かくも長き不在
『かくも長き不在』(かくもながきふざい、Une aussi longue absence)は、1961年のフランスのドラマ映画。同年ルイ・デリュック賞及び第14回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞している。
かくも長き不在 | |
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Une aussi longue absence | |
監督 | アンリ・コルピ |
脚本 |
マルグリット・デュラス ジェラール・ジャルロ |
製作 |
クロード・イエーガー アルベルト・バルサンティ |
出演者 |
アリダ・ヴァリ ジョルジュ・ウィルソン |
音楽 | ジョルジュ・ドルリュー |
主題歌 |
コラ・ヴォケール 「三つの小さな音符」 |
撮影 | マルセル・ウェイス |
編集 |
ジャクリーヌ・メピエル ジャスミン・チェスニー |
製作会社 | プロシネックス |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 98分 |
製作国 |
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言語 | フランス語 |
主題歌は「三つの小さな音符」(作詞:アンリ・コルピ、作曲:ジョルジュ・ドルリュー、歌:コラ・ヴォケール)である。
日本では1964年に公開され、キネマ旬報の「外国映画ベスト・ワン」に選出された。VHS版およびレーザーディスク版は発売されたことがあるものの、その後20余年、DVD化はされていなかったが、2018年3月23日に初めてDVDおよびBlu-rayが発売された[1][2][3]。
ストーリー編集
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パリ郊外でカフェを営むテレーズはある日、店の前を通る浮浪者に目を止める。その男は16年前にゲシュタポに強制連行され、行方不明になった彼女の夫アルベールにそっくりであった。テレーズはその男とコンタクトをとるが、その男は記憶喪失だった。
キャスト編集
- テレーズ・ラングロワ: アリダ・ヴァリ
- 浮浪者: ジョルジュ・ウィルソン
- フェルナンド: シャルル・ブラヴェット
- ピエール: ジャック・アルダン
書籍(日本語訳)編集
- マルグリット・デュラス/ジェラール・ジャルロ『かくも長き不在』阪上脩訳、ちくま文庫、1993年
- 元版『ヒロシマ 私の恋人/かくも長き不在』筑摩書房、1970年、新装版1985年
- 前者はマルグリット・デュラス、清岡卓行訳
出典編集
- ^ “3/23発売Blu-ray&DVD『かくも長き不在 デジタル修復版』1分CM”. Cinefil WOWOW Blu-ray. YouTube. 2018年6月19日閲覧。
- ^ 山崎健太郎 (2018年1月31日). “パルムドール受賞の名作「かくも長き不在」デジタル修復版でBlu-ray化”. AV Watch 2018年6月19日閲覧。
- ^ “映画『かくも長き不在』ブルーレイ・DVD 3月23日発売”. HMV. 2018年6月19日閲覧。
外部リンク編集
- かくも長き不在 - allcinema
- かくも長き不在 - KINENOTE
- Une aussi longue absence - オールムービー(英語)
- Une aussi longue absence - IMDb(英語)
- Une Aussi longue absence - AlloCiné(フランス語)