みのもんたの逆襲』(みのもんたのぎゃくしゅう)は、とんねるず8枚目のアルバム1991年7月10日発売。

みのもんたの逆襲
とんねるずスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
コミックソング
レーベル ポニーキャニオン
チャート最高順位
とんねるず アルバム 年表
ほのちゃんにはがはえた。
1990年
みのもんたの逆襲
1991年
無痛音楽教育 3才からのとんねるず
1992年
『みのもんたの逆襲』収録のシングル
  1. 情けねえ
    リリース: 1991年5月29日
テンプレートを表示

解説 編集

前作『ほのちゃんにはがはえた。』同様、ほとんどの曲を人気歌手の歌詞の傾向や曲調をパロディにしたもので構成。

アルバム・タイトルは、みのもんたフリーアナウンサーとして天下を取るという意味合いとなっている。同名のリード曲にはみの本人も参加、間奏では『午後は○○おもいッきりテレビ』の1コーナー「ちょっと聞いてヨ!おもいッきり生電話」風の話をする[1]。2番のBメロには、久米宏逸見政孝生島ヒロシ徳光和夫(いずれも姓のみ)が、みののライバルとして登場[2]。当時久米は『ニュースステーション』開始6年目、逸見は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』司会、生島は『ビッグモーニング』キャスターと『ミュージックステーション』の司会、徳光は『クイズダービー』の司会と『NNNニュースプラス1[3]のキャスターを務めていた時代であった。

ジャケット・ブックレット共にみのが全面的にフィーチャーされ、とんねるずの姿は一切使われていない(初回盤付属ブックレットにレコーディング中のとんねるずの写真のみ)。

収録曲 編集

全曲 作詞:秋元康 作曲・編曲:後藤次利(特記以外)

  1. みのもんたの逆襲
    • THE ALFEEアリスのパロディ。
    • みのもんたの素晴らしさを称えた曲で、彼を司会の陣取り合戦に挑む戦士として描いている。当時木梨憲武は『とんねるずのみなさんのおかげです』で「みのりもんた(またはみのりかわノリ男)」に扮し、頻繁にみののものまねをしていた。
    • アウトロ終了後は、みのもんたによる、とんねるずの解説を収録。
  2. I LOVE YOUは突然に
  3. 8月のコニーアイランド
  4. 愛のフィリピーナ
  5. You can do it
  6. Midnight Train
  7. AFTER TEN YEARS
  8. 夢をあきらめないわ
  9. CONTROL NETWORK
  10. 情けねえ(みなさんのおかげですヴァージョン)
    • 長渕剛のパロディ。
    • ヒットした先行シングルで、シリアス風なメッセージソング。このアルバム・バージョンでは、2番の歌詞が『とんねるずのみなさんのおかげです』について歌った替え歌となっている。
    • アウトロ終了後は、みのもんたによる、本作の解説を収録。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 当時『とんねるずのみなさんのおかげです』においても、同コーナーのパロディ「ちょっと聞いてヨ!おもいッきりノリ電話」を放送していた。
  2. ^ 生島と徳光の間にはもう1人分入るスペースがあったが、埋まらなかった。
  3. ^ 本作発売後の1991年9月まで出演。また徳光はみのと同じ立教大学卒で直系の先輩にあたる。