ふしぎの国のアリス

ふしぎの国のアリス』(ふしぎのくにのアリス、原題:Alice in Wonderland)は『不思議の国のアリス』を原作とするウォルト・ディズニー・プロダクション製作の長編アニメーション映画ウォルト・ディズニー1930年代より長編製作の第1候補として挙げていた。

ふしぎの国のアリス
Alice in Wonderland
Alice in wonderland 1951.jpg
監督 クライド・ジェロニミ
ハミルトン・ラスク
ウィルフレッド・ジャクソン
脚本 ウィンストン・ヒブラー
ビル・ピート
ジョー・リナルディ
ウィリアム・コトレル
ジョー・グラント
デル・コネル
テッド・シアーズ
アードマン・ペナー
ミルト・バンタ
ディック・ケルシー
ディック・ヒューマー
トム・オレブ
ジョン・ウォルブリッジ
製作 ウォルト・ディズニー
ロイ・O・ディズニー
出演者 下記参照
音楽 オリバー・ウォレス
撮影 ボブ・ブロートン
編集 ロイド・リチャードソン
製作会社 ウォルト・ディズニー・プロダクション
配給 RKO Radio Pictures
公開 アメリカ合衆国の旗 1951年7月28日
日本の旗 1953年8月19日
上映時間 約75分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 シンデレラ
次作 ピーター・パン
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特徴編集

  • 原作小説の持つ言葉遊び要素を減らしたカラフルで健全な雰囲気のミュージカルとなっている。
  • トゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムなど『鏡の国のアリス』の登場キャラクターやエピソードを一部含んでいる。ハートの女王も原作小説と『鏡の国のアリス』の赤の女王を合わせたキャラクター造形となっている。
  • ほうき犬は原作にはないオリジナルキャラクターである。
  • アリスの声は当時13歳のキャサリン・ボーモントが演じた。

受容編集

  • 前年公開の『シンデレラ』のようなプリンセスものを期待していた聴衆の評判は悪く、批評家からも酷評された。その後の1970年代のリバイバル上映で、そのシュルレアリスム的な映像が再評価された。
  • 金髪で青と白のエプロンドレスを着たアリスは、その後のアリスを題材にした映画や絵本のアリス像や、ロリータファッションに影響を与えた[1][2]

あらすじ編集

ある日の昼下がり。静かな川辺の野原で、アリスは姉と一緒に歴史の本を読んでいたが、すっかり退屈しており、姉の目を盗んで飼い猫のダイナと一緒に川のほとりでくつろいでいた。その時、アリスはチョッキを着ている白うさぎが大きな懐中時計を持って走り去るのを見て、必死で白うさぎを追いかけた。彼女は白うさぎを追ううちに大きなトンネルまで入ったが、その先にあった大きな穴に落ちた。一番下まで落ちると、白うさぎが走っているのを見つけて、アリスは追いかけ、奇妙な空間の部屋にたどり着く。そこには小さいドアがあったので、開けようとしたが、取っ手が喋って「大きすぎて入れないから無理」と言われた。アリスがどうしようかと悩んでいたところ、不意にガラスのテーブルが出てきた。テーブルの上には瓶があって、そこには一切れの紙に「私を飲んで」と書いてあった。アリスがそれを飲むと、身長が約3cmに縮んだ。そこでアリスはドアを開けようとしたが、肝心な鍵をテーブル上に忘れていたのでまた入れなかった。アリスがまた悩んだところ、今度はクッキーがたくさん入った箱が不意に出てきた。そのクッキーには「私を食べて」と書いてあり、アリスがそれを食べると部屋につっかえる程大きくなった。困ったアリスは泣き出し、部屋は涙で水浸しになり、彼女はとっさにさっきの瓶の中身の残りを飲んだ。そして、瓶の中に入り込み、喋った取っ手の鍵穴を通り抜ける。

