よゐこ

日本のお笑いコンビ

よゐこ(よいこ)は、松竹芸能に所属する有野晋哉濱口優からなる日本お笑いコンビ。2人とも大阪府大阪市此花区出身、大阪市立汎愛高等学校卒業。1990年にコンビ結成。2019年より、コンビのYouTubeチャンネル「よゐこチャンネル」を作成・配信した[2]

よゐこ
YOWYIKO
メンバー 有野晋哉
濱口優
結成年 1990年
事務所 松竹芸能
活動時期 1991年 -
出会い 学習塾(中学校時代)
旧コンビ名 有野&濱口
なめくぢ
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント
漫才
ネタ作成者 両者
現在の代表番組 レギュラー番組
よゐこらぼ
アッパレやってまーす!
スペシャル番組
よゐこの無人島0円生活
過去の代表番組 ウッチャンナンチャンのウリナリ!!
おはスタ
森田一義アワー 笑っていいとも!
めちゃ2イケてるッ!
よるこ
同期 ナインティナイン
宮川大輔
星田英利
矢野・兵動
日村勇紀バナナマン
天野ひろゆきキャイ~ン
飯尾和樹ずん
ほか
公式サイト よゐこ - 松竹芸能
受賞歴
1992年 第13回ABCお笑い新人グランプリ 審査員特別賞
1992年 第27回上方漫才大賞 新人奨励賞
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よゐこ
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル コメディ
登録者数 40.9万人
総再生回数 81百万回
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年10月11日時点。
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メンバー編集

