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ひとりぼっちのあいつ 」(Nowhere Man)は、イギリスロックバンドビートルズの楽曲である。

ひとりぼっちのあいつ
ビートルズシングル
初出アルバム『ラバー・ソウル
B面 消えた恋
リリース
規格 シングル盤
録音 アビー・ロード・スタジオ
1965年10月21日 , remade 10月22日
ジャンル フォークロック[1]
時間
レーベル パーロフォン
PMC 1267 (monaural LP)
PCS 3042 (stereo LP)
CDP 7 46440 2 (stereo CD)
キャピトル
5587 (single record)
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート最高順位
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
恋を抱きしめよう
両A面
デイ・トリッパー
(1965年)
ひとりぼっちのあいつ
b/w
消えた恋
(1966年)
ペイパーバック・ライター
b/w
レイン
(1966年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
恋を抱きしめよう
b/w
デイ・トリッパー
(1966年)
ひとりぼっちのあいつ
b/w
消えた恋
(1966年)
ペイパーバック・ライター
b/w
レイン
(1966年)
ラバー・ソウル 収録曲
A面
  1. ドライヴ・マイ・カー
  2. ノルウェーの森
  3. ユー・ウォント・シー・ミー
  4. ひとりぼっちのあいつ
  5. 嘘つき女
  6. 愛のことば
  7. ミッシェル
B面
  1. 消えた恋
  2. ガール
  3. 君はいずこへ
  4. イン・マイ・ライフ
  5. ウェイト
  6. 恋をするなら
  7. 浮気娘
イエスタデイ・アンド・トゥデイ 収録曲
アイム・オンリー・スリーピング
(2)
ひとりぼっちのあいつ
(3)
ドクター・ロバート
(4)
ザ・ビートルズ1962年〜1966年 収録曲
ノルウェーの森
(6)
ひとりぼっちのあいつ
(7)
ミッシェル
(8)
イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜 収録曲
ホエン・アイム・シックスティー・フォー
(13)
ひとりぼっちのあいつ
(14)
イッツ・オール・トゥ・マッチ
(15)
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目次

解説編集

本作は1965年12月3日に発売された6作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムラバー・ソウル』のA面4曲目に収録された。アメリカでは"Rubber Soul"(Capitol)には収録されず、ニュー・シングル曲として翌66年2月21日にリリースされ、その後6月20日にリリースされた米国編終盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に収録された。レノン=マッカートニーの作。実質的にはジョン・レノンの作品とされる。リード・ヴォーカルはジョン。

1965年10月21日22日にレコーディングが行われた楽曲は、ビートルズでは初の愛やロマンスを扱わない楽曲であり、ジョンによる哲学的な歌詞が特徴となっている[2]。歌詞についてジョンは、「意味のある良い歌を作ろうとして5時間経っても思い浮かばなくて、諦めて横になったとたん歌詞とメロディが思いうかんだ」と語っている[3]

ボーカルは全編をとおしてジョン・ポール・マッカートニージョージ・ハリスンの3人がダブル・トラックによりレコーディングしている。かつての解説ではジョンのダビングによる三重唱と記載されていたが、残されたマスター・テープによって一人三重唱は不可能であることが判明している。出だしはアカペラ[注 1][注 2]リードギターはジョンとジョージによるもので[4][5]、ソニックブルーのフェンダー・ストラトキャスターで演奏した[6]。なおこの曲では、よくストラトキャスターでやるようなディストーション・サウンドではなく、VOXアンプによるクランチ・サウンドで終始演奏している。

セールス編集

消えた恋」と共にシングルカットされ、アメリカ、日本西ドイツ(当時)で発売された。アメリカでは当時「恋を抱きしめよう」に次ぐミリオンセラーを記録したが、ビルボードでは1966年3月26日付の3位が最高位となり、「ザ・ビートルズ1」には選曲されていない。また、『キャッシュボックス』誌では最高位2位を獲得している。

演奏編集

補足編集

1966年来日コンサートではこの曲が披露された。

1968年に公開された映画イエロー・サブマリン』ではジェレミーをなぐさめるシーンでの劇中曲として使用されている。

この曲の原題が元で、プロデュースセンターが刊行していたビートルズ専門ムック『Nowhere』のタイトルになった。

収録盤編集

カバー・バージョン編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ゲストで呼ばれて聴いたという加山雄三が「よく前奏なしに歌いだせるものだ」とテレビ番組で驚きのコメントしていたことがある。
  2. ^ 実際はポールベースで出だしの音を何度も鳴らして音を取っている。
  3. ^ ダブルトラック処理されている。

出典編集

  1. ^ Alan W. Pollack's Notes on "Nowhere Man"
  2. ^ Unterberger, Richie (2009年). “Rubber Soul [UK]”. Allmusic. 2018年10月17日閲覧。
  3. ^ 出典:「ジョン・レノン PLAYBOY インタビュー」1981年 集英社 43頁
  4. ^ Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul. New York, NY: Oxford University Press. ISBN 0-19-514105-9. 
  5. ^ Winn, John C. (2008). Way Beyond Compare: The Beatles' Recorded Legacy, Volume One, 1962–1965. New York, NY: Three Rivers Press. ISBN 978-0-3074-5239-9. 
  6. ^ Babiuk, Andy (2002). Beatles Gear: All the Fab Four's Instruments, from Stage to Studio. San Francisco, CA: Backbeat Books. ISBN 978-0-87930-731-8. 
  7. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). ISBN 1-84413-828-3. 
  8. ^ The Brothers Four Sing Lennon/McCartney The Brothers Four Sing Lennon-McCartney - A Beatles Songbook (Vinyl, LP, Mono) | Discogs

外部リンク編集