流れ着いた海岸では、ドードー鳥達がコーカス・レースをしていた。アリスはそれに加わったが、白うさぎを見てまた追いかける。その途中で、アリスはトゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムに出会い、遊びに誘われるが1度は断る。しかし諦めない2人は粘って「セイウチと大工さんの話」を聞かせることに成功した。2人で遊びだしたのを機にその場を離れたアリスはその後、白うさぎの家にたどり着く。そこでアリスは「手袋を取ってきて」と白うさぎに言われ、家の中に入った。手袋を見つけたアリスが、2階にあったクッキーを食べてしまうと、彼女は家につっかえてしまう程大きくなり、白うさぎは驚いて逃げ出してしまう。そこへ白うさぎと共にドードー鳥が現れて、「魔物を退治する」という名目で通りかかった煙突掃除のトカゲ、ビルを家に送り込むが、アリスが煤にむせたため、煙突から飛び出し行方不明になってしまう。それを見たドードー鳥は「家を焼き払おう」とアリスが大きくなった際に蹴り出した家具を壊し、マッチで火をつけてしまう。しかしドードー鳥が火を大きくしようと躍起になっている間にアリスはにんじん畑に気づき、そのうちの1本を食べて、以前より縮んだ。

逃げた白うさぎを追いかける途中で見失い、アリスはしゃべるお花達に出会い、その歌を聴く。しかし、お花達はアリスを雑草だと誤解し、アリスはお花達に追い出された。その後イモムシに出会い、不思議な詩を聞かされたアリス。「せめて身長を7cmくらいにしたい」と言った事がきっかけでイモムシを怒らせてしまうも、その怒りでちょうちょへ変貌した彼から大きくなるアドバイスを聞く。それを受けて、大きくなりすぎたりしたものの、アドバイス通りにマッシュルームを交互に食べながら、無事望んだ大きさになったアリス。その後アリスはチェシャ猫に出会い、彼に言われてマッドハッター(いかれ帽子屋)と三月うさぎ、眠りねずみの所に行った。そこでは“誕生日じゃない日(なんでもない日)”をお祝いするというおかしなお茶会をしていた。アリスは白うさぎの行方を聞くべくそのお茶会に加わるが、なかなか話が通じない。そこへ乱入してきた白うさぎがマッドハッターに時計を壊され、失意を顕わにしながらも「遅刻遅刻」と走り出したのを追いかけるも、途中で道に迷ってしまい、アリスはとうとう白うさぎを追いかけるのを諦めた。そこへ突然チェシャ猫が現れ、「この辺りの道は女王のもの」だとアリスに教える。アリスがハートの女王と会ったことがないと知ると、チェシャ猫は「ハートの女王に会うなら、オレは近道を通る」と言って、アリスをトランプの国に誘い込む。

庭の生け垣の迷路で、アリスは白いバラに赤いペンキを塗っている3人のトランプ兵たちに会う。そして、そこへやってきたハートの女王に出会い、クローケーゲームに招待された。それは、フラミンゴをクローケー代わりに、そして、針鼠をボール代わりに使うというおかしなゲームだった。どうにかうまくいくも、途中で不意に出くわしたチェシャ猫のせいで、ハートの女王といざござを起こしてしまい、アリスは裁判にかけられる[注 1]。アリスはお茶会の3人を証人として呼んだおかしな裁判のやりとりに苛々し、騒動の元凶ともいえるチェシャ猫の存在を告げた際に暴れだした眠りねずみがきっかけで更に騒ぎが大きくなってしまう。そこで持っていたマッシュルームを両方食べて大きくなり、ハートの女王に向かって「デブで、わがままで、底意地の悪い暴君」と主張するも、結局追い回される[注 2]。しかし喋る取っ手にたどり着いたアリスは、自分が眠っているだけなのだと知ると「起きるのよ」と呼びかける。うなされている自分を呼ぶ姉の声で目が覚めたアリスは、「目を覚まして詩の暗唱をしなさい」と言われた際、芋虫が教えてくれた詩を暗唱したことで姉に「あなたは夢を見たのね」と言われ、お茶の時間に誘われるのだった。