来歴・人物編集

学生時代
同じ中学校に通学していた有野と濱口は、中学3年の頃において通っていた塾が同じであったため仲良くなる。有野の方が成績は良かったものの、濱口と同じ高校に通いたかったため有野が受験する高校のランクを下げた。濱口はその高校を定員割れでの入学を狙っていたことで、有野が自分と同じ高校を受験すると聞いて怒った。しかし2人は同じ高校へ進学。高校では同じクラスになることはなかったが、授業中に書いた手紙を休み時間にて渡し合ったり一緒にトイレに行くなどしていたとのこと。
コンビ結成
元々濱口はお調子者でクラスの人気者ではあったが、芸人は特別な存在だと捉え進路として考えたことはなかった。その後に高校を中退していたかつてのクラスメイトが吉本興業の養成所であるNSCへ入学したのを知り、濱口は「そんな身近にいた人が芸人になれるのなら、自分もなれるのではないか」と思い立ち、就職の決まっていた有野を誘おうと考えた。ちなみにその同級生とは白川悟実(現・テンダラー)であった[注 1]
1990年、既に東急ホテルのコックへの就職が決まっていた有野を濱口が「芸能界に入れば酒井法子と結婚できる」と誘い、コンビ結成。「吉本はライバルの若手芸人が多い、松竹なら簡単に売れる」という理由で、吉本ではなく松竹の養成所を選んだ。同世代で吉本を選んだナインティナインは、この理由について「あいつらは賢い」と評している。
初舞台当時のコンビ名は『有野&濱口』。直後にコンビ名を『なめくぢ』へ改めるが、それでは売れないと事務所や北野誠から改名を促され、たまたまその場に置いてあった幼児向け雑誌の『よいこ』を見た竹井輝彦が「これでええやん」とアドバイスしたため取られた。しかし当の2人は改名に乗り気でなかったため、ささやかな反抗として「」の字を用いて現在のものとなった。なお、形容詞の語尾の「い」を「ゐ」と表記するのは現代仮名遣いとしても歴史的仮名遣としても誤りである。この字については「よこ」や「よこ」と間違えられることが多々あり、実際に『よるこ』という冠番組を持った経験もある。
東京進出
コンビ結成後、『怒涛のくるくるシアター』『すとらびん式』などに出演するが旧来の演芸番組では受け入れられず、早いうちに東京進出を果たす。テレビ番組『とぶくすり』などで知られるようになり、その後、1990年代中盤から『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』『めちゃ2イケてるッ!』『笑っていいとも!』などで露出が増えるようになった。また、渡辺満里奈のラジオ番組にゲスト出演したのを機に「満里奈がファンらしいから使ってみるか」という話になり、全国ネット進出の足がかりを掴んだ。実はこの出演は、ある日大阪に来ていたスチャダラパーがよゐこの存在を知り、生で見たいため友人である満里奈を動かしたことが明かされている。
1992年1月、第13回ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞。授賞式では緊張していた様子を観客に「斜に構えて生意気」と受け取られ大ブーイングを浴びてしまった。また、この日の『ナイトinナイト』へ受賞者全員がゲスト出演した際に番組終わりの最後の一言で濱口が先輩も多くいた中、「劇場に出ているような芸人にはなりたくない」と発言して場を凍りつかせた。
上記のエピソードのように若手時代は(特に濱口が)先輩から礼儀や態度について注意されることが頻繁にあり、笑福亭鶴瓶ミスハワイなどからも厳しい叱責を受けた。また挨拶や礼儀作法ができないのをキャラクターとして売りにしていた時期もあり、ウッチャンナンチャンの正月特番において東京の寄席に若手芸人が挑戦するという企画では、先輩であるおぼん・こぼんに対して横柄な態度を繰り返したり教えて貰った寄席のルールをすぐに破るなどをノリとして演じていた。
2000年以降の活躍
それぞれが単独でテレビ出演する機会も多くなっている。2001年ころまでは共に目立った活躍は見せなかったが、2001年から出演するようになった濱口が『いきなり!黄金伝説。』の「1ヶ月1万円節約生活」などに出演するようになってから、濱口の収入が多いのを有野がネタにしていた。しかし2003年から始まった『ゲームセンターCX』のDVDがヒットした、有野の方が収入が多いのを逆に濱口がネタにしている。
コンビ揃って嫌煙家下戸。酒に関しては濱口は酒がほとんど飲めず、若手時代に『とぶくすり』で濱口がビールを飲み泥酔する場面が放送された。最近では『いきなり!黄金伝説。』の無人島生活で濱口が飲酒をするが、少ししか飲めずすぐに酔っ払っている。有野はビールが全くダメだが、焼酎はそれなりに飲めるという。
同世代の芸人がほぼネタを演じなくなる中、年1回夏冬にそれぞれ単独ライブ(よゐこライブ)を開催している。このうち夏のライブは「よゐこのこども祭り」と題し、4歳から12歳までの子供を対象にして大人と子供(4歳から12歳)での参加が必須条件となっており、大人同士や子供同士でのチケット購入はできない。また、4歳以下の子供も入場できない。小学館の学年誌『小学一年生』から『小学六年生』では、先行予約も行っている。舞台では濱口が主役、松竹の後輩が脇役で有野が悪役という役割がほとんど。
濱口は2015年頃から、YouTubeにて有野課長の「ゲームセンターCX」の分家である最新ゲームをプレイする「ゲームセンターDX」に出演。2020年以降はよゐこで「マイクラでサバイバル生活」など任天堂のネット番組に出演。2人ともかなりのゲーム好きが窺える。
2019年には2人で47歳の遊び場として、新たにYouTubeにて「よゐこチャンネル」を開設。毎週生配信や動画投稿を行っている。

