ひるどき日本列島

ひるどき日本列島』(ひるどきにっぽんれっとう)は、『ひるのプレゼント』に替わって1991年4月1日から2004年3月26日の13年間に渡りNHK総合テレビジョン(2003年12月の地上デジタル放送開始後もアナログ放送のみ)で平日 12:20 - 12:43(祝日は12:15 - 12:43)に生放送された番組である。全3184回。NHKワールドTVNHKワールド・プレミアムでも放送。

概要編集

20年以上に渡り続いた『ひるのプレゼント』の後番組として開始。

毎週ある1つのテーマに沿って、NHKの地方局のアナウンサータレントらが生放送で紀行するという体裁であった[1]

1998年長野オリンピック開催時には一時的に『ひるどきオリンピック』と改題して放送されていた(2月9日から21日まで)。

新聞のテレビ欄は文字数が限られていることから「ひるどき」のみ記していたことも多く、『ひるどきオリンピック』なら略さないこともあれば「ひるどき五輪」と記していたこともある。

出演者編集

歴代司会者編集

いずれも番組放送当時、東京アナウンス室所属であった。

なお地方からの生中継時は原則として地方局のアナウンサーが司会を担当したが、例外的に東京所属の司会者が各地を巡るという形式もあった。ただし2003年度のみ地方局アナウンサーの司会が多かった。

歴代アシスタント編集

初代アシスタントの門村はその後、『生活ほっとモーニング』に時々出演していた。1994年 - 2000年度はミュージシャン、女性狂言師、元マラソンランナーとバラエティに富んだ人選だった。2001年4月からは複数のタレントが週単位でローテーションを組んで登場する形式となったが、時々2週連続で同じタレントが登場することもあった。伊藤かずえは産休のため年度途中で降板し、岡田理江に交代したという経緯がある。また例外的に、取り上げた地域に縁のあるタレントを1週間登場させる事があり、その際はレギュラーアシスタントは登場しなかった。なお2003年度のみ、東京アナウンス室の女性アナウンサーがアシスタント的役割を果たした。

変遷編集

期間 司会 アシスタント
1991.4 1993.3 三宅民夫 (不在)
1993.4 1994.3 合田敏行 門村幸夜
1994.4 1995.3 柿沼郭 増田明美
1995.4 1996.3 和泉淳子
1996.4 1997.3 白井貴子
1997.4 1998.3 森本健成
1998.4 1999.3 今野登茂子
1999.4 2000.3 山本哲也
2000.4 2001.3 谷川真理
2001.4 2001.6 松本和也 森脇健児 田中ひろ子 伊藤かずえ
2001.7 2003.3 岡田理江
2003.4 2004.3 宮崎浩輔 島津有理子 鹿島綾乃 岩槻里子

テーマ曲編集

当初はオープニング・エンディングにインストゥルメンタルのテーマ曲が流れるのみだったが、1996年度からエンディングのみ白井貴子が歌うようになった。1999年度からは今野登茂子がオープニングを歌うようになり、2001年度からはOP/EDに坂本冬美の「日々是好日」が流れるようになった。2003年度は再びメロディーだけのOP/EDとなった(初代とは別の曲)。

脚注編集

  1. ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'92』日本放送出版協会、1992年10月9日、157頁。 

関連項目編集

外部リンク編集

NHK総合テレビジョン 平日 12:20 - 12:43
前番組 番組名 次番組
ひるのプレゼント
(1970.4.6 - 1991.3.29)
※12:20 - 12:44
ひるどき日本列島
(1991.4.1 - 2004.3.26)
お昼ですよ!ふれあいホール
(2004.3.29 - 2005.9.30)