登場キャラクター編集

アリス(Alice)
本作のヒロイン。夢の中で大冒険をする。一人称は、「私」。
白うさぎ(White Rabbit)
アリスの友達のうさぎ。言葉をしゃべることができる。いつも急いでいる。チョッキを着て、懐中時計を持っているが実は壊れている。穴に入る前と後では、服装が違う[注 3]。一人称は、「わし」または「私」。
イモムシ(Caterpillar)
水たばこをふかし、煙を吐きながら不思議な歌を歌っているイモムシ。一人称は、「わし」。毛虫と呼ばれても、本人は気にしていない。アリスにキノコの秘密を教える。そしてちょうちょに変身する。
ハートの女王(Queen of Hearts)
本作のディズニー・ヴィランズ。大柄でわがままで怒りっぽい帝政国家元首。「首をはねよ!」が口癖。下着のパンツの柄もハート。一人称は「私」。
ハートの王(King of Hearts)
ハートの女王よりも身長と立場はだいぶ下。女王とは逆に小柄で気弱で、女王には逆らえない。
トランプ
トランプ兵。女王に処刑されっぱなし。
チェシャ猫(他にチシャ猫とも(Cheshire Cat))
紫とピンクの縞模様で、消えたり現れたりする、神出鬼没のネコ。アリスに不思議の国では誰もがいかれていることを話す。チェシャ州との関連は諸説ある一方、チシャ(=野菜のレタスの意)との関係は不明。一人称は、「おれ」または「私」。
トゥイードルダムとトゥイードルディー(Tweedledum and Tweedledee)
二人の違いは襟の刺繍部分の名前。アリスに無理やりセイウチと大工の話をする。
セイウチ
セイウチ。カキを食べてしまったことで大工の怒りを買い、逃げ回った。一人称は、「オレ」。
大工
セイウチの友人。料理の腕もお手の物。カキを勝手に食べたセイウチに対し立腹していた。
カキ
海に住む牡蠣たち。セイウチに食べられた。
年老いたカキ
老婆のカキ。セイウチに気絶させられた。
マッドハッター(いかれ帽子屋)三月うさぎ眠りねずみ(Mad Hatter・March Hare・Dormouse)
マッドハッターと三月うさぎの二人で「お誕生日じゃない日(吹き替え:なんでもない日)の歌」を歌いながらお茶会をしている。この二人が白うさぎの大切な懐中時計を壊してしまう[注 4]。たくさん並んでいるポットの中の一つに眠りねずみが入っており、「ねこ」という言葉を聞くと驚いて錯乱するが、ジャムを鼻に塗られるとおとなしくなる。
お花たち(Snooty Flower)
アリスたちに「きらめく昼下がり」を唄うが、どこから来た生き物なのかの質問に対するアリスの答えに対し、雑草だと誤解して追放する。犬や猫、ライオンのタイプもいる。
アリスの姉(Alice's sister)
アリスの姉。年齢はアリスより16歳年上。夢では歴史の勉強[注 5]を教えている。アリスが妙な夢を見たので驚いた。
ビル
煙突掃除屋トカゲ。空の彼方に飛んでいった。

キャスト編集

役名 原語版声優 日本語吹き替え
テレビ版 ソフト版
(2005年追加録音部分)
アリス キャサリン・ボーモント キャロライン洋子 土井美加
白うさぎ ビル・トンプソン 鈴木ヤスシ 牛山茂
ドードー 富田耕生 吉水慶
宝亀克寿
ハートの女王 ヴェルナ・フェルトン ペギー葉山 小沢寿美恵
マッドハッター
(いかれ帽子屋)
エド・ウィン 熊倉一雄 西本裕行
三月うさぎ ジェリー・コロンナ 山崎唯 逢坂秀実
高瀬右光
チェシャ猫 スターリング・ホロウェイ 大塚周夫 関時男
大工さん
(大工)
J・パット・オマリー 立壁和也 吉田幸紘
年老いたカキ
トゥイードル・ディー 滝口順平
トゥイードル・ダム 野村隆一
セイウチ 増岡弘 水野龍司
アリスの姉 ヘザー・エンジェル 高瀬佳子
堀越真己
イモムシ リチャード・ヘイデン 滝口順平 玉城伸吾(幼虫)
吉田幸紘(蝶)
佐山陽規
ドアノブ ジョゼフ・ケーンズ 八奈見乗児 小山武宏
ビル ラリー・グレー 立壁和也 野村隆一
バラ ドリス・ロイド 下川久美子
カトレア クイーニー・レナード 後藤真寿美
ヒマワリ ルシール・ブレス
チューリップ  
ハートの王 ディンク・トラウト 浜田宏昭
ドーマウス
(ヤマネズミ)
ジム・マクドナルド
トランプ兵 ドン・バークレー  
その他 簗正昭
朝倉佐知
蒲池高子
江川泰子
藤生聖子
佐直千恵子
石井ゆき
園岡新太郎
根本泰彦
落合弘治
  • 日本語吹き替えは上記の他にも、アリスを上原ゆかり、チェシャ猫を山田康雄が吹き替え、愛川欽也らが出演した劇場公開版も存在する[注 6][3]
  • テレビ版放送日:1979年4月4日19:30-20:55 TBS『ディズニースペシャル』他

