だいせんホワイトリゾート

大山にあるスキー場の総称

だいせんホワイトリゾートは、鳥取県西伯郡大山町大山にある[9][10]スキー場の総称である。

だいせんホワイトリゾート
DAISEN WHITE RESORT
国際エリアから見た各ゲレンデ。画面中下とその右は上の原エリア、すぐ上が中の原エリア、真中の山麓付近が豪円山エリア。
所在地 〒689-3318
鳥取県西伯郡大山町大山96[1][2]
座標 北緯35度23分49秒 東経133度32分02秒 / 北緯35.39694度 東経133.53389度 / 35.39694; 133.53389座標: 北緯35度23分49秒 東経133度32分02秒 / 北緯35.39694度 東経133.53389度 / 35.39694; 133.53389
正式名称 だいせんホワイトリゾート[3][4]
旧名 大山スキー場[3][4]
運営者 だいせんホワイトリゾート(管理組合)[5]
管理者 だいせんリゾート
豪円山中の原上の原[6]
鳥取砂丘大山観光(国際[6]
指定管理者 だいせんリゾート
(中の原、2010年10月から)[3][4][5][7]
開業日 1956年(中の原スキー場)[8]
造設地形 大山[1][2]
標高 1,039[1] m - 743[1] m
標高差 296[1] m
最長滑走距離 1,600[1] m
最大傾斜 30[1]
コース数 9[1]
索道数 10[1]
テレインパーク なし[1]
降雪量 20cm(2021年12月21日時点)[1]
営業期間 12月21日 - 3月21日
(2021年-2022年シーズン)[1]
公式サイト daisen-resort.jp
テンプレートを表示

旧名称は大山スキー場(だいせんスキーじょう)。2010年度(平成22年度)のシーズンより、総称を「だいせんホワイトリゾート」に変更している(後述)[3][4][11]

概要 編集

大山北斜面の裾野に広がっており[1]、スキー場は大山隠岐国立公園内に位置している[2]。面積・リフト数とも西日本においてトップクラスを誇る[1][8]。また、晴れた日にはゲレンデから日本海を一望できるスキー場でもある[1][2][12]

2010年(平成22年)、大山町は町内4か所のスキー場を一体運営する管理組合「だいせんホワイトリゾート」へ移管し、同時に指定管理者制度を導入する方針を決定[3][4]。同年10月より指定管理者を設定している[5]。また、これまでのスキー場の総称を「大山スキー場」から「だいせんホワイトリゾート」に変更した[3][4][11]。なお、名称変更前に日本交通グループは中の原スキー場以外のスキー場運営権を取得している[3]

ゲレンデ 編集

従来の4スキー場は「エリア」として設定されており[1]、4つのエリアに9コースが設けられている[1][2][13]。なお、ゲレンデはコロナ禍に伴い営業範囲を縮小しているため、詳細は公式サイトの ゲレンデ情報 を参照。

上の原エリア(旧上の原スキー場[9]
  • 管理者:株式会社だいせんリゾート[6]
  • コース
    • U1コース 410 m
    • U2コース 760 m
  • リフト[6]
    • U1号リフトA線(休止中)
    • U1号リフトB線
    • U2号リフト(休止中)
豪円山エリア(旧豪円山スキー場[1][9]
  • 管理者:株式会社だいせんリゾート[6]
  • コース 550 m
  • リフト[6]
    • G1号リフト
    • G2号リフト
    • アクセスリフトA線
    • アクセスリフトB線
中の原エリア(旧中の原スキー場[1][9]
  • 管理者:株式会社だいせんリゾート(このエリアのみ指定管理者が設定されている)[6][7]
  • コース 870 m
  • リフト[6]
    • N1号リフト
    • N2号リフト(休止中)
    • N3号リフト
    • N4号リフト
国際エリア(旧大山国際スキー場[1][9]
  • 管理者:鳥取砂丘大山観光株式会社[6]
  • コース
    • パラダイスコース 900 m
    • リーゼンコース 1,000 m
    • チャンピオンコース 1,600 m[1][9]
  • リフト[6]
    • K1号リフトA線(休止中)
    • K1号リフトB線(休止中)
    • K2号リフト(休止中)
    • K3号リフト
    • K4号リフト
    • K5号リフト(休止中)

交通アクセス 編集

自動車
公共交通機関路線バス
ツアーバス(予約制・有料、2023年時点)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 『ニッポンのゲレンデ 2023』実業之日本社、2022年12月24日、164頁。ISBN 978-4-408-06418-5 
  2. ^ a b c d e 国立公園へ出かけよう! 大山・蒜山 だいせんホワイトリゾート - 環境省
  3. ^ a b c d e f g 「大山4スキー場 経営統合 大山町 中の原、同業者へ委託」『朝日新聞』朝刊(大阪本社版・鳥取面)、2010年9月11日、27面。
  4. ^ a b c d e f 「中の原スキー場運営 民間に 大山町」『読売新聞』朝刊(大阪本社版・鳥取面)、2010年9月11日、27面。
  5. ^ a b c 大山町観光施設事業経営戦略” (PDF). 大山町観光課 (2021年3月). 2023年1月19日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j 令和3年度 索道安全報告書 (PDF) - だいせんホワイトリゾート
  7. ^ a b 令和3年度「大山町大山中の原スキー場」指定管理者業務評価書” (PDF). 大山町財務課 (2022年9月12日). 2023年1月19日閲覧。
  8. ^ a b 「探Qとっとり スキー場 楽しいよ」『読売新聞』朝刊(大阪本社版・鳥取面)、2012年1月19日、29面。
  9. ^ a b c d e f “【朝刊先読み!】だいせんホワイトリゾートと鏡ケ成スキー場、営業開始 初すべり楽しむ人も”. 山陰中央新報デジタル. (2021年12月21日). オリジナルの2021年12月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211221122839/https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/139136 2023年1月19日閲覧。 
  10. ^ “猛吹雪に負けず初滑り だいせんホワイトリゾートオープン”. 日本海新聞. (2022年12月24日). オリジナルの2022年12月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221224022250/https://www.nnn.co.jp/news/221224/20221224071.html 2023年1月19日閲覧。 
  11. ^ a b 神々のふるさと山陰 だいせんホワイトリゾート - 山陰ポータルサイト運営会議
  12. ^ 週末おすすめスキー場情報 長野や新潟など積雪増加 気になる天気は?”. ウェザーニュース (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。
  13. ^ “山陰のスキー場、休業や営業縮小相次ぐ”. 朝日新聞デジタル. (2020年12月24日). オリジナルの2020年12月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201224114008/https://www.asahi.com/articles/ASNDR6QRVNCTPTIB01H.html 2023年1月19日閲覧。 
  14. ^ バケーションくらぶ 大山日帰り朝発
  15. ^ E11大山ライナー - 両備ホールディングス両備バスカンパニー

関連項目 編集

外部リンク 編集