芸風編集

シュールコントの元祖
漫才ではなくコントを主体としている。デビュー当時は濱口のみでネタを作っていたがいつしか共同で作り始め、後にそれぞれ別々に作成するスタイルとなりそれは現在まで続いている。その内容は不条理や意味不明と形容され、シュールと称されることが多い。初期段階よりシュールなコントが売りとしてお笑いニューウェーブなどではシュールコントの元祖として紹介されていた。
ボケ・ツッコミの観念が無い
一般にコントにおいてはボケとツッコミという構成が定式であるが、よゐこの場合だと名義上はツッコミ担当である濱口が極度の“天然ボケ”であるため、結果的に「よゐこには、ボケ・ツッコミの観念が無い」との認識がなされており、それが彼ら独自の芸風になっている。よゐこ自身は早いうちから「有野がボケ、濱口はそれに対する戸惑いでツッコミではない」としている。しかしテレビなどでのやりとりから「濱口がボケで有野がツッコミ」と認識している者も多い。これは後述する有野が進行役を担当することも関連している(お笑いコンビが司会をする場合は大抵ツッコミが司会進行を担う)。因みにシュールさを倍増させる台詞の「棒読み」は敢えてしていたという徹底ぶり。しかし最近ではベタなパターンに変わってきており、コントでもネタに応じて主にボケを担当する方という決まりが無くなっている。
進行役は有野
テレビやイベントなどではコンビのボケ役でない方が進行役を務めるという、定石どおりの役割分担をしていたが南原清隆(ウッチャンナンチャン)から「よゐこは有野が仕切をした方が良い」とのアドバイスを受け、また濱口の「天然ボケ」が広く認知されたり近眼でカンペなどを濱口が読めないことなどから[注 2]、有野が仕切るようになった。
その他
テレビへ徐々に映り始めた頃には不仲を売りにし、すぐ「コンビを解消してやる」とお互いに言い合っていたが、現在は『いきなり!黄金伝説。』などでも見られるようにむしろ絆の深さを表に出している。
2000年頃には、「よーいこ(よーいドンのポーズで)」「すべってごめんね」「はいはいはいはいすべりましたよ」のギャグを使っていたこともある。このギャグは『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で目立った活躍がなかったよゐこに南原が伝授したもの。
かつてテレビでは「気配を消す達人」と言われていた彼らだが、ラジオでは古田新太がメインパーソナリティを務める『MBSヤングタウン』水曜日に出演して以降、現在までほぼ途切れることなくMBSラジオのラジオ番組へ出演し続けている(一時期はそれぞれ単独で出演)。
ウッチャンナンチャン・さまぁ〜ずネプチューン出川哲朗キャイ〜ンTIMらと共にウンナンファミリーと呼ばれている。また、『アメトーーク!』の「出川ファミリー」にも出演している。

アニメ・ゲーム編集

2人ともアニメゲーム好きとして知られており、それに関わるテレビ・ラジオ番組へ数多く出演している。

  • 最新アニメの人気ランキング番組などでも難無くついていき、更には解説できることから需要が高い。特に『ガンダムシリーズ』のファンであることは加藤浩次極楽とんぼ)や土田晃之などと並んで有名。特に有野は結婚するまでは多数のフィギュアを集めていた程である。他にも、『新世紀エヴァンゲリオン』『ドラゴンボールシリーズ』『キン肉マン』(特に濱口が好む)『賭博黙示録カイジシリーズ』など原作マンガを含めて幅広い知識を持っている。
  • コントのネタのテーマを、全てアニメ絡みにした単独ライブを開いたこともある。翌年には全てゲーム絡みのコントだけの単独ライブを開催した。
  • よゐことくばん』ではリサイクルショップを巡って欲しい商品を自腹で買う企画を行っているが、大抵購入するのはアニメのDVD BOXか漫画である。なお、濱口は古着やディズニーグッズを買うこともある。
  • アニメに詳しいのは勿論、原作のマンガ本を持っていることも多い。
  • クマのプー太郎』や『クレヨンしんちゃん』などアニメに声優として出演している。両作の共演者である矢島晶子についてのエピソードを話すことも多い。
  • 1999年12月25日には、コナミからよゐこがプロデュースしたゲームボーイ用ソフト『おわらいよゐこのげえむ道〜オヤジ探して3丁目〜』が発売。セールスについては「びっくりするほど売れなかった」とのこと(当時は世間からゲーム好きとは認知されていなかった)。有野がシナリオやキャラクター原画を担当しており、ストーリーは主人公「山田マサル」が失踪した父親を探すというもので、ミニゲームを熟しながら進めていくコンピュータRPG風の内容。
  • その後、バンダイナムコゲームズ(現:バンダイナムコエンターテイメント)からニンテンドーDS用ソフトとしてリリースされた『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』シリーズ(第1作は2007年11月15日発売)、『とったど〜 よゐこの無人島生活。』(2008年4月3日発売)と彼ら自身をメインキャラクターに据えたゲームが続けて売り出され、これらはかなり好調な売上を記録した。
  • モバゲーにおいても「よゐこの射的パズル」などのゲームプロデュースしている。
  • 『ゲームセンターCX』の活躍からゲーム好きとして認識されている有野は、仕事でレトロゲームをプレイしている反動から実生活においては最新ゲームをプレイしており、仕事の空き時間には携帯ゲーム機をプレイしているという。また濱口も在宅時には、アダルトDVDとCSのアダルトチャンネルを見ている時以外は後輩と有野にプレゼントしてもらったXbox 360で、オンラインゲームをやり続けているほど現役のゲームマニアである。実際に東京ゲームショウへお忍びで参加したり(結局バレた)、『メレンゲの気持ち』で木下隆行TKO)の私生活を紹介した際にオンラインゲーム越し(この時プレイしていたのはロストプラネット)で間接的に出演していた。