※日本語吹替版は何もドードー、セイウチなど一部の登場人物の歌唱部分を台詞部分の声優とは異なる人物が担当している。

ソフト版吹き替えの差異編集

1984年から1987年に発売されたソフト(以下、ポニーバンダイ)、1991年から2005年に発売されたソフト(以下、BVHE版初代)、そして2005年以降に発売されているソフト(以下、BVHE版2代目。パッケージの裏面に音声が変更されていることが表記されている。)では、音声の一部が差し替えられ内容が異なっている[注 10][18]

BVHE版初代での変更
一部の歌のみに関して変更が行われている。
BVHE版2代目での変更
全編に亘って台詞・歌詞が変更、追加録音されている(madの訳語を「いかれてる」から「へんてこ」にするなど)。この追加録音には、基本的に当時の声優が続投しているが、ドードー役の吉水慶宝亀克寿になるなど、一部声優は変更されている(但し、追加録音分のキャストに関しては役名がクレジットされていないため上記で表記された追加キャストは後のゲーム等の配役を参考にした)。

また、一部のキャラクター名や固有名詞の訳語も変更されている。

  • いかれ帽子屋→マッドハッター
  • 毛虫→芋虫
  • ヤマネズミ→ドーマウス
  • 大工→大工さん
  • クローケ→クロッケー

スタッフ編集

映像制作編集

製作 ウォルト・ディズニーロイ・O・ディズニー
原作 ルイス・キャロル
脚本 ウィンストン・ヒブラービル・ピートジョー・リナルディウィリアム・コトレルジョー・グラントデル・コネルテッド・シアーズアードマン・ペナー
ミルト・バンタディック・ケルシーディック・ヒューマートム・オレブジョン・ウォルブリッジ 
音楽 オリヴァー・ウォーレス
オーケストレーション ジョゼフ・ドゥービン
作画監督 アリス マーク・デイヴィスレス・クラーク
アリスの姉
ドードー
フラミンゴ
ミルト・カール
ドアノブ
ハートの女王
フランク・トーマス
ハートの王 オリー・ジョンストン
白ウサギ
マッドハッター
三月うさぎ
トゥイードルダムとトゥイードルディー
セイウチ
ウォード・キンボール
チェシャ猫
キャタピラー
ジョン・ラウンズベリー
ダイナ
キャタピラー
エリック・ラーソン
アクション担当 ウォルフガング・ライザーマン
ノーム・ファーガソン
レイアウトチェック ドン・ダグラディ
レイアウト マクラーレン・スチュワートトム・コドリックチャールズ・フィリッピA・ケンドール・オコーナーヒュー・ヘネシードン・グリフィスソー・パットナムランス・ノリー
原画 白ウサギ フレッド・ムーア
ハル・キングジャッジ・ウィッテカーハル・アンブロビル・ジャスティスフィル・ダンカンボブ・カールソンドン・ラスククリフ・ノードバーグ
ハーヴィー・トゥームズマーヴィン・ウッドワードヒュー・フレイザーチャールズ・オーガスト・ニコルズ
エフェクト原画 ジョシュア・メダーダン・マクマナスジョージ・ローリーブレイン・ギブソン
美術監督 ケン・アンダーソンジョン・ヘンチクロード・コーツ
背景 レイ・ハッファインアート・ライリーディック・アンソニーラルフ・ヒューレットブライス・マックテルマ・ウィトマー
色彩設計 メアリー・ブレア
特殊効果 アブ・アイワークス
撮影 ボブ・ブロートン
音響監督 C・O・スライフィールド
録音 ハロルド・J・ステックロバート・O・クック
音楽編集 アル・ティーター
編集 ロイド・L・リチャードソン
助監督 マイク・ホロボッフラスティ・ジョーンズテッド・セバーン
制作担当 ケン・ピーターソン
アニメーション制作 ウォルト・ディズニー・プロダクション
監督 ハミルトン・ラスククライド・ジェロニミウィルフレッド・ジャクソン
総監督 ベン・シャープスティーン
配給 RKO

