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はるまついぶき

Bank Bandの配信限定シングル (2007)

『はるまついぶき』は、日本のバンド・Bank Bandの2作目の配信限定シングル。2007年9月1日にトイズファクトリーより発売された[1]。

「はるまついぶき」
Bank Bandの配信限定シングル
収録アルバム『沿志奏逢2』
リリース2007年9月1日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
時間5分26秒
レーベルトイズファクトリー
作詞者櫻井和寿
作曲者小林武史
プロデュース小林武史
チャート順位
  • 週間1位 (iTunes Store)
  • 2007年度年間7位 (iTunes Store)
Bank Band シングル 年表
to U
（2006年）		 はるまついぶき
（2007年）		 奏逢
〜Bank Bandのテーマ〜
(Studio Live Ver.)
（2009年）
『沿志奏逢2』 収録曲
煙突のある街
（9） 		はるまついぶき
（10） 		MR.LONELY
（11）
ライブ映像
「はるまついぶき」 (2011)
- YouTube

概要 編集

Bank Bandにとって2作目となるオリジナル楽曲[注 1]。初のオリジナル曲「to U」はSalyuとのデュエットであるため 、オリジナル曲で櫻井和寿が単独で歌唱する楽曲は本作が初となる。

本作の売上金の一部は、ap bankを通じて野外音楽フェスティバル『ap bank fes '07』の開催日（2007年7月16日）と同日に発生した新潟県中越沖地震の義捐金に充てられる。出来るだけ早くリリースするために配信限定という形がとられた[2]。

収録曲 編集

  1. はるまついぶき [5:26]
    松竹配給映画『ミッドナイト・イーグル』主題歌[1]。
    Nestlé「KitKat」CMソング[3]。
    当時Mr.Childrenとして映画のタイアップが決まっていた[注 2]ため、櫻井が歌詞を書き別のシンガーが歌う予定だったという[4]。歌詞も当初は映画に寄せたものであった[5]が、新潟県中越沖地震をきっかけに書き直され、そのうえでBank Bandとして櫻井が歌うことになった[4]。櫻井は「雪に覆われた春を待つ息吹のように、再生を待っている人たち、また、その人たちを遠くから想っている人たちに、この歌が届いていくことを願ってます」とコメントしている[6]。
    ミュージック・ビデオが制作されている[7]。クリエイティブ・ディレクターは丹下紘希が[8]、監督は渋江修平が務めた。

参加ミュージシャン 編集

テレビ出演 編集

番組名 日付 放送局 演奏曲
ミュージックステーション[9] 2007年9月7日 テレビ朝日 はるまついぶき
僕らの音楽[10] 2008年1月18日 フジテレビ MR.LONELY
遠い叫び
はるまついぶき
音楽の日[11] 2021年3月11日 TBS 花の匂い
はるまついぶき[注 3]
to U
forgive

ライブ映像作品 編集

曲名 作品名
はるまついぶき ap bank fes '08
ap bank fes '11 Fund for Japan

収録アルバム 編集

脚注 編集

[脚注の使い方]

注釈 編集

  1. ^ ただし、ライブでは「よく来たね」が先に披露されていた。
  2. ^ 東宝配給映画『恋空』主題歌の「旅立ちの唄」。
  3. ^ MISIAと共に歌唱した[11]。

出典 編集

  1. ^ a b “[Bank Band] 配信限定の新曲で地震被災地支援”. 音楽ナタリー (2007年8月29日). 2021年3月7日閲覧。
  2. ^ “Bank Band「はるまついぶき」 小林武史よりメッセージ”. ap bank. 2021年3月8日閲覧。
  3. ^ “ネスレコンフェクショナリー、「キットカット」新CM「08年 受験」篇放映”. 日本食糧新聞 (2008年1月23日). 2020年9月7日閲覧。
  4. ^ a b 猪野辰 2008, p. 38.
  5. ^ 川口美保 2008, p. 44.
  6. ^ “Bank Band「はるまついぶき」 櫻井和寿よりメッセージ”. ap bank. 2021年3月8日閲覧。
  7. ^ “Bank Band、「はるまついぶき」のPVを緊急大公開！”. BARKS (2007年12月15日). 2021年3月8日閲覧。
  8. ^ “blog - Part 16”. Yellow Brain. 2016年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
  9. ^ “[チャットモンチー] 7日Mステに超豪華出演者が集結”. 音楽ナタリー (2007年9月3日). 2021年3月7日閲覧。
  10. ^ “僕らの音楽”. フジテレビ. 2021年3月8日閲覧。
  11. ^ a b “「音楽の日」の全歌唱曲とタイムテーブル発表、初披露のBank Band×MISIA新曲タイトル決定”. 音楽ナタリー (2021年3月10日). 2021年3月11日閲覧。

参考文献 編集

  • 「特集 Bank Band」『SWITCH』第26巻第2号（通巻215号）、スイッチ・パブリッシング、2008年1月20日、18 - 55頁、ISBN 978-4-88418-115-4。
    • 猪野辰「櫻井和寿［想いを繋げる再生の歌］」34 - 39頁。
    • 川口美保「小林武史［繋がるはずのないものが繋がる瞬間］」40 - 45頁。

外部リンク 編集

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