その一方でスポーツには2人とも関心が無い。濱口が仁志敏久に似ているのをネタにすることはあるものの、そもそも仁志がどのような選手なのか知らない程。有野も『ゲームセンターCX』で挑戦したスポーツゲームで、ADの指示に対して的外れともとれる解釈をしたりゲームで関連するスポーツに関するクイズを苦手としている。勿論スポーツに関連するアニメやゲームにも詳しくない。

2010年には、CSフジテレビONEで放送されている番組『よゐこの企画案』の中で円谷プロ協力の下、古代怪獣「ガンモナイドン」が製作され翌年のワンダーフェスティバルにて数量限定で販売された。その後、ニンテンドーDSソフト『怪獣バスターズPOWERED』の作中にも登場した。

出演編集

よゐことしての出演番組を記載。個別での出演番組は有野晋哉濱口優を参照。

現在の出演番組編集

テレビ編集

ラジオ編集

Web番組編集

過去の出演番組編集

バラエティ編集

音楽番組編集

  • 第49回NHK紅白歌合戦(1998年12月31日、NHK)- ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ スペシャルバンド(紅組)で出演。歌唱中は応援団(バックメンバー)として、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツと共演。本番では「クボジュン命」と書かれた扇子が開かず手こずっていた南原に代わり、有野が手動で扇子を開いた。

テレビドラマ編集

  • SMART MONSTERS(テレビ朝日)※よゐこ初の主演ドラマ。

テレビアニメ編集

ラジオ編集

Web番組編集

  • よゐこのマイクラでサバイバル生活(2017年6月7日 - 8月31日・10月11日 - 12月28日、YouTube・Nintendo公式チャンネル)
    • よゐこのマイクラでサバイバル生活(2017年6月7日 - 8月31日、全12回)
    • よゐこのマイクラでサバイバル生活 シーズン2 〜まだ見ぬ大地を求めて〜(2017年10月11日 - 12月28日、全13回)
    • よゐこの○○で○○生活(2019年4月 - 、YouTube・Nintendo公式チャンネル)

映画編集

ゲーム編集

CM編集

連載編集

  • よゐこの名作文學(2005年4月 - 2006年3月、小学六年生小学館
  • よゐこのギョーカイ王(キング)(2005年5月 - 9月、小学三年生、小学館)
  • よゐこのよい子の作り方っ!!(2005年11月 - 2006年3月、小学三年生、小学館)
  • よゐこのクイズアドベンチャー(2006年4月 - 、小学一年生、小学館) - 漫画:嵩瀬ひろし
  • よゐことよいこのせいぎのみかた!(2006年4月 - 、小学三年生、小学館)
  • それゐけ!アリ☆ハマ!!(2006年4月 - 、小学六年生、小学館)- 原作:よゐこ、漫画:いかりん

書籍編集

脚注編集

字幕の色は、濱口:黄色、有野:水色。

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 白川はよゐことは1学年上であったが、2年の時に留年したことで同級生となっていた。テンダラーとして活動する以前からも、よゐこの高校時代のエピソードで「ダブリの白川くん」として登場していた[要出典]
  2. ^ 濱口はプライベートでは眼鏡をかけているが、キャラクターにないことからテレビ出演時には着用していない。テレビ収録時はコンタクトレンズを付けていないので、濱口が文章を読み上げなくてはいけないときなどに、目を細めているシーンが度々放送されている。濱口の眼鏡を着用している姿は、ラジオ収録時や移動中などのシーンを、取材や番組のオフショットを取り上げる記事などで見られる。なお、有野は視力が良く、『ゲームセンターCX』で視力は1.5と公言したどころか、ゲームを長時間やっても視力は下がらないと公言しているくらいである。ただし老眼が入ってきたため2013年からは番組でゲームの戻し作業などする際に老眼鏡をかけている[要出典]

出典編集

外部リンク編集