日本語版音声制作編集

演出 山田悦司松岡裕紀[注 11]
調整 杉原日出弥上村利秋[注 11]
プロデューサー 津司大三
脚本翻訳 トランスグローバル[19]
録音スタジオ 紀尾井町スタジオスタジオ・エコー[注 11]
録音制作 トランスグローバル[20]スタジオ・エコー[注 11]
日本語版制作 DISNEY CHARACTER VOICES INTERNATIONAL, INC.

挿入歌編集

使用箇所 曲名 作詞 作曲
主題歌 不思議の国のアリス
Alice In Wonderland
ボブ・ヒリアード サミー・フェイン ザ・ジャド・コンロン・コーラス
挿入歌 私だけの世界
In A World Of My Own
キャサリン・ボーモント
時間におくれた
I'm Late
ビル・トンプソン
船乗りのうた
The Sailor's Hornpipe
オリヴァー・ウォーレス
ぐるぐるレース

The Caucus Race

ボブ・ヒリアード サミー・フェイン ザ・ジャド・コンロン・コーラス
ザ・リズマイヤーズ
ビル・トンプソン
はじめまして こんにちは
How D'ye Do And Shake Hands
ルイス・キャロル
コイ・コーベン
オリヴァー・ウォーレス J・パット・オマリー
セイウチと大工
The Walrus and the Carpenter
ボブ・ヒリアード サミー・フェイン 
ウィリアム父さん、年とった
Old Father William
ルイス・キャロル オリヴァー・ウォレス 
あいつをいぶし出そう
Smoke the Blighter Out
ウィンストン・ヒブラー
テッド・シアーズ
ビル・トンプソン 
ゴールデン・アフタヌーン
All In The Golden Afternoon
ボブ・ヒリアード サミー・フェイン キャサリン・ボーモンド
クイーニー・レナード
ア・エ・イ・オ・ウ
A-E-I-O-U
オリヴァー・ウォーレス リチャード・ヘイドン
いかようにして小さなワニは ルイス・キャロル オリヴァー・ウォーレス
トゥワズ・ブリリグ
'Twas Brillig
ドン・レイ
ジェーン・デポール
スターリング・ホロウェイ 
お誕生日じゃない日のうた
The Unbirthday Song
マック・デイビッド
ジェリー・リビングストン
アル・ホフマン
キャサリン・ボーモント
エド・ウィン
ジェリー・コロンナ
トゥインクル・トゥインクル ルイス・キャロル オリヴァー・ウォーレス ジム・マクドナルド
ベリー・グッド・アドバイス
Very Good Advice
ボブ・ヒリアード サミー・フェイン キャサリン・ボーモンド
バラを赤く塗ろう
Painting the Roses Red
キャサリン・ボーモンド
ザ・メローメン
誰がバラを赤く塗った?
Who's Been Painting My Roses Red
ヴェルナ・フェルトン

未発表曲編集

本作にはリプライズを除き、17曲の挿入歌が使用されている。映画の製作当時、これらの17曲以外にも複数の曲が制作されていたが、結局、不採用にされて、長らく日の目を見ることはなかった。

