がんこ
（がんこ寿司から転送）
がんこフードサービス株式会社（略称：がんこ）は、大阪府を中心に近畿地方、東京都、神奈川県に店舗を展開している和食レストランチェーン「がんこ」を運営する企業。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 略称 | がんこ |
| 本社所在地 |
 日本〒532-0021 大阪市淀川区田川北1-4-23 |
| 設立 | 1963年（昭和38年）4月（創業） |
| 業種 | 小売業 |
| 法人番号 | 6120001054597 |
| 事業内容 | 和食レストランの経営 |
| 代表者 | 小嶋達典(代表取締役社長) |
| 資本金 | 9,500万円 |
| 関係する人物 | 小嶋淳司(創業者) |
| 外部リンク | https://www.gankofood.co.jp/ |
昔の庄屋を改装した店舗であり、くらしの博物館が併設されている。
沿革 編集
- 日本で初めて時価を撤廃した寿司屋である。寿司屋では、仕入れ時期によって値段が大きく上下する材料の仕入れ価格に応じて売価を設定するのは常識であるため、周囲の寿司屋からは「そんなことをしたら、すぐ潰れる」と言われていた。しかし、文字通り自分の考えを頑固に貫き通し、今日の繁栄に至っているというエピソードがある。
業態 編集
不祥事 編集
- 岸和田五風荘店（大阪府岸和田市）で、従業員約100人に対し、残業手当や深夜労働の割増賃金が支払われていなかった疑いが浮上し、大阪労働局は2011年12月2日に、同店を労働基準法違反の容疑で捜索した[4]。
- 2020年8月1日、韓国語メニューの誤表記により水が有料であると在日韓国人の客に誤解させてしまい、「韓国人差別」と非難が上がった。これを受け、がんこフードサービスは8月4日、ホームページに謝罪文を掲載[5]。
- 2021年、通販等で販売されていた冷凍笹蒸し寿司の賞味期限を改竄し234セット販売した。販売された234セットすべてが2020年11月で賞味期限を迎えた物であり、最長で9ヶ月も改竄された物もあった。がんこフードサービスは5月11日、ホームページに謝罪文を掲載、大阪市保健所から原因究明と再発防止を指示された[6][7][8]。
- 2021年7月1日、とうふショコラについても67箱で数か月程度の改竄があったことが後に発覚した。それにより創業者の小嶋淳司が代表取締役会長を引責辞任した[1][9]。
- 2022年3月、元経理部長が会社経費を8千万円以上着服していたと公表[10]。
脚注 編集
- ^ a b “【独自】賞味期限改ざんの「がんこ寿司」、創業者の小嶋会長が引責辞任 : 経済 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
- ^ 秘密のケンミンSHOW 2014年7月10日放送
- ^ 上り線・下り線
- ^ がんこフード:大阪地検に書類送検 残業代未払いの疑い 毎日新聞 2012年5月29日
- ^ お水が180円!?「がんこ寿司」韓国語メニューの誤表記が招いた嫌韓抗議運動 Asagei Biz 2020年8月10日 18:00 (2020年12月9日閲覧)
- ^ “【独自】がんこ寿司、冷凍「笹蒸し」の賞味期限改ざん…最長９か月 : 社会 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年5月11日). 2021年5月11日閲覧。
- ^ “お詫びとご報告”. がんこフードサービス株式会社. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月11日閲覧。
- ^ “ご報告（続報）”. がんこフードサービス株式会社. 2021年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。
- ^ “ご報告”. がんこフードサービス株式会社. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。
- ^ 元経理部長が8千万円着服 がんこフード、印紙を換金 - 日本経済新聞 2022年3月25日
外部リンク 編集
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