)から2006年(平成18年)まで保有していた鉄道車両気動車)で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。

おばこ(旧塗装)

車両 編集

いずれの車両もキハ28形・キハ58形気動車より改造されており、キロ59形500番台とキロ29形500番台である。改造は土崎工場が担当した。

  • 1号車 キロ59 501
  • 2号車 キロ29 501
  • 3号車 キロ59 502

沿革 編集

秋田地区の団体臨時列車用として改造された。当初は愛称が無かったが、グレードアップ改造されて1991年(平成3年)4月28日から「こまち」の名称で運用されていた[1]。その後、秋田新幹線開業に伴い「おばこ」に改名し[2] 車体も更新された。「おばこ」とは、辞書によると東北地方で、少女や娘、あるいは、跡取り以外の娘、未婚の女性や妹を意味するとされる。

脚注 編集

  1. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-113-9 
  2. ^ 名列車図鑑【第19回】「国鉄時代のジョイフルトレイン〜その2」”. ホビコム(デアゴスティーニ・ジャパン) (2014年7月16日). 2023年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月5日閲覧。

関連項目 編集