1999年アメリカ合衆国で発売されたDVD版に特典映像として、ボツになった曲の1つ「I'm Odd」(チェシャ猫のテーマソング)が収録された。

当時、オリジナル版の映画(1951年)でチェシャ猫の声を演じたスターリング・ホロウェイは1992年で亡くなっており(1989年にすでに引退していた)、代役としてジム・カミングスがチェシャ猫の歌声を担当した。

カミングスは他にも、ホロウェイの持ち役(『くまのプーさん』(プー)、『ジャングル・ブック』(カー))を受け継いでいる。

日本では2005年発売の「ふしぎの国のアリス スペシャル・エディション」に収録されている。

小説編集

  • 著:テディー・スレイター/訳:橘高弓枝『ふしぎの国のアリス偕成社、1998年5月1日。ISBN 4037911302

絵本編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ なお、提案したのは王様である。
  2. ^ 途中でもう一方のマッシュルームが影響したのか小さくなってしまうが、その直後に女王が言った「今、なんといったんだい?」という質問に対しチェシャ猫が女王にその言葉を繰り返したのも原因である。
  3. ^ 入る前はスーツ、入った後家で着替えた時はエリザベスカラースタイル。
  4. ^ 彼ら曰く「2日遅れてる」から。
  5. ^ カンタベリー大司教の時代のことを語っていた。
  6. ^ 初公開は1973年1955年の初公開時は英語版だった。
  7. ^ なお、日音の公式ホームページには残存している。
  8. ^ 2020年4月1日より、テレビ・ラジオを含むTBSグループ全体の新CI導入に伴いロゴマークが変更され、この「ジ〜ン」というシンボルマークはその前日となる2020年3月31日をもって使用終了(廃止)となった[注 7]。これに伴いテレビ番組での製作著作クレジットでは、2020年4月1日より旧ロゴと共にジ〜ンマークも廃されており、その他の機材やテレビ中継車のデザイン、TBS関連の各種印刷物など、これまでジ〜ンマークを使用していた箇所からも今後順次廃されていく予定である。
  9. ^ 「ディズニーDX」、「スター・ウォーズ DX」、「マーベルDX」のアプリを指す。
  10. ^ 1977年4月29日に公開された『星の国から来た仲間』を最後に1977年秋から、日本での劇場公開版の日本語吹き替えにおける直接配給機構であるブエナ・ビスタ映画日本支社の解散・閉鎖をめぐって労使対立が続いて配給業務がストップした。ソフト版の日本語吹き替えについては、ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(BVHE、旧:DHV Japan, Ltd.(1989年–1993年)、ブエナ ビスタ ジャパン(1993年–1995年))を設立したが、2000年4月にウォルト・ディズニー・ジャパンへ統合され、2007年7月にウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント(WDSHE)に改称、2010年3月にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)に統合したが、2016年11月にウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)に改称した。2018年4月1日に、バンダイビジュアルを存続会社としランティスと合併。社名をバンダイナムコアーツに変更。ロゴもバンダイナムコグループ共通デザインに変更[4][5][6]。2019年11月14日、当チャンネルを運営しているブロードキャスト・サテライト・ディズニー(BSディズニー)は2020年3月31日24時00分をもってDlifeの放送を終了することを発表した。2019年3月20日に21世紀フォックスの主要事業を買収したことに伴い、BSディズニーと同じウォルト・ディズニーグループとなったビーエスFOXが運営している「FOXスポーツ&エンターテイメント」も同じく2020年3月31日での放送終了を発表しており、2局は放送終了の理由について、「(ディズニーとFOX両社の経営統合に伴い)国内で展開する放送事業の方針を検討した結果」だとしている[7][8]。2020年3月31日にDlifeの放送を終了[9]。それに伴い、総務省から割り当てられている16スロットも同省に返上した[10]。空いた帯域は2021年度までに予定されているBS3社の新規参入並びにBSディズニーが運営しているディズニー・チャンネルHDTV化に伴う、トランスポンダの移動用などに充てられる予定となっている[10][11]。なお、BSディズニーで放送するのがディズニー・チャンネルのみになるため、メインサービスも同チャンネルに変更となった。また、同社はDlife開局直後の2012年5月1日から日本民間放送連盟の会員となっているが、引き続き加盟を継続する[10][12]。TBS版の日本語吹き替えについては、2020年4月1日に、開局65周年を記念し、来年グループ設立70周年を控え、新CIを導入し、コーポレートロゴを一新され、26年3ヶ月間使われたローマン体ロゴが消滅した[注 8]。2020年6月11日に、ウォルト・ディズニー・ジャパンはNTTドコモとの独占的な協業を通じて、Disney+のサービスを開始した[13][14]。併存を巡る問題はディズニーデラックスを構成するアプリの一つである「ディズニーシアター」をDisney+へアップデートする形で行われることで決着したため、ディズニーデラックスの会員は同日の8時からそのままDisney+を利用できることになった[14][15][16]。なお、ディズニーデラックスとしてはDisney+以外の3アプリ[注 9]や優待サービスなどの提供を継続する[15][16][17]。ディズニーデラックス公式サイトは、Disney+へのサービス変更に伴い2020年6月11日より移転した。2020年8月1日に商号を株式会社ニッポンプランニングセンターから株式会社ポニーキャニオンプランニングに変更。これにより、本作における日本語吹き替えは、劇場公開版・TBS版・BVHE版初代・BVHE版2代目からポニー・バンダイ版に差し戻された。
  11. ^ a b c d 追加録音部分。

