博報堂DYホールディングス

日本の広告代理店持株会社
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株式会社博報堂DYホールディングス(はくほうどうディーワイホールディングス、: Hakuhodo DY Holdings Inc.)は、 東京都港区赤坂に本社を置く、広告代理店を中心とする博報堂DYグループ純粋持株会社

株式会社博報堂DYホールディングス
Hakuhodo DY Holdings Inc.
博報堂DYホールディングスロゴ
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 2433
2005年2月16日上場
略称 博報堂DYHD
本社所在地 日本の旗 日本
107-6320
東京都港区赤坂五丁目3番1号
赤坂Bizタワー
設立 2003年平成15年)10月1日
業種 サービス業
法人番号 4010401051711 ウィキデータを編集
事業内容 広告主等に対しマーケティング・コミュニケーションサービス全般の提供を行う子会社の経営管理等
代表者 戸田裕一(取締役会長
水島正幸代表取締役社長
西岡正紀(代表取締役専務執行役員
資本金 107億9000万円
(2024年3月期)
発行済株式総数 3億8955万9436株
(2024年3月31日現在)
売上高 連結:9467億7600万円
単独:539億6500万円
(2024年3月期)
経常利益 連結:378億1500万円
単独:257億9900万円
(2024年3月期)
純利益 連結:249億2300万円
単独:413億9200万円
(2024年3月期)
純資産 連結:4092億円
単独:3104億3600万円
(2024年3月期)
総資産 連結:1兆350億1400万円
単独:5394億3000万円
(2024年3月期)
従業員数 連結:28,894名
単独:149名
(2024年3月期)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 公益財団法人博報堂教育財団 19.34%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.63%
一般財団法人博政会 4.99%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.08%
株式会社朝日新聞社 3.05%
一般財団法人フラタニテ 2.99%
日本テレビ放送網株式会社 2.34%
博報堂DYホールディングス社員持株会 2.25%
第一生命保険株式会社 1.88%
株式会社読売新聞東京本社 1.87%
(2024年3月31日)
外部リンク https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
特記事項:経営指標は以下を参照。
博報堂DYホールディングス「1【主要な経営指標等の推移】」「(6)大株主の状況」「③会計監査の状況」『第21期 有価証券報告書』、2024年6月27日、2-3・42・67-68頁。
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歴史

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参照:[2]

AD+VENTURE

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AD+VENTUREとは、博報堂グループ内の正社員から新規ビジネスの提案を集めるのと同時に、深刻化していた優秀な人材の社外流出引き留めを図るする事を目的とし、審査に通過したビジネスアイディアの事業化を目指す制度[12]

グループの社員からビジネスアイディアを募集し審査を行う。審査を通過した社員は、事業化のための体制構築を行ったうえで会社を興し、1年間のテストマーケティングを行う。テストマーケティング期間後、会社化した際に定めた業績評価指標を達成できたかを審査し、達成できたと判断された場合は、事業が継続される。逆に達成できなかった場合は、博報堂グループの社員として戻る。失敗しても戻れるという、ある意味「過保護」な制度である[13]

AD+VENTUREを利用して、2014年に起業された会社を以下に挙げる。

NEWSY
気になる話題を独自調査して報じるニュースサイト「Sirabee(しらべぇ)」、そして女性向けサイト「fumumu(フムム)」を運営する[13][14]
設立から2年後、設立者が経営から離れると同時に博報堂DYグループと資本関係を解消した。
その後業績低迷。
同社設立者のタカハシマコトが代表取締役に再就任し同社指揮運営。
6700万以上のPVを誇る人気サイトに急成長。
iichi
日本の個人作家と消費者をつなぐ消費者間取引サイトの運営会社[13]
オールブルー
日本のアイドルの最新動向を世界に発信する情報サイト「Tokyo Girls' Update」を運営する[13]

主要グループ企業

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脚注

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出典

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  1. ^ 組織図 - 株式会社博報堂DYホールディングス
  2. ^ 博報堂DYホールディングス「2【沿革】」『第21期 有価証券報告書』2024年6月27日、4頁。 
  3. ^ 上場会社詳細(基本情報)”. 日本取引所グループ. 2024年8月29日閲覧。
  4. ^ 博報堂DYホールディングス<2433>、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム<4281>を子会社化”. M&A Online. 2009年2月13日閲覧。
  5. ^ DACとアイレップが経営統合へ”. ITmedia. 2016年5月13日閲覧。
  6. ^ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(4281)と子会社のアイレップ(2132)、共同持株会社設立により経営統合”. 日本M&Aセンター. 2016年5月13日閲覧。
  7. ^ 市場構造の見直し”. 日本取引所グループ. 2024年8月4日閲覧。
  8. ^ 慶応大学先端研と博報堂DYHDが連携 社会課題解決で”. 日本経済新聞社. 2024年5月4日閲覧。
  9. ^ 研究所と企業がタッグ!お互いの強みを融合し社会課題の解決を”. テレビユー山形. 2024年5月4日閲覧。
  10. ^ MarkeZine編集部. “博報堂DYホールディングス、新会社「Ventures of Creativity」を設立”. 翔泳社. 2024年8月19日閲覧。
  11. ^ 博報堂DYホールディングス. “博報堂DYHD、投資機能を担う新会社「Ventures of Creativity」を設立”. 日本経済新聞社. 2024年8月19日閲覧。
  12. ^ 博報堂、ユニークな社内ベンチャー制度の狙い~“リッチな”制度で社員成長、経営刷新” (2014年2月4日). 2014年10月10日閲覧。
  13. ^ a b c d 博報堂DYの社内ベンチャー、失敗しても出戻りOK” (2014年8月17日). 2014年10月10日閲覧。
  14. ^ 「ニュース+データ」で報道に新たな視点を。”. NEWSY. 2022年5月21日閲覧。
  15. ^ グローバルに展開するデザイン/イノベーション会社IDEO社、博報堂DYグループの戦略事業組織「kyu」の一員に |ニュースリリース|博報堂 HAKUHODO Inc.”. 博報堂 HAKUHODO Inc.. 2021年2月5日閲覧。

外部リンク

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