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やるドラ』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたアドベンチャーゲームのシリーズ。企画・原作・アニメーション制作はProduction I.G

やるドラ
ジャンル アドベンチャー
開発元 Production I.G
Sugar & Rockets
ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
主な製作者 東郷光宏
1作目 ダブルキャスト
(1998年6月25日)
最新作 BLOOD THE LAST VAMPIRE
(2006年1月26日)
公式サイト やるドラ ポータブル
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「みるドラマから、やるドラマへ。」がキャッチコピー。

概要編集

『やるドラ』シリーズはフルボイス、フルアニメーションで展開されるアドベンチャーゲームである。物語の要所要所で表示される選択肢を選ぶことでストーリーが分岐する。

繰り返しプレイすることで選択肢が増え、新たなエンディングを観ることができるようになる。エンディングは20種類以上あるが、その多くはバッドエンドである。また、グッドエンドやノーマルエンドにも複数の種類が存在する。初プレイから2回連続でバッドエンドを出すと、グッドエンドへ導くためのヒントマークが選択肢に表示される。

エンディング後にセーブしたデータを使用して、ゲーム開始からエンディングまでを選択肢が表示されないリプレイ(つまり普通のアニメーション)として観ることも可能である。

シリーズ編集

PlayStation編集

PlayStationで発売された初期4作は「一人暮らしの大学生である主人公が、記憶喪失のヒロインと出会うストーリー」で統一され、各作品が四季に対応している。また『ダブルキャスト』を除き、その季節の花がシナリオの重要な要素となっている。これは、当初『フォーシーズンズメモリー』という1本のソフトとして開発されていたものを、内容量が増え過ぎたので4本に分割したためである[1][2]

最初の2作品には主人公の声は収録されておらず、メッセージウィンドウに主人公の台詞が表示されるだけだったが、『サンパギータ』以降は主人公の声が追加された(オプションで設定すれば消すことも可能)。

それぞれの作品には他3作品の宣伝ムービーが収録されているほか、ゲーム中の一部シナリオでも他3作品のキャラクターの姿などがゲスト的に登場する場合がある。

PlayStation 2編集

『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、アニメ映画版、ゲーム版、小説版でそれぞれ違う物語が進行するメディアミックス企画の一環として発売された。

PlayStation Portable編集

2005年7月28日PlayStation Portableから初期4作の移植版が同時発売された[3]。当初は5月26日に発売予定だったが、想定外の不具合が見つかったため7月28日に延期された[4][5]。PSで発売したときはCD-ROM2枚組だったが、PSP版はUMD1枚にまとめられた。PSP版の特徴として、「設定画が追加されたCGギャラリー」「シリーズ3作品の体験版の搭載」「クリアしたエンディングをいつでも振り返られるリプレイ機能の追加」「読みやすい高解像度フォントの採用」などが挙げられる。

2006年1月26日に『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の上下巻を一本にまとめた移植版が発売された[6]

2009年9月24日に「PSPオンライン」にてPSP版『ダブルキャスト』『季節を抱きしめて』『雪割りの花』の3作品のダウンロード配信が開始された。

なお、PSP版には「やるドラ ポータブル」のシリーズ名が新たに付けられた。

テレビ番組編集

1998年10月〜12月にかけてフジテレビの深夜枠にて、『サンパギータ』『雪割りの花』を元とした10分間の生放送番組『ラ・ドルヤ』が放送された。

物語の途中で選択肢を2つ提示し、放送終了後電話投票を受付け、多かった方の選択肢の物語が進行する。選択肢はどちらかがバッドエンドで、これが出た場合は巻き戻ってもう一方の選択肢で話が進められる。また、やるドラにはない『ラ・ドルヤ』独自の映像が流されることもあった。

進行役はミキ(野仲美貴)とインナミ(印南優貴)。たまに「賢者」とされるゲストが参加し、視聴者と同様に選択肢を選ぶこともあった。

月〜木曜日は本編のアニメが放送され、金曜日は選択されなかった物語などがダイジェストで紹介された。深夜放送にもかかわらず、6000〜10000もの投票が集まっていた。

  • 放送時間・放送期間
    • 毎週月〜木曜日:25時10分〜20分、金曜日:25時25分〜35分(プロ野球日本シリーズなどの編成により変更あり)
    • 1998年10月12日11月20日(「サンパギータ」編)
    • 1998年11月23日12月18日(「雪割りの花」編)
    • 1998年12月25日(お宝ザクサク1時間スペシャル):スタジオに、ファンである一般視聴者を招いてのスペシャル番組。

ラジオ番組編集

ラジオ番組『ラジオジュテーム』の中で、PlayStationで発売された4作品を元にしたラジオドラマが放送された[7][8]

放送された作品は、後に『きくドラ』(ドラマCD)として発売された。

関連商品編集

  • やるドラ公式設定BOX:設定資料集。1999年4月30日にマンガパックより発売。PlayStationで発売された初期4作の原画やキャラクター設定、美術設定などが掲載されている。

脚注編集

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  1. ^ 『サーヴィランス 監視者』 開発者ロングインタビュー(2)”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2002年4月11日). 2019年7月26日閲覧。
  2. ^ 予約特典の『本線用台本』表紙に仮題が掲載されている。
  3. ^ 志賀康紀 (2005年7月14日). “SCEJ、“みるドラマ”から“やるドラマ”へ、“やるドラ”シリーズPSPで復活。発売日も決定。”. GAME Watch. インプレス. 2019年7月24日閲覧。
  4. ^ 「やるドラポータブル」4タイトル発売日変更”. ITmedia Games. アイティメディア (2005年5月13日). 2019年7月27日閲覧。
  5. ^ PSP用アドベンチャー『やるドラポータブル』4タイトルの発売日が7月28日に決定”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2005年6月23日). 2019年7月22日閲覧。
  6. ^ 豊臣和孝 (2006年1月24日). “SCEJ、PS2上下巻をワンパッケージに収録。PSP「やるドラ ポータブル BLOOD THE LAST VAMPIRE」を26日に発売。”. GAME Watch. インプレス. 2019年7月24日閲覧。
  7. ^ 「サンパギータ」ザ・ドラマCD”. アニプレックス. 2019年7月18日閲覧。
  8. ^ 「雪割りの花」ザ・ドラマCD”. アニプレックス. 2019年7月18日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集