はくちょう座V1478星[1](MWC 349)は、はくちょう座変光星で、ハービッグBe型連星である。いくつかの特徴でこの連星は知られている。

概要 編集

主星のAと伴星のBの関係は弱く、離角は2.4

主星は原始惑星系円盤に囲まれており、これが主星からの放射熱によって蒸発していると考えられている。それにより観測されている姿は主星そのものではなく、原始惑星系円盤であると考えられている。原始惑星系円盤は、12天文単位の距離まで広がっていると考えられている。

誕生から僅か1000年ほどしか経過していないと考えられている。

主星Aは、ハービッグBe型としては数少ない強力な電波源である。既知の天体としては唯一の水素メーザーであると考えられている。既存の天体としては唯一の水素による高出力の天然赤外線レーザーであると考えられている[2]

出典 編集

  • Near-infrared interferometric images of the solar system sized disk surrounding the Herbig Ae/Be star MWC 349A Danchi W.C., Tuthill P.G. and Monnier J.D. 2001, Astrophysical Journal Letters.,

外部リンク 編集