ご当地フォルムカード(ごとうちフォルムカード)とは、日本の47都道府県を代表する食べ物や名所、行事等のイラストを印刷したポストカードである。 コクヨグループのポスタルスクウェア株式会社により発行され、全国の一部の郵便局にて販売される。2019年4月1日より、ポスタルスクエア株式会社が有する店頭販売向け製品の製造・販売事業を加藤憲G.R.S.株式会社へ承継された。題材となる各都道府県限定での販売であるが、後述のように例外もある。

概要 編集

2009年7月に静岡県および山梨県内の郵便局にて「ご当地フォルムカードFUJISAN」を発売。その2か月後の9月には第1弾が発売され、以後毎年のようにデザインを変えたものが発売される[1]。2017年発売の2017-2018限定版までで全424種類が存在し、2017年8月3日までの累計発売枚数は600万枚である[1]

販売個所 編集

第1弾から第8弾まで

全国の一部の郵便局で販売されるが、たとえば北海道限定のご当地フォルムカードは北海道内の郵便局で販売され、他の都府県では販売されない[1]。2017年4月現在は1枚185円で販売される。第一弾となった富士山のみは複数の県にまたがって発売されている[1]

2017-2018限定版

2017年8月17日から2018年9月30日までの限定で全国の一部の郵便局で販売されるが、都道府県単位ではなく、エリア単位で購入できる。例えば、愛知県内の郵便局では、東海エリア(三重、愛知、静岡、岐阜)のフォルムカードを購入することができる。それぞれのフォルムカードにミニカードが付いて250円で販売される。

第10弾

全国一部の郵便局で販売されるが、2017-2018限定版と同様に、エリア単位で購入できる。2017-2018限定版と同様に、それぞれのフォルムカードにミニカードがついて250円、エリアごとのフォルムカードがセットになったフォルムカードセット(限定カード付き、ミニカードは付かない)の2パターンが販売される。第1弾から第8弾及び2017-2018限定版と違い、全国同時に販売されるのではなく、2019年4月から2020年1月(予定)まで、エリアごとに発売時期が異なる。2019年4月に関東エリア、2019年7月に東海・北陸・信越エリアと九州・沖縄エリアが販売されている。

歴史 編集

  • 2009年7月 ご当地フォルムカードFUJISANが発売される。この当時の価格は180円である。
  • 2009年9月 第1弾が発売される。
  • 2010年7月 第2弾が発売される。
  • 2011年4月 第3弾が発売される。
  • 2012年2月 第4弾が発売される。
  • 2013年4月 第5弾が発売される。
  • 2014年4月1日 消費税率8%への引き上げにより価格を180円から185円に改定
  • 2014年4月 第6弾が発売される。
  • 2015年3月 第7弾が発売される
  • 2016年7月 第8弾が発売される。
  • 2017年8月 2017-2018限定版が発売される。価格は250円
  • 2019年4月 第10弾 関東エリアが発売される。価格はフォルムカード(ミニカード付き)が250円、フォルムカードセット(限定カード付き)が2,000円
  • 2019年7月 第10弾 東海・北陸・信越エリアと九州・沖縄エリアが発売される。価格はフォルムカード(ミニカード付き)が250円、東海・北陸・信越エリアフォルムカードセット(限定カード付き)が各2,220円、九州・沖縄エリアフォルムカードセット(限定カード付き)が各2,000円

脚注 編集

  1. ^ a b c d 地域限定の「全国都道府県・ご当地フォルムカード」2017-2018限定版発売のおしらせ - コクヨニュースリリース(2017年8月8日)

外部リンク 編集