出典編集

  1. ^ 夏目康子「表現者をひきつけるアリス」『Switch』 No.5、Switch Publishing、2008年5月、 68-69頁。
  2. ^ 荻野学 「ウォルト・ディズニーとアリス」 『少女座』 No.5、1987年9月、52-53頁。
  3. ^ 読売新聞 1973年7月24日付
  4. ^ 子会社の組織再編についてバンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
  5. ^ バンダイナムコグループ中期計画(2018年4月~2021年3月) CHANGE for the NEXT 挑戦・成長・進化バンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
  6. ^ バンナムHD、子会社再編を実施 ナムコがバンダイナムコアミューズメントに社名変更 バンダイビジュアルとランティス合併 BANDAI SPIRITSを設立,Social Game Info,2018年2月9日
  7. ^ Dlife放送終了へ FOXスポーツ&エンタも”. 共同通信(2019年11月14日作成). 2019年11月19日閲覧。
  8. ^ BS2局、来年3月末で放送終了…今年ディズニー傘下に”. 読売新聞(2019年11月15日作成). 2019年11月19日閲覧。
  9. ^ Dlife、きょう放送終了...惜しむ声相次ぐ 「明日から何を見ればいいのか」 FOXスポーツも”. J-CASTニュース(2020年3月31日作成). 2020年4月26日閲覧。
  10. ^ a b c 民間放送 4月8日号”. 日本民間放送連盟(2020年4月8日作成). p. 3. 2020年4月26日閲覧。
  11. ^ BS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定証の交付”. 総務省情報流通行政局 衛星・地域放送課(2019年11月29日作成). 2020年4月26日閲覧。
  12. ^ J SPORTS、BSディズニー、mmbiの3社が5月に民放連入会、理事会が承認”. 日経クロステック(xTECH) (2012年4月19日). 2020年5月18日閲覧。
  13. ^ Disney+(ディズニープラス)NTTドコモと6月11日より国内での提供開始”. PR TIMES (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
  14. ^ a b (お知らせ)「ディズニープラス」ディズニーと協業で国内独占提供開始”. NTTドコモ (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
  15. ^ a b ディズニーデラックス会員の皆様へのお知らせ”. ディズニー公式 (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
  16. ^ a b ディズニーデラックスは終了するということですか?”. Disney THEATER(ディズニーシアター). 2020年5月30日閲覧。
  17. ^ ディズニーDX、スター・ウォーズDX、マーベルDXも引き続き使えますか?”. Disney THEATER(ディズニーシアター). 2020年5月30日閲覧。
  18. ^ ディズニー映画『ふしぎの国のアリス』ビデオソフトの吹き替え
  19. ^ テレビ版の台本を流用
  20. ^ テレビ版の録音制作も担当

関連項目編集

外部リンク編集