はくちょう座X領域(Cygnus X Region, Cygnus-X)は、太陽系から約4500光年の距離に存在する電波源。大質量の恒星が活発に誕生している電波源で、太陽クラスの約200万個分の物質が含まれている。

フェルミガンマ線宇宙望遠鏡の観測によって、この領域内でのガンマ線放射が明らかになった。欧州宇宙機関(ESA)のハーシェル宇宙望遠鏡が赤外線で鮮明にとらえ、その画像が2012年5月10日に公開された。NASAスピッツァー宇宙望遠鏡による赤外線観測によって詳細な構造が明らかになっている。

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